
集荷依頼のやり方と料金・注意点|当日・緊急集荷をスムーズにするコツ
目次[非表示]
- 1.集荷依頼を使うと何がラクになるのか
- 2.集荷依頼の基礎知識
- 2.1.集荷依頼とは?
- 2.2.集荷依頼のメリット・デメリット
- 2.3.集荷依頼の主な方法
- 3.集荷できる荷物・できない荷物のポイント
- 3.1.集荷対象になる荷物の目安
- 3.2.集荷できない/制限のある荷物
- 3.3.集荷サービスを選ぶときの注意点
- 4.集荷依頼前の準備チェックリスト
- 4.1.荷物情報の整理
- 4.2.集荷可能な時間帯・締切時間の確認
- 4.3.梱包作業
- 4.4.ラベル・送り状の準備
- 4.5.集荷場所の確認
- 5.集荷料金と持ち込みとの違い
- 5.1.集荷料金の考え方
- 5.2.持ち込み割引・営業所持ち込みとの比較
- 5.3.追加料金が発生しやすいケース
- 6.法人の集荷活用術
- 6.1.法人集荷の代表的なシーン
- 6.2.定期集荷とスポット集荷の使い分け
- 6.3.社内オペレーションを整えるポイント
- 7.当日・緊急で集荷してほしいときの選択肢
- 8.集荷依頼でよくあるトラブルと対処法
- 8.1.集荷に来ない・遅れてしまう
- 8.2.荷物が集荷不可と言われた
- 8.3.キャンセルや変更をしたいとき
- 9.ピックゴーで集荷依頼をする流れ
- 9.1.アカウント登録
- 9.2.荷物情報と集荷条件の入力
- 9.3.ドライバーの比較・選択
- 9.4.集荷から配送完了までの流れ
- 10.集荷サービスの活用事例
- 10.1.小売・EC事業者の事例
- 10.2.BtoB(製造業・卸)の事例
- 10.3.ピックゴー活用のミニ事例(イメージ)
- 11.まとめ:集荷依頼を味方につけて配送を効率化しよう
- 12.集荷依頼に関するよくある質問(FAQ)
- 12.1.集荷の依頼は何日前までにすればいい?
- 12.2.当日集荷はいつまでなら間に合う?
- 12.3.集荷料金はかかる?持ち込みとどちらが安い?
- 12.4.集荷対象外の荷物はどうすればいい?
- 12.5.法人で毎日集荷してもらいたい場合は?
- 12.6.ピックゴーで個人でも集荷依頼できる?
「荷物を営業所まで持ち込むのが大変」「大量の荷物を一気に出したい」「急ぎで送らないと間に合わない」
そんなときに便利なのが、ドライバーが引き取りに来てくれる「集荷依頼」です。
ただ、
どうやって依頼すればいいのか
どんな荷物なら集荷できるのか
料金や締切時間はどう決まるのか
など、細かいルールが分かりづらい部分も多いですよね。
この記事では、集荷依頼の基本から、料金・注意点・緊急時の使い方、
さらに配送プラットフォーム「ピックゴー」を使った集荷の流れまで、まとめて解説します。
集荷依頼を使うと何がラクになるのか
集荷依頼を使うと、荷物を自分で持ち込む必要がなくなり、次のようなメリットがあります。
重い荷物や大量の荷物を運ぶ手間・人手が不要になる
営業所の営業時間を気にせず、指定した時間帯に引き取りに来てもらえる
法人の場合、出荷作業を社内で完結できるので業務効率が上がる
一方で、締切時間が決まっていたり、エリアによっては集荷に来られないケースがあったりと、
「使い方のコツ」を知っておくことも大切です。
集荷依頼の基礎知識

集荷依頼とは?
