
長距離配送を依頼するなら?料金・納期と配送業者の選び方を解説
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
遠方の取引先へ部品を届けたい、拠点間で商品を移動したいなど、長距離配送が必要になる場面はさまざまです。
長距離配送には、複数の荷物をまとめて運ぶ路線便・混載便のほか、車両を貸し切るチャーター便、航空機と車両を組み合わせる空陸一貫輸送などがあります。料金だけで決めるのではなく、荷物の量や希望納期、積み替えの可否まで考えて選ぶことが大切です。
この記事では、長距離配送の主な依頼先や料金・納期の決まり方、依頼前に準備したい情報を解説します。
目次[非表示]
- 1.長距離配送はどこに依頼できる?
- 1.1.料金を抑えやすい路線便・混載便
- 1.2.急ぎの荷物に適したチャーター便
- 1.3.遠方へ早く届ける航空便・空陸一貫輸送
- 2.長距離配送の料金と納期は何で決まる?
- 3.長距離配送の依頼先を選ぶポイント
- 4.長距離配送を依頼する前に準備する情報
- 4.1.荷物のサイズ・重量・個数
- 4.2.集荷先・納品先と希望日時
- 4.3.温度管理・荷役・搬入などの条件
- 5.急ぎの長距離配送を依頼するならピックゴー
- 5.1.全国の配送パートナーから条件に合う人を選べる
- 5.2.軽貨物から大型トラック・空陸一貫輸送まで検討できる
- 5.3.24時間365日Webから配送を依頼できる
- 5.4.【配送事例】空陸一貫輸送で長距離配送の時間と費用を抑えたケース
- 6.ピックゴーで長距離配送を依頼する流れ
- 7.まとめ|長距離配送の依頼は条件に合う配送方法とピックゴーを活用しよう
長距離配送はどこに依頼できる?
長距離配送は、物流会社や運送会社、配送マッチングプラットフォームなどへ依頼できます。
配送方法によって料金や到着までの時間、荷物の取り扱い方が異なるため、まずは優先したい条件を整理しましょう。
料金を抑えやすい路線便・混載便
路線便・混載便は、複数の荷主の荷物を同じ車両に積み合わせて運ぶ方法です。1台を貸し切らないため、荷物が少ない場合は料金を抑えやすくなります。
国土交通省が定義する「特別積合せ貨物運送」では、営業所などで荷物を仕分けし、ほかの荷物と積み合わせて事業場間を定期的に輸送します。そのため、集荷から納品までに積み替えや仕分けが入り、チャーター便より日数がかかることがあります。納期に余裕があり、一般的な段ボール貨物などを送りたい場合に向いています。
急ぎの荷物に適したチャーター便
チャーター便は、荷主の荷物を運ぶために車両を貸し切る配送方法です。集荷先から納品先まで直接運びやすく、途中の積み替えを避けたい荷物や、納品時間が決まっている荷物に適しています。
当日中に届けたい部品、販売機会に影響する欠品商品、取り扱いに注意が必要な精密機器など、速さや個別対応を優先したい場面で有力な選択肢です。ただし、車両1台分の運行費用がかかるため、少量の荷物では混載便より料金が高くなる傾向があります。
遠方へ早く届ける航空便・空陸一貫輸送
陸送だけでは当日中の到着が難しい距離でも、航空便を利用することで納期を短縮できる場合があります。空陸一貫輸送は、集荷先から出発空港、到着空港から納品先までを車両でつなぎ、長距離区間を航空機で運ぶ方法です。
航空輸送は速達性に優れる一方、利用できる空港や便の時刻、荷物の大きさ、重量、品目などに制限があります。悪天候や欠航の影響も受けるため、希望時間に間に合うかは集荷から納品までの全行程で確認しましょう。
長距離配送の料金と納期は何で決まる?
