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運送会社の荷主探し完全ガイド|新規案件を増やす方法を解説

目次[非表示]

  1. 1.新規案件を増やすために、荷主探しが重要な理由
  2. 2.運送会社の荷主探しでまず押さえたい考え方
    1. 2.1.自社の強みを明確にする
    2. 2.2.直荷だけにこだわりすぎない
    3. 2.3.取れる案件ではなく、続けられる案件を増やす
  3. 3.運送会社が新規案件を増やす主な方法
    1. 3.1.既存取引先から紹介をもらう
    2. 3.2.荷主企業へ直接営業する
    3. 3.3.元請け会社や同業ネットワークから案件を広げる
    4. 3.4.自社ホームページや問い合わせ導線を整える
    5. 3.5.配送プラットフォームを活用する
  4. 4.荷主探しで成果が出やすい運送会社の特徴
  5. 5.荷主探しで注意したいポイント
    1. 5.1.運賃だけで判断しない
    2. 5.2.支払い条件を必ず確認する
    3. 5.3.無理な案件を取らない
  6. 6.荷主探しを継続案件につなげるコツ
  7. 7.案件獲得の選択肢を広げるなら、ピックゴーもご活用ください
  8. 8.まとめ
 

こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。

一般貨物の運送会社にとって、安定して売上をつくるうえで欠かせないのが、新規案件を増やし続けることです。

 
ただ、荷主探しといっても、やみくもに営業件数を増やせばよいわけではありません。自社の車格や対応エリア、得意な運行条件に合わない案件ばかり増えても、利益は残りにくく、現場の負荷だけが高まることもあります。

 

だからこそ重要なのは、単に仕事を増やすことではなく、自社に合う案件を見つけ、継続的な取引につなげていくことです。

 
この記事では、一般貨物の運送会社が新規荷主や新規案件を増やすための考え方、主な方法、注意点までをわかりやすく整理して解説します。

  
 

新規案件を増やすために、荷主探しが重要な理由

運送会社の経営は、保有車両やドライバーをどれだけ安定して稼働させられるかで大きく変わります。
特定の荷主への依存度が高い状態では、その荷主の出荷量減少や契約見直しが、そのまま売上減少につながりやすくなります。

 

また、一般貨物の運送会社では、繁忙期と閑散期の波、急なキャンセル、復路の空車などが起こりやすく、案件の入口が少ないほど、条件の悪い依頼でも受けざるを得なくなる場面が出てきます。
 

新規案件を増やすための荷主探しは、こうした不安定さを減らし、自社に合った案件の選択肢を増やすための取り組みです。

特に大切なのは、「新しい仕事を取ること」そのものより、案件を選べる状態をつくることです。
 

選択肢が増えると、車両条件、運行時間、エリア、付帯作業の有無などを踏まえて、無理のない案件を選びやすくなります。

  

運送会社の荷主探しでまず押さえたい考え方

荷主探しというと、飛び込み営業や電話営業を思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろんそれも一つの方法ですが、それだけで新規案件を増やせるとは限りません。

成果につなげるには、次の3つを押さえることが重要です。

 

自社の強みを明確にする

荷主から見たときに、「この会社は何が得意なのか」がわからないと、問い合わせや依頼にはつながりにくくなります。

 
たとえば、2t平で建材配送に強い、4tウイングで関東圏の定期便に強い、急ぎのスポット対応に強い、夜間納品に慣れている、といった形で具体化すると伝わりやすくなります。

 

「何でもできます」よりも、「この条件なら任せやすい」がある会社のほうが、荷主に選ばれやすくなります。

 

直荷だけにこだわりすぎない

もちろん、直荷は魅力があります。
ただ、最初から直荷だけを狙うと、営業の手間が大きく、受注まで時間がかかることも少なくありません。

 

そのため、元請け会社の協力会社案件、スポット案件、配送プラットフォーム経由の案件なども含めて接点を増やし、その中から継続取引につながる荷主を育てていく考え方が現実的です。

 

取れる案件ではなく、続けられる案件を増やす

見た目の単価が高くても、待機時間が長い、荷役負担が重い、拘束時間が長い、支払いが遅いといった案件は、結果的に利益が残りにくいことがあります。

 

新規案件を増やすときほど、目先の受注だけに寄りすぎないことが大切です。
荷主探しでは、「受けられるか」だけでなく、「続けられるか」「利益が残るか」まで見て判断する必要があります。

運送会社が新規案件を増やす主な方法

 

既存取引先から紹介をもらう

もっとも現実的で、受注につながりやすい方法の一つです。

 
すでに取引のある荷主や元請け会社からの紹介は、最初から一定の信頼を得た状態で話が進みやすく、価格だけで比較されにくい傾向があります。

 

日頃から、納品品質、報連相、トラブル時の対応を丁寧に行っている会社ほど、「別拠点の案件も相談したい」「別部署を紹介したい」といった話につながりやすくなります。

 
新規営業に力を入れる前に、まず既存取引先との関係を見直すことは十分に価値があります。

 

荷主企業へ直接営業する

直荷を増やしたい場合は、やはり直接営業は有効です。
ただし、やみくもに業種を広げるより、自社が得意な業界やエリアに絞ったほうが成果は出やすくなります。

 

たとえば、建材、食品、機械部品、イベント資材、店舗向け納品など、自社の運行実績と相性のよい分野に絞ってアプローチすると、提案内容に説得力が出ます。

 
また、「対応車格」「対応エリア」「緊急時の動きやすさ」「定期便化の可否」までセットで伝えると、荷主側も判断しやすくなります。

 

元請け会社や同業ネットワークから案件を広げる

一般貨物の運送会社にとって、最初から自力で新規荷主を大量に取るのは簡単ではありません。
そのため、元請け会社の協力会社募集や、同業ネットワークから案件の入口を増やす方法は現実的です。

