
配送代行、どこまで任せる?発送代行・物流代行との違いと失敗しない選び方
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
ECの受注件数が増えるほど、梱包・出荷・配送の負荷も比例して大きくなります。
自社倉庫で対応していた発送業務に、ミスや遅延が出始めたり、人件費や配送コストが想定を超えてきたりする——そんな場面は、ネットショップを運営する法人にとって珍しくありません。
「配送代行」「発送代行」「物流代行」と検索しても、似た言葉が並び、どこまで外部に任せればよいのか判断しづらい担当者も多いはずです。
本記事では、3つの用語の線引きから、発送代行サービスに委託できる業務、メリット・デメリット、業者選び、料金の考え方まで整理します。
定常的な発送と当日・緊急配送では最適な手段が変わるため、後半では用途別の選び方も紹介します。
当日・スポット配送の料金を先に確認したい方へ
突発的な欠便や大量受注など、いますぐ配送手段を比較したい場合は、以下のボタンから簡単に配送料金を見積もれます。
集荷・配送先や荷物情報を入力するだけで概算料金がわかるため、依頼前の予算感の把握にお役立てください。
目次[非表示]
- 1.配送代行・発送代行・物流代行の違い
- 1.1.配送代行とは?
- 1.2.発送代行(発送代行サービス)とは
- 1.3.物流代行とは
- 1.4.3つの関係と「どこまで任せるか」の判断軸
- 2.発送代行サービスに委託できる業務内容
- 3.発送代行・物流代行の主な種類(業者タイプ)
- 3.1.倉庫一体型の発送代行
- 3.2.配送のみ代行
- 3.3.3PL・物流アウトソーシング型
- 3.4.配送プラットフォーム型と定常宅配型の使い分け
- 4.配送代行業者に依頼するメリット・デメリット
- 5.発送代行業者・物流代行会社の選び方【チェックリスト】
- 6.発送代行の料金の考え方(見積もり前に押さえるポイント)
- 7.緊急時・当日に配送代行を依頼する方法
- 8.定常発送・コスト削減ならエコ配も選択肢
- 8.1.エコ配とは
- 8.2.ピックゴーとエコ配の使い分け
- 9.よくある質問(FAQ)
- 9.1.Q1. 発送代行と物流代行の違いは?
- 9.2.Q2. 発送代行と配送代行の違いは?
- 9.3.Q3. 発送代行だけ依頼することはできる?
- 9.4.Q4. 発送代行の全部委託と一部委託、どちらが向く?
- 9.5.Q5. 発送代行の費用相場はどのくらい?
- 9.6.Q6. 少量の出荷でも発送代行は使える?
- 9.7.Q7. ラッピングやメッセージカードの同梱は依頼できる?
- 9.8.Q8. 個人情報は委託先に渡して大丈夫?
- 9.9.Q9. 急ぎの配送と毎日の発送、同じ業者に頼める?
- 9.10.Q10. 小規模ECでも発送代行は使える?
- 10.まとめ:配送代行・発送代行・物流代行は「どこまで任せるか」で選び方が変わる
配送代行・発送代行・物流代行の違い
「配送代行で検索したのに、倉庫まで頼めるのかわからない」
「発送代行と物流代行、どちらを選べばよいのか」——委託を検討する段階で、用語の違いがつかみにくいケースは少なくありません。
まずは、それぞれが指す範囲を整理しておきましょう。
配送代行とは?