集荷依頼とは、配送業者やドライバーに「荷物を取りに来てください」と申し込むことです。
営業所やコンビニに自分で持ち込むのではなく、指定した住所まで取りに来てもらいます。
自宅・オフィス・倉庫・店舗など、荷物がある場所へ来てもらえる
そのまま配送~配達までを一連で任せられる
というのが、持ち込みと大きく違う点です。
集荷依頼のメリット・デメリット
メリット
重い・大きい・量が多い荷物でもラクに発送できる
まとめて出荷できるので、倉庫やバックヤードがすっきりする
法人は、社内の出荷フローに組み込みやすい
デメリット
集荷可能な時間帯や締切時間が決まっている
エリアによっては集荷非対応のことがある
集荷希望が集中する時間帯は、遅延や希望時間に来られない可能性もゼロではない
メリット・デメリットを理解したうえで、持ち込みと使い分けるのがおすすめです。
集荷依頼の主な方法
集荷依頼の方法は、大きく分けて次のようなパターンがあります。
電話で営業所・コールセンターに依頼する
各社のWebサイトの「集荷依頼フォーム」から申し込む
専用アプリやチャットツールから依頼する
配送プラットフォーム(ピックゴーなど)で、条件に合うドライバーをマッチングする
電話はシンプルで分かりやすく、Webやアプリは24時間いつでも申し込めるのが強みです。
ピックゴーのようなプラットフォームは、「時間」「料金」「ドライバーの評価」などを比べながら依頼できるのが特徴です。
集荷できる荷物・できない荷物のポイント

集荷対象になる荷物の目安
一般的に、次のような荷物は集荷の対象になりやすいです。
ダンボール箱・書類・カタログ・サンプル品
EC・通販の商品
小型家電・雑貨など、通常の宅配便で送れるもの
法人では、毎日の出荷や、定期的に発送するカタログ・試供品などを集荷で出すケースが多いです。
集荷できない/制限のある荷物
一方で、次のような荷物は集荷NG、または制限がかかることが多いです。
現金・有価証券・貴金属・再発行できない重要書類
火薬・ガソリンなどの危険物、腐食性の高い薬品
動物・生き物
常温では扱えない一部食品(サービスにより条件が異なる)
サイズ・重量が各社の上限を超える荷物
サービスごとにルールが違うので、「これは大丈夫かな?」と思ったら、
必ず事前に確認するようにしましょう。
集荷サービスを選ぶときの注意点
自分の荷物がそのサービスの「集荷対象」に入っているか
どのサイズ・重量まで集荷可能か
冷蔵・冷凍・危険物など、特別な条件が必要な荷物かどうか
この辺りを確認してから依頼すれば、当日「集荷できません」と言われるリスクを減らせます。
集荷依頼前の準備チェックリスト

集荷依頼をスムーズに進めるために、事前の準備がとても重要です。
荷物情報の整理
荷物のサイズ(縦・横・高さ)
重量
個数
中身の概要(壊れやすいか、液体かなど)
発送期限・到着してほしい日
このあたりをメモにまとめておくと、見積もりや依頼入力がスムーズです。
集荷可能な時間帯・締切時間の確認
多くのサービスは、
「◯時までの依頼で当日集荷」
「◯時以降の依頼は翌日以降の集荷」
といった締切時間が決まっています。
繁忙期は締切が前倒しになったり、そもそも当日集荷を受け付けていなかったりすることもあるので、
早めの確認が安心です。
梱包作業
集荷に来る前までに、梱包を終わらせておきましょう。
中身が動かないよう、緩衝材でしっかり固定する
ダンボールは劣化の少ないものを使う
ガムテープ・PPテープで底面や継ぎ目をしっかり封緘する
壊れやすいものや液体は、二重梱包を意識すると安心です。
ラベル・送り状の準備
オンラインで送り状を発行するサービスなら、事前に印刷して貼っておく
手書きの場合も、集荷までに記入を終えておき、ドライバーにすぐ渡せる状態にしておく
送り状が未記入だと、その場で慌てて書くことになり、集荷時間がタイトなときは負担になります。
集荷場所の確認
ドライバーが車を停められるスペースはあるか
ビルの場合、受付や搬入口・エレベーターの利用ルールはどうなっているか
集荷に来た人が迷わないよう、社名・部屋番号・インターホンの位置を整理しておく
「どこに行けばいいか分からない」という状態を避けることで、集荷をスムーズに進められます。
集荷料金と持ち込みとの違い
集荷料金の考え方
個人向けの宅配サービスでは、多くの場合、
「配送料金の中に集荷の手間も含まれている」ことが多いです。
法人契約や大口契約では、
