
200サイズ以上の配送はどうする?送れる方法・料金の考え方・選び方を解説
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こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
「荷物が大きくて宅配便では送れないかもしれない」「200サイズを超えたら、どの配送方法を選べばいいのかわからない」。
こうした悩みは、家具・家電・什器・資材・長尺物などを送る場面でよく起こります。
実際、一般的な宅配便には上限があります。たとえばヤマト運輸の宅急便は、縦・横・高さの合計が200cm以内、かつ重さ30kg以内までです。つまり、200サイズを超える荷物は、通常の宅急便では送れません。
一方で、200サイズを超えた荷物でも配送手段がなくなるわけではありません。サイズや重量、荷姿、届け先、急ぎかどうかによって、ラージサイズ宅配便、家財配送、法人向け輸送、チャーター便など、適した方法は変わります。
この記事では、200サイズ以上の荷物を送るときに知っておきたい基礎知識から、配送方法の選び方、依頼時の注意点までをわかりやすく整理して解説します。
200サイズ以上の配送とは?まず確認したい基準
まず押さえておきたいのが、「200サイズ」の考え方です。
配送でいうサイズは、多くの場合、荷物の縦・横・高さの3辺合計で決まります。
たとえば、縦70cm・横60cm・高さ75cmの荷物なら、合計は205cmです。この場合、一般的には「200サイズ超」の荷物として扱われます。
ヤマト運輸の宅急便は200cm以内・30kg以内が上限で、さらにFAQでは1辺の長さに関する条件も案内されています。そのため、3辺合計だけでなく、重量や形状もあわせて確認することが大切です。
ここで重要なのは、200サイズを超えた時点で「宅配便中心の発想」から切り替えたほうがよい、ということです。
無理に宅配便の規格に合わせようとするより、荷物に合った配送方法を選ぶほうが、結果としてスムーズで確実です。
荷物を安く送る方法を整理した記事もあわせて確認してみてください。
200サイズ以上の荷物を送る主な方法
200サイズ以上の荷物を送る方法は、大きく分けるといくつかあります。
どれが向いているかは、荷物の種類と配送条件によって変わります。
ラージサイズ宅配便を使う
200サイズを少し超える程度の大型荷物で、段ボール梱包ができるものなら、ラージサイズ対応の宅配便が候補になります。
佐川急便の飛脚ラージサイズ宅配便は、3辺合計260cm以内、50kgまでに対応しています。個人・法人ともに利用できるため、「200サイズを超えたが、まだ宅配便に近い感覚で送りたい」というケースでは有力な選択肢です。
ただし、サイズが入っても、重量や荷姿によっては扱いに注意が必要です。大型でも比較的定型的な荷物に向いている方法と考えるとわかりやすいでしょう。
家具・家電などは家財配送を検討する
大きい荷物の中でも、家具・家電のように自分でしっかり梱包しにくいものは、一般的な大型宅配より家財配送のほうが現実的です。
ヤマト運輸のFAQでも、宅急便の上限を超える荷物については、アートセッティングデリバリーやJITBOXチャーター便など別サービスの利用が案内されています。つまり、「大きい荷物は全部宅配便の延長で送れる」と考えないほうが安全です。
ベッド、棚、冷蔵庫、洗濯機などは、サイズだけでなく搬出入や梱包のしやすさも重要です。配送方法を選ぶ際は、運賃だけでなく、作業の手間も含めて判断する必要があります。
法人間ならボックス輸送・パレット輸送も候補
法人の荷物で、什器、資材、ケース物、複数個口の荷物などを送りたい場合は、法人向け輸送のほうが適していることがあります。
JITBOXチャーター便は法人発から法人着のみのサービスで、ボックス単位で輸送でき、最大積載重量は500kgまでです。
内寸は高さ170cm、幅104cm、奥行104cmで、宅配便に収まらない荷物や、まとまった物量の輸送に向いています。
また、JITパレットチャーター便も法人発・法人着のみで、パレット単位の輸送に対応しています。
荷物がすでにパレット積みされている場合や、フォークリフトでの荷役が前提になる現場では、こうした方法のほうが運用しやすいケースがあります。
急ぎならチャーター便が現実的なことも多い
200サイズ以上の配送で、特に判断を誤りやすいのが「急ぎ」の案件です。
たとえば、「今日中に届けたい」「現場搬入の時間が決まっている」「宅配便の締切に間に合わない」「サイズが大きいうえに荷姿も特殊」といったケースでは、宅配便のサイズ条件に合わせて悩むより、最初からチャーター便を検討したほうが早いことがあります。
大きい荷物は、サイズ制限をクリアしていても、納品時間や現場条件でつまずくことがあります。特に、建材、部材、イベント什器、販促物、機材などは、配送そのものよりも「指定条件どおりに届くか」が重要です。
そのため、200サイズ以上かつ時間制約がある場合は、車両手配型の配送が候補に入ってきます。