配送代行とは、荷主に代わって荷物の集配・輸送を行うサービス全般を指します。
チャーター便や宅配便の手配、ルート配送の運行など、「届ける」工程に焦点が当たります。
自社に車両やドライバーがなくても、配送機能だけを外注したいときに検討される選択肢です。
EC市場の拡大やコロナ禍などを通じて、ネットショッピングで商品を購入することが一般的になりました。
2024年度の宅配便取り扱い個数は50億3,147万個で10年連続で過去最高を更新しています。
配送代行のニーズも、最高潮に達している状況です。
出展:令和6年度 宅配便・メール便取扱い実績について|国土交通省
発送代行(発送代行サービス)とは
発送代行(発送代行サービス)は、ECサイトの運営で生じる出荷・発送を外部に委託するサービスです。
受注データに基づき、梱包して荷物を出荷する工程までをカバーするプランが一般的です。
委託の範囲は、全部委託(受注〜発送まで一括)と一部委託(自社で受注・在庫管理を行い、梱包・発送のみ外注するなど)に分けられます。自社の体制やSKU数、出荷件数に合わせて、必要な工程だけを選べるかどうかが業者選びの起点になります。
物流代行とは
物流代行は、入庫・保管・ピッキング・梱包・配送に至るまで、物流業務全体を委託する広い概念です。
物流アウトソーシングとセットで検討されることも多く、在庫管理や返品処理まで含めて任せたい企業向けの枠組みです。
3つの関係と「どこまで任せるか」の判断軸
ただし、業者によってサービス名と実際の対応範囲が一致しないこともあるため、契約書や見積もりに記載された業務範囲で確認することが大切です。
フルフィルメントや3PLといった言葉も、倉庫〜配送までを一体的に委託する文脈で使われます。
自社に必要なのが「配送だけ」なのか「倉庫込みの発送代行」なのかを先に決めると、候補の絞り込みがスムーズになります。
関連記事:
配送業務に加え、顧客対応まで請け負う「フルフィルメントサービス」の業務内容と外注メリット。
3PLとは?導入のメリット・デメリット、事業者に依頼する際のポイント
発送代行サービスに委託できる業務内容
発送代行サービスに依頼できる業務は、業者・プランによって異なります。
一般的な倉庫一体型の発送代行では、次のような工程を請け負うケースがあります。
入荷・検品
入庫した商品に破損や数量不足がないかを確認し、保管場所へ移動する作業です。
バーコードやICタグで管理する倉庫も多く、検品精度がその後の出荷ミス防止につながります。
保管
商品の種類に応じて、常温・冷蔵・冷凍など適切な保管環境を確保します。
在庫数、ロット、使用期限などを管理し、出荷時期まで品質を保つのが保管業務の役割です。
倉庫管理システム(WMS)を導入している事業者では、在庫情報の可視化や棚卸の効率化も期待できます。
流通加工
荷主の要望に合わせた包装、ラベル貼付、セット組み、DM封入など、出荷前の付加作業を指します。
ギフトラッピングやメッセージカード同梱を求める場合は、対応可否と料金を事前に確認しておきましょう。
ピッキング・仕分け
保管場所から注文に応じた商品を取り出し、配送先ごとに仕分ける作業です。
ハンディターミナルやピッキング支援機器(マテハン)を活用している倉庫では、作業速度と精度の両立がしやすくなります。
梱包・発送
出荷指示に基づき、ダンボール等で梱包して出荷する工程です。
同時に、ピッキングミスや商品異常がないかのチェックも行われます。
配送
梱包済みの荷物を、顧客のもとへ届ける最終工程です。
宅配便の利用、ルート配送、チャーター便など、荷主の要件に合わせた手段が選ばれます。
倉庫までは発送代行、配送ラストワンマイルだけ別途手配したい場合は、後述の配送代行・配送プラットフォームの活用も検討対象になります。
発送代行・物流代行の主な種類(業者タイプ)

委託先は、提供するサービスの幅によって大きく分けられます。