集荷の有無
集荷回数(毎日/週◯回)
集荷時間帯
などで料金テーブルが変わるケースもあります。
契約時に「集荷料金が別途かかるのか」「どこまで含まれているのか」を確認しておきましょう。
持ち込み割引・営業所持ち込みとの比較
一部のサービスでは、
営業所に自分で持ち込む
コンビニから発送する
ことで、数十円〜数百円の「持ち込み割引」が適用されることがあります。
料金を最優先するなら:持ち込み
手間や人件費・時間を削減したいなら:集荷依頼
というように、状況に応じて選ぶのがおすすめです。
追加料金が発生しやすいケース
次のようなケースでは、追加料金が発生することがあります。
再配達・再集荷が必要になった
深夜・早朝・祝日など、通常外の時間帯に集荷してもらう
集荷場所で長時間待機が発生した
エレベーターが使えず階段での運搬が必要になった
「どこからが追加料金になるのか」は、事前に必ず確認しておきましょう。
法人の集荷活用術
法人集荷の代表的なシーン
法人で集荷を活用するシーンはたくさんあります。
EC・通販の出荷拠点からの毎日発送
展示会・イベント会場への物資輸送
取引先へのサンプル出荷、販促物の発送
店舗間・拠点間の在庫移動
いずれも「毎回持ち込むのは現実的ではない」ケースなので、集荷依頼と相性が良いです。
定期集荷とスポット集荷の使い分け
毎日・毎週など、決まったタイミングで出荷がある場合は「定期集荷契約」が向いています。
セールやキャンペーンなど、繁忙期の出荷量が一時的に増える場合は、
通常の集荷に加えて「スポット集荷」やマッチング型サービスを併用すると柔軟に対応できます。
社内オペレーションを整えるポイント
集荷締切時間を社内の「出荷締切」としてルール化する
梱包・ラベル貼付・集荷場所への移動を業務フローとして明文化する
繁忙期に応援が必要な工程(梱包・検品など)を把握しておく
集荷依頼を前提にオペレーションを組むことで、現場の属人化を防ぎやすくなります。
当日・緊急で集荷してほしいときの選択肢
一般的な宅配便で当日集荷を頼むときの注意点
多くの宅配サービスでは、
「当日◯時までの申し込みで当日集荷」
それ以降は翌日以降の集荷
といったルールが決まっています。
締切時間はエリアや営業所によって違う
繁忙期は当日集荷を受け付けていないこともある
といった点に注意しましょう。
緊急の集荷に強い配送サービスの特徴
緊急の集荷に強いサービスには、次のような特徴があります。
24時間365日対応、または夜間・早朝の依頼ができる
当日〜即日の集荷・配送に特化した料金体系がある
Webやアプリから即時依頼でき、手配状況がオンラインで追える
「今すぐ取りに来てほしい」「今日中に届けたい」といったニーズがある場合は、
こうしたサービスの利用も検討すると良いでしょう。
配送プラットフォーム「ピックゴー」で緊急集荷するメリット
ピックゴーのような配送プラットフォームを使うと、緊急の集荷にも対応しやすくなります。
Webから荷物情報・集荷場所・希望時間を入力すると、条件に合うドライバーをマッチングできる
料金や到着目安を事前に確認できる
ドライバーの評価・実績を見ながら選べる
急ぎの案件でも、「いくらくらいで、いつ頃来てくれるのか」があらかじめ分かるので、
社内調整やお客さまへの説明もしやすくなります。
集荷依頼でよくあるトラブルと対処法
集荷に来ない・遅れてしまう
時間帯指定は「◯〜◯時の間に伺う」という幅指定が多く、時間ちょうどではない
道路状況や前の集荷の遅れで、予定どおりに到着できないこともある
心配な場合は、営業所やサポート窓口に状況を確認しましょう。
大切な荷物や時間にシビアな案件では、余裕を持った時間帯で集荷を依頼しておくのが安心です。
荷物が集荷不可と言われた
危険物やサイズオーバーなど、ルール上扱えない荷物だった
梱包が不十分で、輸送に耐えられないと判断された
事前にNG品目やサイズ上限を確認し、不安な場合は問い合わせておきましょう。
梱包についても、「どの程度までやっておけば良いか」を聞いておくと安心です。
キャンセルや変更をしたいとき
多くのサービスで、集荷時間の前であればキャンセルや時間変更が可能です。
ただし、直前のキャンセルや、ドライバーがすでに出発している場合などは、
キャンセル料が発生することもあります。
ピックゴーなどのプラットフォームでも、ルールが決まっているので、