長距離配送の見積もりは、単純な走行距離だけでは決まりません。車両の大きさや拘束時間、荷役の有無なども金額に影響するため、複数社を比較するときは見積もりに含まれる範囲をそろえることが重要です。
配送距離・車種・荷物量による違い
一般に、配送距離が長く、使用する車両が大きくなるほど料金は上がります。荷物の量が少なければ軽貨物車、パレットや大型什器を運ぶ場合は2t・4t・10tトラックなど、荷物に合う車種を選ぶことがポイントです。
荷物量だけでなく、一つひとつの寸法や重量も確認しましょう。荷室に収まっても最大積載量を超える場合や、積み重ねられないために大きな車両が必要になる場合があります。
高速道路・待機・荷役などの追加費用
長距離のチャーター配送では、高速道路料金やフェリー料金などの実費が加わることがあります。また、集荷先や納品先で待機が発生した場合の待機時間料、ドライバーによる積み込み・取り卸し、フォークリフトなどを使う作業にも別料金が設定されることがあります。
国土交通省の「標準的な運賃」でも、運送の対価である運賃とは別に、待機時間料、積込料・取卸料、附帯業務料、有料道路利用料などを収受する考え方が示されています。見積もりを確認するときは、総額だけでなく追加費用の条件にも目を通しましょう。
当日配送・時間指定による料金と納期の違い
当日配送や細かな時間指定では、すぐに稼働できる車両の確保が必要です。依頼する地域や時間帯、曜日、空車状況によっては料金が変動します。
「当日中」と「○時必着」では、必要な手配が異なります。到着期限が厳密に決まっている場合は、希望時間だけでなく、遅くとも何時までに必要なのかを伝えてください。交通状況を踏まえ、無理のない集荷時刻を設定することも大切です。
長距離配送の依頼先を選ぶポイント
料金の安さだけで依頼先を決めると、必要な車両が手配できない、希望時間に間に合わないといった問題が起こることがあります。対応範囲と運行中のサポートまで含めて比較しましょう。
希望する地域と車種に対応しているか
集荷地域と納品地域の両方が対応エリアに含まれているかを確認します。離島や山間部、深夜・早朝の集荷では、通常とは異なる条件が設けられることもあります。
あわせて、軽貨物車や各サイズのトラック、冷蔵・冷凍車、パワーゲート車など、荷物に必要な車両や装備を手配できるかも確認しましょう。
急ぎの配送や時間指定に対応できるか
緊急配送では、受付時間だけでなく、実際に車両が集荷先へ到着できる時間が重要です。
夜間や休日にも手配できるか、当日中の長距離配送に対応できるかを確認してください。
航空便を利用する場合は、空港までの移動時間や搭載手続き、到着後の陸送時間まで含めた到着見込みを確認します。
配送状況の確認方法とサポート体制は十分か
長距離になるほど、交通渋滞や悪天候による遅れが発生する可能性も高まります。配送車両の位置や進行状況を確認できるか、遅延時に連絡を受けられるかを確認しておくと安心です。
納品先への連絡が必要になった場合や、積み込み後に条件変更が発生した場合に備え、運行中の問い合わせ窓口もチェックしましょう。
長距離配送を依頼する前に準備する情報
正確な見積もりとスムーズな配車には、荷物と配送条件の具体的な情報が欠かせません。急ぎの依頼ほど、次の内容を事前にまとめておきましょう。
荷物のサイズ・重量・個数
梱包後の縦・横・高さ、重量、個数を確認します。パレットを使用する場合は、パレットを含む寸法と総重量も必要です。
荷物を積み重ねられるか、横倒しにできるか、割れ物や精密機器に該当するかも伝えましょう。荷姿の写真があると、車種や必要な装備を判断しやすくなります。
集荷先・納品先と希望日時
集荷先と納品先の郵便番号、住所、建物名、担当者の連絡先を用意します。希望日時は「荷物を引き渡せる時間」と「納品期限」を分けて伝えるのがポイントです。
大型車の進入制限、駐車場所、搬入口、受付方法など、現地で必要になる情報も共有しておくと待機や遅延を防ぎやすくなります。
温度管理・荷役・搬入などの条件
冷蔵・冷凍などの温度帯、手積み・手降ろしの有無、フォークリフトやパワーゲートの必要性を整理します。階段作業、養生、館内搬入、納品時の検品などを希望する場合も、依頼時に伝えてください。
条件を整理できたら、ピックゴーの無料アカウントを登録して、実際の配送内容に沿った見積もりを確認できます。
急ぎの長距離配送を依頼するならピックゴー
遠方へ急いで届けたいとき、複数の運送会社へ順番に空車確認をするのは大きな負担です。
私たちピックゴーでは、全国の配送ネットワークを活用し、長距離を含む緊急配送の手配をサポートしています。
全国の配送パートナーから条件に合う人を選べる
