
軽貨物運送業で稼げるドライバーになるには?知っておきたい基礎知識
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
通販市場の拡大により需要が増加し続けているドライバー。一方で、長時間労働、低賃金に陥りやすい運送業界では、ドライバーの労働環境について問題視されています。
「ドライバーとして独立したいけど、うまく稼いでいけるか心配」「独立・開業したはいいけど、効率的な仕事ができていないのではないか?」といった不安を抱えるドライバーもいらっしゃることでしょう。
今回は、軽貨物自動車による運送業のドライバーが、稼いでいくために知っておきたい基礎知識についてご紹介しましょう。
目次[非表示]
- 1.軽貨物運送業のドライバーは稼げる?
- 1.1.軽貨物運送業とは?
- 1.2.軽貨物運送業が稼ぎやすいとされる理由
- 2.軽貨物運送業のドライバーとして稼ぐための注意点
- 2.1.引かれる手数料や経費を把握しておく
- 2.2.業務内容により、報酬額が異なる
- 3.軽貨物運送業で稼ぐなら配送プラットフォームがおすすめ
- 3.1.配送プラットフォームとは?
- 3.2.ピックゴーが稼ぎやすい理由
- 3.3.軽貨物運送業で上手に稼いでいくために
軽貨物運送業のドライバーは稼げる?
軽貨物運送業とは?
軽貨物運送業は、軽バンや軽トラックなどの軽貨物車を使って、荷物を運送する仕事です。正式名称は、「貨物軽自動車運送業」といいます。運ぶ荷物は、軽貨物車で運べるサイズ。一般企業から依頼された荷物を個人宅へ届けたり、一般企業から別の企業へ配送したりすることが仕事内容となります。
軽貨物運送業は以下のステップで開業できます。
- 必要書類を揃えて運輸支局に届け出る。
- 軽自動車検査協会で黒ナンバー(営業用のナンバープレート)を交付してもらう。
- 自動車任意保険に加入する。
初期費用が少なくて済むため、独立して個人で開業するにはスタートしやすい業種でしょう。
軽貨物運送業が稼ぎやすいとされる理由
- 努力が収入に反映されやすい
軽貨物運送業では、出来高制の場合、「配達した荷物の個数×単位」がそのまま売り上げとなります。つまり、サラリーマンのような決められた月収ではなく、努力した分が直接自分の利益として月収に反映されやすいです。経験を重ねることで、効率的に荷物を運ぶことができるようになるので、高収入も期待できます。
また、最低限の売り上げが保証されているという点もポイントです。というのは、軽貨物運送の業界では、日常的に人手不足な状態が続いていて、仕事が一定量あるからです。
- ほかの運送事業に比べて、初期費用が少ない
軽貨物運送業は、軽貨物車両1台から開業できます。車両を個人で所有していなくても、車両をリースして始めることもOK。また、軽貨物車は、普通自動車免許で運転が可能なので、ほかの免許を取得するための費用がかかりません。簡単にスタートできるということも、この仕事の魅力です。
- 法人化することもできる
経験を積み上げた結果、得意先となる荷主を多く獲得できれば、事業オーナーに転身することも可能です。この場合、業務委託を受けて運営するフリーランスのドライバーから会社を設立して稼働するような状況へと変わることになります。
また、軽貨物運送のドライバーとして培った貨物配送に関するノウハウを人に教えることでお金を稼ぐこともできますよ。
軽貨物運送業のドライバーとして稼ぐための注意点
引かれる手数料や経費を把握しておく
軽貨物運送業のドライバーとして実際に働いていくためには、注意しておきたいこともあります。その1つは、経費についてきちんと把握しておくことです。個人事業主として業務を行う以上、使用する軽貨物自動車にかかる経費は自己負担となります。車両代やガソリン代、駐車場代、保険料、タイヤ交換などの車両維持費のほか、車検費用や各種税金など、さまざまな経費が必要となることを意識しておかなければなりません。同時に、仕事に関連する諸経費は、確定申告の際に必要経費として申告することができます。節税対策にもなりますので、把握しておきましょう。
運送会社から仕事を紹介してもらう場合は、手数料や業務紹介料などが差し引かれることも考慮に入れておかなければなりません。手数料の割合は、契約した会社によって異なりますので、事前に確認することが重要です。