利用規約やヘルプページを一度確認しておくことをおすすめします。
ピックゴーで集荷依頼をする流れ

ここからは、ピックゴーを例に、集荷依頼のイメージを簡単にご紹介します。
アカウント登録
Webサイトからアカウント登録を行い、メールアドレスや基本情報を入力します。
法人・個人どちらでも利用でき、登録後すぐに依頼を始められます。
荷物情報と集荷条件の入力
集荷先・お届け先の住所
荷物のサイズ・重量・個数
荷物の内容(例:書類、食品、什器など)
希望する集荷時間・到着希望時間
といった情報をフォームに入力します。
ドライバーの比較・選択
条件に合うドライバー・車両の候補が表示されるので、
料金・到着目安・評価などを見ながら選びます。納得のいくドライバーを選択して依頼を確定します。
集荷から配送完了までの流れ
指定した時間帯にドライバーが集荷に来る
荷物を引き渡し、必要に応じて伝票や指示事項を共有
配送状況をオンラインで確認しつつ、配達完了の連絡を受け取る
という流れで、集荷から配達完了までを一括して任せることができます。
集荷サービスの活用事例
小売・EC事業者の事例
通販ショップが、毎日の出荷を集荷依頼で対応
倉庫内で梱包・検品まで済ませ、決まった時間にまとめて引き取りに来てもらうことで、スタッフが営業所に運ぶ時間を削減。
セール期間中の大量出荷でスポット集荷を追加
通常の集荷に加え、臨時でドライバーを手配することで、注文集中時も出荷遅延を防ぐことができた。
BtoB(製造業・卸)の事例
営業拠点から得意先へのサンプル発送を集荷に切り替え
営業担当が持ち出しに使っていた時間を削減し、本来業務に集中できるようになった。
倉庫間の在庫移動に、集荷+当日配送サービスを活用
欠品リスクが下がり、在庫を一箇所に集約しすぎない運用が可能になった。
ピックゴー活用のミニ事例(イメージ)
飲食店が、急ぎで別店舗に在庫を送りたいときに、ピックゴーで緊急集荷を依頼
イベント運営会社が、会場への機材搬入にピックゴーの大型車両を手配し、
指定時間に合わせて集荷・配送を完了
このように、集荷サービスとプラットフォームを上手く組み合わせることで、
ビジネスの現場で発生するさまざまな配送ニーズに柔軟に対応できます。
まとめ:集荷依頼を味方につけて配送を効率化しよう
集荷依頼を上手く使うと、
荷物を持ち込む手間や人件費を削減できる
出荷フローを安定させ、現場の負担を減らせる
緊急時の「どうしよう…」に素早く対応できる
といったメリットがあります。
一方で、サービスごとに
集荷可能エリア
料金ルール
締切時間・キャンセル条件
集荷できない荷物
が決まっているので、事前の確認と準備がとても大切です。
通常の宅配の集荷に加え、ピックゴーのような配送プラットフォームも活用すると、
「いつもの出荷」と「急ぎの案件」のどちらにも柔軟に対応しやすくなります。
集荷依頼に関するよくある質問(FAQ)
集荷の依頼は何日前までにすればいい?
サービスによって異なりますが、
前日までの依頼であれば比較的スムーズに受けてもらえるケースが多いです。
当日集荷を希望する場合は、各社の締切時間を確認し、できるだけ早めに申し込みましょう。
当日集荷はいつまでなら間に合う?
「◯時までの依頼で当日集荷」といったルールが決まっていることが多く、エリアや繁忙期によって変動します。
当日集荷が必須の場合は、朝一番で依頼を出しておくと安心です。
集荷料金はかかる?持ち込みとどちらが安い?
個人向けの宅配サービスでは、配送料金に集荷が含まれていることも多く、
別途「集荷料金」が発生しないケースもあります。
一方、営業所への持ち込みで割引が適用されるサービスもあるため、
「手間を取るか、料金を取るか」で選ぶのがおすすめです。
集荷対象外の荷物はどうすればいい?
危険物やサイズオーバーなどで集荷ができない荷物は、
別の輸送手段(チャーター便・専門業者など)の検討が必要です。
まずは利用予定のサービスに、対象外となる条件を確認しましょう。
法人で毎日集荷してもらいたい場合は?
出荷量が多い場合は、法人向けの契約や定期集荷サービスの利用を検討してください。
配達エリア・出荷量・集荷時間帯に応じて、最適なプランを提案してもらえることが多いです。
ピックゴーで個人でも集荷依頼できる?
ピックゴーは、法人だけでなく個人でも利用できます。
登録後、Webから荷物情報と集荷条件を入力するだけで、
条件に合うドライバーを探し、集荷依頼まで完了できます。
