
トラックマッチングサービスとは?運送会社が案件を増やすために知っておきたい仕組みと選び方
目次[非表示]
- 1.トラックマッチングサービスとは
- 2.運送会社がトラックマッチングサービスを使うメリット
- 2.1.空車や帰り便を減らしやすい
- 2.2.新しい荷主との接点をつくりやすい
- 2.3.繁閑差に対応しやすい
- 3.トラックマッチングサービスを使うときの注意点
- 3.1.売上ではなく利益で判断する
- 3.2.条件確認が曖昧な案件は避ける
- 3.3.単発案件だけで終わらせない
- 4.運送会社が失敗しないサービスの選び方
- 4.1.自社の車格や得意領域に合うか
- 4.2.続けやすい仕組みか
- 4.3.中間コストの構造が見えやすいか
- 5.トラックマッチングサービスが向いている運送会社
- 6.協力会社として案件の幅を広げたいなら、ピックゴーをご活用ください
- 7.まとめ
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
空車を減らしたい。帰り便をもっと有効に使いたい。既存荷主以外の案件も増やしたい。
一般貨物の運送会社にとって、こうした課題は売上や利益に直結します。そこで選択肢のひとつになるのが、トラックマッチングサービスです。
いまは、電話や紹介だけで案件を広げるのではなく、オンライン上で条件に合う仕事を探し、効率よく受託につなげる動きが広がっています。国土交通省も、求貨求車システムなどを活用した復荷の確保や、配車・運行計画の最適化を、実車率向上につながる取り組みの例として示しています。
ただし、登録すればそれだけで利益が増えるわけではありません。
大切なのは、自社に合うサービスを見極め、利益が残る案件を積み上げていくことです。
この記事では、トラックマッチングサービスの基本、運送会社にとってのメリット、注意点、選び方をわかりやすく整理したうえで、最後に協力会社として案件機会を広げたい運送会社に向けて、ピックゴーの特長もご紹介します。
トラックマッチングサービスとは
トラックマッチングサービスとは、荷物を運びたい荷主と、車両を持つ運送会社をつなぐ仕組みです。
従来のように電話やFAX、人づての紹介だけに頼るのではなく、案件情報や条件をオンラインで確認しながら、自社に合う仕事を探しやすくする役割があります。
一般的には「求荷求車サービス」と近い意味で使われることもありますが、最近は単に荷物と車両を結びつけるだけではありません。案件の確認、配車のしやすさ、継続取引の入口づくりまで含めて活用されるケースが増えています。
つまり、空車を埋めるための仕組みというより、運送会社が売上機会を広げるための営業・配車支援の仕組みとして捉えたほうが、実態に近いといえます。
運送会社がトラックマッチングサービスを使うメリット
空車や帰り便を減らしやすい
もっとも大きなメリットは、空車回送を減らしやすいことです。
片道で終わる運行が多い会社ほど、復路案件を確保できるかどうかで収益性は変わります。
国土交通省も、求貨求車システムなどを活用した復荷の確保によって、実車率の向上を図ることを取り組み例として挙げています。空車対策は個社の工夫にとどまらず、物流効率化の観点でも重要性が高まっているテーマです。
新しい荷主との接点をつくりやすい
既存顧客だけに依存していると、荷量が落ちたときに売上もそのまま落ちやすくなります。
その点、トラックマッチングサービスは、自社営業だけでは接点を持ちにくかった荷主や案件に出会う入口になりえます。
とくに、配車は忙しい一方で新規営業まで手が回らない会社にとっては、案件の入口を増やせること自体が大きな価値です。
繁閑差に対応しやすい
曜日、月末月初、季節要因によって波動が大きい運送会社では、足りない日と余る日がはっきり分かれます。
トラックマッチングサービスを活用すれば、余力のある日に案件を取りにいくという動きがしやすくなります。
固定荷主だけでは埋めきれない稼働の隙間を埋めやすい点は、現場目線でも見逃せないメリットです。
トラックマッチングサービスを使うときの注意点
売上ではなく利益で判断する
案件数が多く見えても、利益が残らなければ意味がありません。
