
複合機を輸送する際の注意点と、運送会社への便利な依頼方法
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
オフィスの移転時にネックになるのが、大型家具やオフィス機器の輸送です。特に、複合機は無理に移動すると故障するリスクがあり、重量もあるため注意して運ばなければなりません。
今回は、複合機に関する基礎知識や輸送時の注意点を解説し、実際に複合機の輸送を手配する方法もお伝えします。最後には、条件に合うドライバーや運送会社を簡単に探すことのできる、配送マッチングサービスもご紹介します。複合機をはじめとした取り扱いの難しい荷物を輸送する際の参考にしてください
目次[非表示]
- 1.複合機を輸送する際の基礎知識
- 1.1.そもそも複合機とは?
- 1.2.複合機の輸送料金の仕組み
- 2.複合機を輸送する際の注意点
- 2.1.輸送前にリース会社へ連絡する
- 2.2.移転先に搬入できるかサイズを確認する
- 2.3.設置場所の周囲に十分なスペースを確保する
- 3.複合機の輸送を手配する方法
- 4.複合機の輸送は取り扱いに慣れた専門業者に依頼しよう
複合機を輸送する際の基礎知識
そもそも複合機とは?
複合機とは、コピー機とFAX、スキャナー、プリンターの機能をひとつにまとめたオフィス機器です。1台でさまざまな役割をこなすことができ、ビジネスシーンでは幅広く活躍しています。
ただし、1台あたり80〜150kgほどある重量物かつ精密機器のため、オフィスの移転時の移設は経験豊富な運送業者に任せるのが良いでしょう。搬出時に傾けたり横に倒したりすると、故障の原因になるため、素人が運搬するとリスクが高くなります。
複合機の輸送料金の仕組み
複合機の運搬費用は、移動距離と作業スタッフの人数、トラックの車種などの条件によって変化します。遠隔地への運搬や大型トラックを手配する場合は、金額が上がります。
また、エレベーターがないオフィスで階段を使って運搬する場合や、エレベーター内の養生作業などは別途オプション費用がかかることも少なくありません。複合機の輸送を依頼する際は、複数の依頼先で見積もりを取り、サービス内容と価格のバランスを比較することが大切です。
複合機を輸送する際の注意点
輸送前にリース会社へ連絡する
複合機は、「経費計上できる」「初期費用があまりかからない」などの理由で、購入ではなくリースを選択している会社も少なくありません。複合機をリースしている場合は、移転前に必ずリース会社へ連絡しましょう。自社所有の複合機であれば、備品扱いとなりそのまま移動できますが、リースの場合、複合機の所有権はリース会社にあるためです。
リース契約では使用場所を定めていることが一般的です。そのため、事前連絡をせずに複合機を移動した場合、契約違反として違約金を請求されたり、契約自体を破棄されたりすることがあります。また、連絡せずに移動して故障させた場合、補償を求められる可能性が高くなります。
移転先に搬入できるかサイズを確認する
移転先の設置予定の場所までスムーズに運搬するには、事前に複合機のサイズを確認し、搬入経路を確保しておくことが大切です。移転時に配置する作業員の数や、車両を把握するためにも重要な工程です。
通常の方法では運ぶのが難しく、窓から搬入するなど特殊な作業が必要になる場合は、別途オプション料金がかかります。分解可能で運搬しやすい複合機もあるため、リース会社やメーカーに引っ越し時のポイントなどを確認しておくと良いでしょう。
設置場所の周囲に十分なスペースを確保する
複合機を移動する場合、設置後の配線やトラブル発生時のメンテナンスのしやすさを考慮して、本体の周囲にスペースを空けておくことが大切です。これらの作業を行うのは引っ越し業者やリース会社の担当者ですが、十分なスペースを確保しておくと、安全に作業してもらえます。
また、複合機は磁気を発する機器の近くに設置すると、誤作動する可能性があります。相互干渉やノイズを防ぐためにも、磁気を発する機器やテレビとも距離を空けておきましょう。
さらに、複合機の種類にもよるものの、トナー交換ができなくなる可能性があるため、壁に密着させないことも大切です。壁から少し距離を空けて設置し、トナー交換をスムーズに行えるか確認しましょう。
重量のある複合機は、配線を踏んでしまうと断線やショートなどのトラブルが発生することがあります。オフィスに配置する場合は、配線を踏まない位置に設置しましょう。
複合機の輸送を手配する方法
複合機の輸送が得意な運送会社に依頼する
複合機の輸送を手配する場合、オフィスの引っ越し作業を多く請け負う、専門業者に依頼する方法があります。専用の梱包用具を用意していたり、トラックにエアーサスペンションやパワーゲート機能が付いていたりするため、重量のある複合機を安全に運んでもらえます。エアーサスペンションとは運搬時の衝撃を吸収する機能で、パワーゲートとは重量物を荷台へ運ぶための昇降可能なリフトのことです。
また、複合機をリースしている場合は、リース会社経由で輸送を依頼することもできます。リース会社に相談することで、補償のリスク軽減や複合機を移動する際のアドバイスを受けられるため、オフィスの引っ越しが決まった段階で連絡してみましょう。
配送プラットフォーム「ピックゴー」を利用する
複合機の輸送には、配送プラットフォーム「ピックゴー」を利用する方法もあります。「ピックゴー」とは、荷物を送りたいお客さまとドライバーや運送会社をインターネット上で直接結びつけるサービスです。配送する荷物に応じて車両やドライバーを選択できるため、複合機のような精密機器を運ぶ場合にも適しています。
ピックゴーの配送パートナー数は日本最大級の規模で、軽貨物で50,000台(バイク・自転車含む)、一般貨物(2トン~10トン車)で2,000社を突破しました。荷主として登録のあるユーザーの数は85,000人以上で、これまで数多くの配送を行ってきた実績があります。
また、ピックゴーでは日本最大級の配送パートナー数を活かして、発注から受注まで業界最速クラスでのマッチングを実現しています。運送業者が見つからない場合や、自社の車両が不足してしまったケースなど、緊急時にも安心です。
さらに、通常の運送会社が営業していない深夜や早朝にも車両を手配でき、24時間いつでも全国へ即日配送ができます。遠方への輸送は、陸上輸送に加えて航空便も活用することで、最短での配達が可能です。
その他にも、梱包や伝票作成の作業が不要、専用コールセンターが24時間稼働しており、緊急時や万が一のトラブルに対応してもらえるなどの特徴があります。利用登録から配送の依頼まで、すべてWeb上で簡単に行えるため、ぜひ利用してみてください。
※掲載している数値は2023年3月時点のものです。
複合機の輸送は取り扱いに慣れた専門業者に依頼しよう
複合機は1台にさまざまな機能が集約されているため、オフィスには欠かせない機器のひとつです。しかし、事務所の移転時に自分たちで無理に運ぼうとすると、故障や不具合などのトラブルにつながる可能性があります。複合機の輸送に慣れたドライバーや運送会社に依頼するのが安心です。
複合機の輸送をお考えであれば、ぜひ配送プラットフォーム「ピックゴー」をご検討ください。大型トラックの手配も可能なため、複合機の輸送だけでなく、その他オフィス機器やオフィス家具の配送も可能です。まずは下のボタンから無料でお見積もりをさせていただきます。