自社の課題に合うタイプを選ぶことが、失敗しない第一歩です。
倉庫一体型の発送代行
倉庫一体型の発送代行は、先に記載した6工程(入荷・検品/保管/流通加工/ピッキング・仕分け/梱包・発送/配送)をまとめて請け負うタイプです。
EC事業者が自社倉庫を持たずに出荷を任せたい場合に向いています。
配送のみ代行
配送のみ代行する業者の場合、集荷・輸送・配達に特化します。
チャーター便、宅配便、ルート配送など、手段は多様です。
自社で梱包まで行い、届ける部分だけ外注したいケースで検討されます。
3PL・物流アウトソーシング型
在庫管理から配送計画まで含め、物流機能全体を委託する方法もあります。
3PLのように、複数拠点や返品処理まで含めて整理したい要件がある企業に適しています。
配送プラットフォーム型と定常宅配型の使い分け
配送プラットフォーム型と定常宅配型の使い分けも重要です。
突発的な欠便や当日直送には、Web上で車両を手配できる配送プラットフォームが向きます。
一方、毎日一定件数のEC発送をコスト重視で回すなら、エリア限定の宅配サービスなど定常向けの手段が選択肢になります。
配送代行業者に依頼するメリット・デメリット

発送コストが膨らみ始めた、出荷件数の増加に自社体制が追いつかない、繁忙期にミスや遅延が目立つ——こうしたタイミングで、発送代行や物流代行の導入を検討する企業は多いでしょう。
メリットとデメリットを押さえたうえで、自社に合う委託範囲を決めることが大切です。
メリット
コア業務へリソースを集中できる点が、導入の最大の動機になることが多いです。
梱包・出荷に割いていた人員や時間を、商品開発、販促、営業へ振り向けられれば、売上拡大・生産性の向上につながりやすくなります。
出荷・配送品質の向上も期待できます。
配送代行業者のスタッフは物流業務のスペシャリストです。物流に特化したオペレーションを持つ業者に任せることで、誤配送や数量ミス、封入漏れといったヒューマンエラーを抑えやすくなります。
ハンディターミナルやRFIDなどを活用している倉庫では、作業の標準化・可視化も進みやすいでしょう。
ECサイトを利用する人が増えた現在、企業を配送品質で評価する顧客も少なくありません。
配送代行業者を利用して配送品質が高くなれば、顧客満足度の向上も期待できるでしょう。
物流コストの変動費化もメリットのひとつです。
自社で倉庫や配送部門を維持すると、受注の件数に関わらず固定費がかかります。
当然、荷物が少ない場合は、コストの割合が大きくなります。
外注により出荷件数に応じた課金に近づければ、キャッシュフローの改善にもつながります。
販路拡大や海外発送に対応できる業者を選べば、自社だけでは手が届きにくいエリアや商流にも踏み出しやすくなります。
注文量の増減や繁忙期にも、業者側のキャパで吸収しやすくなります。
季節ごとにアルバイトを大量雇用する負担を減らせる点は、EC事業者にとって大きな安心材料です。
デメリット

委託契約における秘密保持条項や、再委託の有無、情報管理体制を確認しましょう。
自社に配送のノウハウが蓄積されにくい点もデメリットです。
配送を外部に委託する形になるため、自社に配送のノウハウは一切蓄積されません。
効率的な届け方、荷物の積み方など、自社で配送する場合に活かせる過去の経験がなくなる点には注意が必要です。
配送代行を利用し続ける場合は問題ありませんが、将来的に配送を自社で行うことを予定している場合は慎重になる必要があります。
またラッピングやメッセージカードなど、個別対応が制限される場合があります。
オプション料金が別途かかるケースも多いため、見積もり段階で要件を伝えておくことが重要です。
月間出荷件数が少ないと、外注コストの方が高くなることもあります。
基本料金に加え、出荷件数課金や保管料が発生するプランでは、自社出荷の方が安い局面も考えられます。