運賃だけでなく、待機時間、附帯作業の有無、高速利用の前提、拘束時間まで含めて判断する必要があります。
見かけの売上だけで判断すると、「走っているのに残らない」という状態になりやすいため注意が必要です。
条件確認が曖昧な案件は避ける
積地、卸地、時間指定、荷姿、必要車格、必要資格などが曖昧なまま受けると、現場トラブルにつながります。
案件数を増やすことより、条件が明確で、自社が無理なく対応できる仕事を積み上げることが先です。
単発案件だけで終わらせない
スポット案件は空車対策として有効ですが、それだけでは売上基盤は安定しません。
単発で終わるのか、継続案件につながる可能性があるのか。この視点で案件を見るだけでも、使い方は大きく変わります。
運送会社が失敗しないサービスの選び方
自社の車格や得意領域に合うか
2t、4t、10t、ウイング、平、箱、冷凍冷蔵など、自社の主力車両に合う案件があるかは最優先で確認したいポイントです。
案件数の多さだけでなく、自社に合う案件が継続的に見込めるかどうかを見ることが大切です。
続けやすい仕組みか
最初は案件が取れても、画面が使いづらい、案件条件が見えにくい、問い合わせしづらいとなると、配車担当者の負担が増えて定着しません。
日常業務の中で無理なく使えるかどうかも、実際には非常に重要です。
中間コストの構造が見えやすいか
どこでコストがかかり、どこに利益が残るのかは、運送会社にとって見逃せないポイントです。
多重下請けの途中に入る形なのか、荷主との距離が近いのかで、収益感は変わります。ここが不透明なまま始めると、思ったほど利益が残らないこともあります。
トラックの求荷求車とは?一般貨物の運送会社が押さえたい仕組み・選び方・注意点を整理した記事もあわせて確認してみてください。
トラックマッチングサービスが向いている運送会社
トラックマッチングサービスは、空車や帰り便を減らしたい運送会社に向いています。
また、特定荷主への依存度を下げたい会社、営業専任が少ない会社、スポットから継続案件へ広げたい会社にも相性があります。
逆に、どんな案件でも取りにいく前提で使うと、利益率や運用品質が崩れやすくなります。
大切なのは、「売上を増やしたいのか」「稼働率を上げたいのか」「新規荷主との接点を増やしたいのか」を先に整理することです。目的がはっきりしているほど、使い方もぶれにくくなります。
トラックの帰り便を増やす方法を整理した記事もあわせて確認してみてください。
協力会社として案件の幅を広げたいなら、ピックゴーをご活用ください
協力会社として新しい案件を増やしたい運送会社にとって、大切なのは単に案件数の多さだけではありません。
自社の車両条件や空車状況に合う案件に出会いやすいこと、単発で終わらず継続的な取引につながること、そして現場で無理なく使い続けられることが重要です。
ピックゴーは、荷主企業と協力会社を直接つなぐ配送プラットフォームとして、案件に接点を持ちやすい環境を整えています。
不要な中間コストを抑えながら、よりスムーズに案件へつながる仕組みを構築しているのが特長です。
全国13万件以上の荷主企業が登録していること、初期費用・月額費用が不要であること、申請後は最短当日から案件運行が可能です。
私たちは、単発案件をご紹介して終わりではなく、協力会社の皆さまが継続的に案件機会を広げていけることを重視しています。
「空車を減らしたい」「帰り便をもっと有効に使いたい」「既存荷主以外の案件にも広げたい」とお考えなら、ピックゴーを活用いただくことで、新しい取引先との接点づくりにつなげていただけます。
まとめ
トラックマッチングサービスは、運送会社にとって空車削減や帰り便確保、新規荷主との接点づくりに役立つ手段です。
一方で、重要なのは登録すること自体ではなく、自社に合う形で使いこなすことです。
利益が残る案件か。
条件が明確か。
継続につながる可能性があるか。
この3点を押さえるだけでも、使い方の精度は大きく変わります。
そして、協力会社として新しい案件機会を広げたいなら、ピックゴーのように荷主との接点を持ちやすい配送プラットフォームを活用することも有効です。
自社の稼働率と売上の両方を見直したい運送会社は、こうした仕組みを前向きに取り入れていくことが、これからの選ばれる運送会社づくりにつながります。