200サイズ以上の配送で料金が変わるポイント
200サイズ以上の配送では、「大きいから高い」という単純な話ではありません。
実際には、次の条件で費用感が変わります。
サイズ
当然ながら、3辺合計が大きくなるほど、使える配送方法は限られていきます。
一般的な宅急便は200cm以内まで、飛脚ラージサイズ宅配便は260cm以内までが基準です。上限に近いほど、選択肢は絞られやすくなります。
重量
200サイズ以上の荷物では、サイズより先に重量で引っかかることもあります。
ヤマト運輸の宅急便は30kg以内、飛脚ラージサイズ宅配便は50kgまでです。
見た目はそこまで大きくなくても、中身が重い資材や部品は注意が必要です。
荷姿
同じ200サイズ超でも、きれいに梱包された箱物と、長尺物・精密機器・割れ物では、扱いやすさがまったく違います。
荷姿が特殊なほど、宅配便より別手段のほうが合いやすくなります。
届け先
個人宅なのか、法人なのか、現場搬入なのかによって、選ぶべき方法は変わります。
たとえばJITBOXチャーター便は法人発・法人着のみなので、個人向け配送には使えません。
緊急性
急ぎの配送ほど、単純な送料比較では決めにくくなります。
安さだけでなく、指定時間に間に合うか、現場条件に対応できるかまで含めて判断する必要があります。
200サイズ以上の配送方法はどう選ぶべきか
迷ったときは、「何を送るか」「誰に送るか」「いつまでに届けたいか」の3点で整理すると判断しやすくなります。
家具・家電のように梱包や搬出入も含めて考えるべき荷物なら、家財配送が向いています。
比較的大きい箱物で、サイズが260cm以内・50kg以内に収まるなら、ラージサイズ宅配便を検討しやすいでしょう。
法人向けの納品で、複数荷物やまとまった物量があるなら、ボックス輸送やパレット輸送のほうが合う場合があります。
そして、納品時間が厳しい、現場条件が特殊、今すぐ届けたいといったケースでは、最初からチャーター便を視野に入れるほうが、結果的に手配が早くなることも少なくありません。
ポイントは、「200サイズを超えた荷物をどこが一番安く送れるか」だけで考えないことです。
実際には、安さだけで選ぶと、受付不可、再梱包、持ち戻り、納品遅延といった別のコストが発生しやすくなります。
大きい荷物ほど、配送方法そのものの相性が重要です。
200サイズ以上の配送で失敗しないための注意点
最後に、依頼前に確認しておきたいポイントを整理します。
まず、3辺合計だけでなく重量も必ず測ること。
見た目では入ると思っても、重量上限を超えて受付できないケースがあります。
次に、1辺の長さや荷物の形状も確認すること。
大型荷物は、単純なサイズ合計だけでなく、長尺、変形、積み重ね不可といった条件で扱いが変わることがあります。ヤマト運輸のFAQでも1辺の長さに関する注意事項が示されています。
さらに、個人向けか法人向けかを最初に切り分けることも大切です。
法人間輸送のサービスは、便利でも個人では利用できない場合があります。
そして、急ぎの案件ほど、サイズだけで判断しないこと。
大きい荷物を至急届ける場合は、配送会社の規格を見比べるより、荷物条件と納品条件をまとめて相談したほうが早いケースが多くあります。
大型荷物を急いで届けたいなら、ピックゴーの緊急配送をご活用ください

200サイズ以上の荷物は、一般的な宅配便だけで判断しようとすると、選択肢が急に狭く感じられます。
特に、「今日中に届けたい」「時間指定が厳しい」「現場への搬入条件がある」といった案件では、サイズ上限だけでなく、実際に間に合うかどうかが重要です。
ピックゴーの緊急配送では、全国24時間365日対応、最短30分での集荷に対応しています。
トラックが4,950円から、軽貨物車両+航空便が10,900円から案内されており、トラックでは重さ350kg、幅130cm・高さ120cm・奥行180cmまでの荷物に対応しています。
大きくて急ぎの荷物をどう動かすか迷ったときは、まず条件を整理して相談いただくのが確実です。
ピックゴーは、緊急時でも配送条件に合わせて動ける体制づくりを支援しています。
宅配便では判断しづらい大型荷物こそ、早めの相談がスムーズな配送につながります。
継続的に大型荷物が発生するなら、ピックゴーの定期配送もおすすめです
200サイズ以上の荷物が単発ではなく、店舗向け納品、拠点間輸送、資材配送、ルート配送などで継続的に発生するなら、毎回その都度配送方法を探す運用は非効率になりやすいものです。
ピックゴーの定期配送では、軽貨物から2t・4t・10tトラックまで対応し、週1日から曜日・時間指定に合わせた配送を組むことができます。全国47都道府県で対応しており、配送頻度や条件に応じて、スポット利用よりもお得な料金提案が可能と案内しています。
大きい荷物の配送は、1回ごとの運賃だけでなく、安定して回る体制を作れるかどうかが重要です。
ピックゴーでは、継続運用を前提とした配送設計もご相談いただけます。大型荷物の出荷が定常的に発生しているなら、定期配送の活用もぜひご検討ください。