依頼を登録すると、対応可能な配送パートナーからエントリーが届きます。集荷先への到着見込みやコメント、評価などを確認し、荷物や現場条件に合う配送パートナーを荷主自身で選べます。
単に空いている車両へ割り当てるのではなく、重量物への対応経験や必要な装備などを見比べられることも、ミスマッチを防ぐうえで役立ちます。
軽貨物から大型トラック・空陸一貫輸送まで検討できる
ピックゴーでは、軽貨物車に加え、2t・4t・10tトラックなどを配送条件に応じて検討できます。常温だけでなく、冷蔵・冷凍車の相談も可能です。
さらに、軽貨物配送と航空便を組み合わせる空陸一貫輸送にも対応しています。陸送だけでは間に合いにくい遠方への配送でも、最短当日中の納品を目指せます。
参考:ピックゴー「緊急配送」
24時間365日Webから配送を依頼できる
ピックゴーへの配送依頼は、Webから24時間365日進められます。
依頼内容の入力から発注、運行状況の確認までオンラインで管理できるため、早朝や夜間に急な配送が発生した場合にも利用しやすい仕組みです。
配送中のトラブルや確認事項に備え、24時間365日の有人サポート体制も用意しています。
【配送事例】空陸一貫輸送で長距離配送の時間と費用を抑えたケース
ピックゴーでは、集荷先から出発空港、空港間、到着空港から納品先までをつなぐ「空陸一貫輸送」にも対応しています。
今回ご紹介するのは、東京都内で荷物を集荷し、羽田空港から庄内空港を経由して、山形県新庄市の納品先へ届けた事例です。
荷物は合計18kg・2個口で、集荷先から羽田空港までを軽貨物、羽田空港から庄内空港までを航空便、庄内空港から納品先までを再び軽貨物で輸送しました。
配送にかかった金額は、次のとおりです。
- 集荷先から羽田空港まで:18,960円
- 羽田空港から庄内空港まで:6,460円
- 庄内空港から納品先まで:13,250円
- 合計:38,670円
集荷先を出発したのは午前0時1分、納品が完了したのは午前10時49分です。約10時間48分で、東京から山形県新庄市までの長距離配送を完了しました。
全区間を軽貨物で陸送した場合の距離は、ルート検索上で約416kmです。
公開されている軽貨物の距離制運賃をもとに同距離の基本運賃を試算すると、税込約4万8,000円〜6万5,000円となります。
今回の空陸一貫輸送は3万8,670円だったため、公開料金表との比較では約9,000円〜2万7,000円、割合にして約19〜41%の費用を抑えられた計算です。
なお、陸送には高速道路料金や深夜早朝割増、待機料金などが加算される場合があります。
そのため、実際の陸送費用はこの試算より高くなる可能性があります。空路を組み合わせることで、納期を短縮しながら費用も抑えられたケースといえるでしょう。
※陸送費用は、約416kmを各社の公開料金表に当てはめた参考試算です。実際の料金は、集荷時間、利用経路、高速道路料金、待機時間などによって異なります。
参考:赤帽首都圏軽自動車運送協同組合「運賃・料金」、株式会社HOPE「料金案内」、株式会社キューブ「貸切便」
ピックゴーで長距離配送を依頼する流れ
ピックゴーでは、アカウント登録後、配送条件の入力から配送パートナーの選定までWeb上で進められます。急な配送に備え、荷物が発生する前に登録を済ませておくのもおすすめです。
無料で荷主アカウントを登録する
まずは法人名や担当者情報などを入力し、荷主アカウントを作成します。登録料は無料で、登録後は配送条件に応じた見積もりを確認できます。
配送条件を入力して料金と到着目安を確認する
集荷先・納品先、希望日時、荷物の内容、必要な車種や作業条件を入力します。入力した条件をもとに料金や所要時間の目安を確認してから、依頼を進められます。
追加作業や特殊な搬入条件がある場合は、できるだけ詳しく記載してください。
条件に合う配送パートナーを選んで依頼する
エントリーした配送パートナーの到着見込み、評価、コメントなどを比較し、条件に合う人を選びます。決定後は運行状況や配送ステータスをWeb上で確認でき、配送完了まで一元管理できます。
まとめ|長距離配送の依頼は条件に合う配送方法とピックゴーを活用しよう
長距離配送では、料金を抑えたいなら路線便・混載便、納期や取り扱いを優先するならチャーター便、遠方へ早く届けたいなら航空便・空陸一貫輸送が候補になります。
適切な方法を選ぶには、荷物の寸法・重量・個数だけでなく、納品期限、温度帯、荷役や搬入条件まで整理することが大切です。
急な長距離配送や、従来の取引先で車両を確保できないときは、全国の配送ネットワークを持つピックゴーをご活用ください。無料アカウントを登録しておけば、必要なタイミングで料金と到着目安を確認し、配送手配を始められます。