委託範囲のすり合わせ不足や、定常便とスポット便の使い分けミスも、トラブルの原因になりやすいポイントです。
用途に合わない手段を選ばないよう、後述の選び方チェックリストを参考にしてください。
発送代行業者・物流代行会社の選び方【チェックリスト】

発送代行の導入を事業拡大につなげるには、自社の委託範囲と業者の強みが一致しているかを見極めることが欠かせません。
選定時に確認したい項目を整理します。
選定の基本項目
商品の取り扱い実績は、商材の特性によって重視度が変わります。
食品、精密機器、危険物など、自社に近いジャンルの実績があるかを確認しましょう。
慣れない商材を扱う業者に任せると、品質管理や配送で不備が出やすくなります。
委託できる業務範囲は、必要な工程と業者の対応が一致しているかを見ます。
発送のみ対応の業者に依頼した結果、受注管理や返品処理を別途委託することになり、二重コストが発生する、といったすれ違いを防ぐためです。
自社システムとの連携(ERP、在庫管理、WMS、受注システム)も重要です。
API連携やCSV連携が可能か、連携に追加開発が必要かを事前に確認しておくと、稼働後の手間を抑えられます。
サービス内容と料金のバランスは、過不足のないプランかを見極めます。
不要なオプションが含まれていたり、必要な工程が別料金だったりすると、コストパフォーマンスが下がります。
トラブル時のサポート(住所不明による返品、クレーム対応、再配達のルール)も、契約前に確認しておきたい項目です。
外注してもトラブルはゼロにはなりません。
繁忙期・閑散期の柔軟対応、情報セキュリティ、対応エリア・時間帯・車両種別も、自社の出荷パターンに照らしてチェックしましょう。
関連記事:配送委託で失敗しないために知っておくべき5つのチェックポイントも、委託先選定の観点として参考になります。
目的別の選び方
定常EC発送(毎日一定件数の宅配便出荷)をコスト重視で回したい場合は、倉庫一体型の発送代行に加え、エリア限定の宅配サービスを組み合わせる選択肢があります。後半で紹介するエコ配が該当します。
BtoBルート・定期便は、ルート配送を委託で効率化する文脈で検討されることが多く、中長期の便設計や定期便の委託範囲もあわせて整理しておくと選びやすくなります。
スポット・当日・緊急の配送需要には、配送プラットフォーム型の手段が向いています。次のセクションで具体的な依頼方法を解説します。
倉庫〜出荷まで一括で任せたい場合は、3PLやフルフィルメント系のサービスが候補になります。
発送代行の料金の考え方(見積もり前に押さえるポイント)
発送代行の料金は、基本料金(月額固定)+変動費(出荷件数・配送料)で構成されるプランが一般的です。
保管料、在庫管理手数料、流通加工(ラッピング等)のオプションが別途加算されることもあります。
月間出荷件数が少ないうちは、自社出荷の方が安くつくケースも珍しくありません。
見積もり依頼時には、おおよその月間出荷数、SKU数、必要なオプション(ギフト対応、返品処理の有無など)を整理して伝えると、比較しやすい見積もりが返ってきやすくなります。
具体的な相場は商材・エリア・委託範囲で大きく変わるため、複数社から条件を揃えて見積もりを取ることをおすすめします。
定常の宅配便コストはエコ配、当日・スポット配送はピックゴーのかんたん見積もりなど、用途ごとに手段を分けて確認すると比較しやすくなります。
緊急時・当日に配送代行を依頼する方法

繁忙期の欠便、突発的な大量受注、サプライヤーからの直送、展示会やイベント向けの当日搬入——こうした場面では、定常の発送代行プランだけでは間に合わないことがあります。
配送代行、とくに配送プラットフォームを使ったスポット手配が有効な選択肢になります。
配送プラットフォームが向くケース
- いつもの委託先・宅配便では、今日中の集配が難しい
- 荷物のサイズや台数が、通常便の枠を超える
- 温度管理や時間指定など、条件付きの当日配送が必要