業務内容により、報酬額が異なる
軽貨物運送では、大きく「スポット便、チャーター便」「宅配代行」「定期便、ルート運送」の3つに分けることができます。それぞれで報酬額が異なることも注意しておきたい点です。ちなみに、一般的には「スポット便、チャーター便」「宅配代行」「定期便、ルート配送」の順に稼ぎやすいとされています。
- スポット便、チャーター便
荷主から素早く輸送したい荷物が発生したときに不定期で入る仕事のこと。緊急性の高い配達依頼が突然入ったりと、仕事が入るタイミングに波があります。一方で、中距離や長距離の配送となる依頼が多く、案件の単価が高いため、高額の報酬が見込まれます。
- 宅配代行
一般的に、大手の宅配業者の下請けとなって個人のお宅へ荷物を配送する仕事のこと。宅配の荷物1個に対する単価が決まっているため、配達個数の増減で収入が変化します。また、受取人が不在で再配達となった場合は、配達個数としてカウントされないことが多いため、訪問回数が多くても収入に結び付かない場合があります。
慣れるまでは1日に配送できる荷物が限られる宅配代行。未経験で始めた人は、勤務時間の割には実にならないこともあるかもしれません。また、担当する配達エリアによっても件数に差が出る可能性があります。
- 定期便、ルート配送
指定された場所に、毎日決まった時間に集荷したり配達したりする仕事のこと。基本的には毎日同じような作業を行うので、仕事が比較的簡単であることと安定した収入が得られやすいことから人気が高いです。ただし、報酬額は、スポット便やチャーター便と比べて低くなる場合が多いでしょう。
軽貨物運送業で稼ぐなら配送プラットフォームがおすすめ
配送プラットフォームとは?
軽貨物運送のドライバーとしてコンスタントに稼いでいくためにはどうしたらよいのでしょうか?賢く稼ぐ方法の1つに配送プラットフォームを利用するということが挙げられます。
配送プラットフォームとは、荷物を送りたい荷主と、荷物を届けたい軽貨物ドライバーを直接結び付けるサービスのことです。受注や発注をデジタル化することで、荷主が緊急の配送を依頼したいときに働けるドライバーをすぐに探すことができます。また、荷物配送後に空の状態で走っているドライバーがこのサービスによって効率よく仕事を得ることができます。
料金や配送状況がリアルタイムで視覚化されている「ピックゴー」がおすすめです。ピックゴーは、全国60,000台以上(2025年2月時点)の軽貨物(バイク・自転車含む)の配送パートナーが登録しているという確かな実績があります。
ピックゴーが稼ぎやすい理由
なぜピックゴーが稼ぎやすいのかその理由を紹介しましょう。
理由の1つ目は、依頼主が配送パートナーと直接つながることで報酬が適正化されているということ。業界で問題視されている運送会社による中抜きを排除できるので、適正料金で仕事を受けることができます。
理由の2つ目は、受取人からの評価制度が導入されているということ。実績を積むことで評価が上がれば、荷主からの指名を受けやすくなり、その分が収入として反映されていきます。
さらに、現在自分の車両を持っていない配送パートナーでも開業しやすいように、ピックゴーを運営するCBcloudでは「クロッキー」という車両売買サービスを運営しています。最短即日での納車も可能かつ常温車から冷凍車まで幅広く取り扱いがあります。お急ぎの方も自分にぴったりな車両をお探しの方もお気軽にお問い合わせください。
車両購入をご検討の方を対象に開業に必要な黒ナンバー取得に関するご相談受付も行っていいます。
このような魅力的な配送プラットフォーム「ピックゴー」を利用して、ぜひ賢く無理なく稼いではみませんか
軽貨物運送業で上手に稼いでいくために
手軽に始められて、努力した分が収入に反映されやすい軽貨物運送業のドライバー。しかし、しっかりと稼げるようになるためには、注意しなくてはいけないことがあることはおわかりいただけたと思います。また、配送マッチングサービスを利用するといった上手に稼げる工夫も大切です。軽貨物運送業のドライバーとしていかに効率よく収入に結び付けていくべきか、その働き方をじっくりと考えて、ぜひ希望の報酬額を手に入れられるようにしましょう。