 

この方法のよいところは、まずは実運行で評価されやすい点です。
営業資料が強くなくても、運行品質、時間厳守、報告の丁寧さなどで信頼を得られれば、単発から継続案件につながることがあります。

 

自社ホームページや問い合わせ導線を整える

今は荷主側も、運送会社をWebで調べています。
会社概要だけのホームページでは、どんな案件に対応できる会社なのかが伝わりません。

 

最低限、以下の内容は整理しておきたいところです。

  • 対応エリア
  • 対応車格
  • 得意な荷物や案件
  • スポット・定期の可否
  • 緊急対応の可否
  • 問い合わせ方法

 

見た目を派手にする必要はありません。
それよりも、「この会社は何を任せられるのか」が明確に伝わることのほうが重要です。

 

配送プラットフォームを活用する

荷主との新しい接点を増やしたいなら、配送プラットフォームの活用も有力です。
直接営業のように訪問やアポ取りの手間をかけずに、条件に合う案件へ接点を持ちやすいのが特長です。

 

特に一般貨物の運送会社では、空車が出た日や復路を埋めたい場面で、こうした仕組みがあると動きやすくなります。

 
新規荷主といきなり大きな契約を結ぶのは難しくても、まずはスポット案件で実績をつくり、その後の継続取引につなげる流れは十分に現実的です。

 
 

荷主探しで成果が出やすい運送会社の特徴

荷主探しで成果が出る会社には、いくつか共通点があります。

 

まず、自社の強みがはっきりしています。
「何でも運びます」ではなく、「この車格、このエリア、この条件に強い」と言える会社は、荷主から見ても相談しやすくなります。

 

次に、対応が早いことです。
問い合わせや依頼への返答が早い会社は、それだけで安心感があります。運送の相談は急ぎで動くことも多いため、返信の速さは想像以上に評価されます。

 

さらに、初回案件でも対応品質が安定しています。
到着連絡、遅延時の報告、納品完了報告、現場での振る舞いなど、基本的な部分を丁寧に積み重ねる会社ほど、「また頼みたい」と思ってもらいやすくなります。

 

荷主探しは、派手な営業テクニックよりも、選ばれた後の当たり前をきちんとやることが結局いちばん効きます。

 

荷主探しで注意したいポイント

 

運賃だけで判断しない

表面の運賃がよく見えても、待機、附帯作業、荷役負担、再配達、拘束時間の長さまで含めると、思ったほど利益が残らないことがあります。

 

だからこそ、案件を見るときは、単価だけでなく、運行条件全体で判断することが重要です。

 

支払い条件を必ず確認する

新規荷主との取引では、支払いサイトや請求条件の確認が欠かせません。
案件が取れても、入金が遅いと資金繰りに影響するためです。

 

とくに新規開拓を急いでいるときほど、この確認を後回しにしがちですが、継続できる取引かどうかを見るうえで重要なポイントです。

 

無理な案件を取らない

荷主を増やしたいときほど、条件が合わない案件でも受けたくなります。
しかし、無理な案件は現場を疲弊させ、既存荷主への対応品質まで落としかねません。

 

荷主探しでは、「何を増やすか」と同じくらい、「何を受けないか」を決めることが大切です。
自社の車両、ドライバー、運行体制に合わない案件は、長続きしません。

 
 

荷主探しを継続案件につなげるコツ

荷主探しの本当の目的は、単発案件を1本取ることではなく、継続して相談される状態をつくることです。

 

そのためには、初回対応が重要です。
納品をきちんと終えるのはもちろん、報告が丁寧で、現場での対応が安定していると、荷主側は次の依頼を出しやすくなります。

 

また、単発対応のあとに、こちらから提案する姿勢も大切です。
たとえば、「同じエリアの配送であれば継続対応できます」「曜日固定の便でも相談可能です」と伝えるだけで、スポット案件が定期案件に発展することがあります。

 

荷主は、ただ車を探しているのではなく、安心して任せられる運送会社を探しています。
この視点を持つだけでも、荷主探しの精度は変わってきます。

 

案件獲得の選択肢を広げるなら、ピックゴーもご活用ください

  

 

 
  
  

一般貨物の運送会社が荷主探しを進めるうえで、紹介や直接営業はもちろん重要です。
一方でそれだけでは新しい接点づくりに時間がかかることもあります。

 

そこで私たちピックゴーも、協力会社として案件獲得の幅を広げたい運送会社にご活用いただいています。
ピックゴーでは、荷主企業からの案件に接点を持ちやすく、スポット案件から継続的な取引につながる可能性もあります。

 

「新しい荷主との接点を増やしたい」
「空車が出た日に、条件に合う案件を探したい」
「営業だけに頼らず、案件獲得の手段を増やしたい」

 

そのような運送会社にとって、ピックゴーは有力な選択肢のひとつです。
日々の案件獲得の幅を広げながら、自社に合う仕事を増やしていきたい場合は、ぜひ活用をご検討ください。

 
 

まとめ

運送会社の荷主探しで大切なのは、単に案件数を増やすことではなく、自社に合う仕事を見つけ、継続案件につなげていくことです。

 

そのためには、既存取引先からの紹介、直接営業、協力会社経由の案件獲得、自社サイト整備、配送プラットフォーム活用など、複数の手段を持つことが重要です。

 
そして、案件を見るときは、運賃だけでなく、拘束時間、荷待ち、附帯作業、支払い条件まで含めて判断する必要があります。

 

新しい荷主との接点を増やし、案件獲得の幅を広げたい一般貨物の運送会社は、営業活動に加えて、ピックゴーのような仕組みも活用しながら、自社に合う仕事を積み上げていくことが大切です。

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