- 単発・不定期のため、月額契約型の発送代行を新たに結ぶ必要がない
依頼前に、集荷地・配送先の住所、荷物のサイズと重量、希望時間帯、温度帯の要否を整理しておくと、手配がスムーズです。
関連記事:集荷依頼のやり方と料金・注意点も、当日・緊急の段取りを確認するときの参考になります。
配送プラットフォームで依頼する流れ(例)
- Webまたはアプリで、集荷・配送先、荷物情報、希望時間を入力する
- 条件に合う車両・料金の目安を確認する
- 依頼を確定し、集荷〜配送の状況を追跡する
- 配達完了後、請求・実績を確認する
電話やFAX中心の手配と比べ、入力から確定までの待ち時間を短縮しやすいのが、配送プラットフォームの利点です。
スポット・当日配送に向く配送プラットフォーム「ピックゴー」

ピックゴーは、荷主と配送パートナー(軽貨物ドライバー、運送会社など)をオンラインでつなぐ配送プラットフォームです。
全国規模のドライバーネットワークを活かし、軽貨物から2t・4t・10t車まで、案件に応じた車両を手配できます。
急な欠便や大量受注など、需要の波が読みにくい場面では、必要なタイミングに必要な台数だけ配送を依頼できる点が強みです。
発注前に料金の目安を確認でき、配送状況をオンラインで把握できるため、スポット案件の管理もしやすくなります。
食品や精密機器など、温度管理や丁寧な取り扱いが求められる荷物にも、車両種別を選んで対応できます。
自社で配送部門を維持しなくても、オンデマンドに近い形で配送機能を組み込めるため、発送代行と組み合わせて「倉庫は外注、突発配送はピックゴー」のように役割分担する運用も可能です。
当日・緊急の配送を検討している方へ
配送プラットフォーム「ピックゴー」のかんたん見積もりで、自社案件の概算料金を確認できます。
条件に合えば、そのままアカウント登録して依頼に進むことも可能です。
定常発送・コスト削減ならエコ配も選択肢

発送代行で倉庫・出荷を任せつつ、毎日一定件数の宅配便コストを抑えたいEC事業者には、エリア限定の宅配サービスも選択肢になります。
ピックゴーがスポット・当日配送向けであるのに対し、定常の宅配便出荷をコスト重視で回したいニーズには、エコ配が向くケースがあります。
エコ配とは
エコ配は、「エコ宅配便」という宅才サービスを中心とした格安宅配サービスです。
集荷エリアを限定することでコストを抑える設計になっており、置き配を選択すると追加割引が適用されるプランもあります。
都市部ではポスト投函での配送(エコパケット)にも対応しており、月間出荷件数がある程度見込めるEC事業者のコスト削減施策として検討されやすいサービスです。
ピックゴーとエコ配の使い分け
ニーズ | 向く手段 |
|---|---|
当日・急ぎ・スポット・チャーター | ピックゴー(配送プラットフォーム) |
定常EC発送・宅配コスト削減・都市部向けの配送が多い | エコ配 |
倉庫〜梱包〜出荷まで一括 | 発送代行・3PL・フルフィルメント |
「発送代行で出荷まで任せ、定常ルートの宅配便はエコ配でコストを抑え、突発案件はピックゴーで手配する」といった複合運用も、実務ではよく採られます。自社の出荷パターン(件数・エリア・緊急度)を整理したうえで、手段を組み合わせると無理のない体制が作りやすくなります。
定常発送のコストを見直したいEC事業者の方へ
格安宅配サービス「エコ配」では、公式サイトからアカウント登録後にサービス内容や料金体系を確認できます。
自社の配送エリア・出荷件数がエコ配の提供条件と合うか、まずは登録して詳細を確認してみてください。
よくある質問(FAQ)

配送代行・発送代行・物流代行の委託を検討する際に、よく寄せられる疑問をまとめました。
用語の違いや委託範囲、費用感、急ぎ配送との使い分けなど、業者選びや導入前の不安解消に、以下を参考にしてください。
Q1. 発送代行と物流代行の違いは?
A. 物流代行は入庫・保管・出荷・配送まで含む物流全体の委託を指す広い概念です。
発送代行は、その中でも受注後の出荷・発送に焦点を当てたサービスです。
返品処理や在庫戦略まで含めて任せたい場合は物流代行・物流アウトソーシングの文脈で検討するケースが多くなります。
Q2. 発送代行と配送代行の違いは?
A. 発送代行は梱包・出荷を含む倉庫内オペレーションが中心です。配送代行は、荷物を運ぶ工程に特化します。
自社で梱包し、届ける部分だけ外注するなら配送代行。倉庫から出荷まで任せるなら発送代行、という切り分けが基本です。
Q3. 発送代行だけ依頼することはできる?
A. 可能です。受注・在庫管理は自社で行い、梱包・発送のみ外注する一部委託の形が代表的です。
業者によって対応範囲が異なるため、見積もり時に必要な工程を明示しましょう。
Q4. 発送代行の全部委託と一部委託、どちらが向く?
A. 受注〜出荷まで手が回らない、自社に倉庫がない場合は全部委託が向きます。
受注システムや在庫管理を自社でコントロールしたい、将来的に内製化する可能性がある場合は一部委託から始める選択も合理的です。
Q5. 発送代行の費用相場はどのくらい?
A. 基本料金、出荷件数、SKU数、オプション(ラッピング、返品処理等)、配送エリアによって大きく変わります。
相場を一概に示しにくいため、自社条件を整理したうえで複数社に見積もりを依頼することをおすすめします。
Q6. 少量の出荷でも発送代行は使える?
A. 使えますが、月間件数が少ないと基本料金の割合が大きくなり、自社出荷より高くつくこともあります。
件数が少ないうちは一部委託や、配送のみの外注から始める方法も検討してください。
Q7. ラッピングやメッセージカードの同梱は依頼できる?
A. 業者・プランによって対応可否が異なります。
流通加工やオプション料金として提供されているケースが多いため、見積もり段階で要件を伝え、対応範囲と費用を確認してください。
Q8. 個人情報は委託先に渡して大丈夫?
A. 配送業務では顧客の氏名・住所・連絡先を委託先に提供する必要があります。
秘密保持条項、個人情報の取り扱い、再委託の有無を契約で明確にし、管理体制が整った業者を選ぶことが重要です。
Q9. 急ぎの配送と毎日の発送、同じ業者に頼める?
A. 定常の発送代行と、当日・スポットの配送代行では、最適な手段が異なることが多いです。
定常便は発送代行+宅配コスト重視のサービス、急ぎは配送プラットフォーム、と使い分ける運用が現実的です。
Q10. 小規模ECでも発送代行は使える?
A. 利用できます。出荷件数やSKU数に応じて、全部委託・一部委託、配送のみ外注など、規模に合った委託範囲を選べます。
件数が少ない段階では採算面を見積もりで確認してから導入を判断しましょう。
まとめ:配送代行・発送代行・物流代行は「どこまで任せるか」で選び方が変わる

配送代行、発送代行、物流代行は名称こそ似ていますが、委託できる範囲が異なります。
配送代行は「届ける」、発送代行は「出荷する」、物流代行は「物流全体」、この線引きを押さえたうえで、自社がどこまで任せるかを決めることが、失敗しない選び方の前提になります。
発送代行サービスでは、入荷・検品から配送まで複数の工程を委託できますが、業者ごとに対応範囲と料金体系は異なります。メリット・デメリットと選定チェックリストを参考に、自社の出荷パターンに合う委託先を絞り込みましょう。
手段の選び方も、定常とスポットで分けると整理しやすくなります。
毎日のEC発送をコスト重視で回すならエコ配、当日・緊急の配送ならピックゴー、というように用途に応じて組み合わせることで、無理のない物流体制を構築できます。
継続的に配送を依頼する方へ
スポット案件だけでなく、定期的な配送手配も見込める場合は、
配送プラットフォーム「ピックゴー」で無料アカウント登録し、実際の発注画面から見積もりを取得してみてください。

