
女性ドライバーが軽貨物運送業で働くメリットと、求められる理由
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
男性が95%以上を占める職業であるトラックドライバー。しかし現在、人材不足が課題となっている運送業界では、女性ドライバーの進出が強く求められているのをご存知ですか?中でも、軽トラックや軽バンを扱う軽貨物運送業は、女性にとっても働きやすいドライバー職として注目を集めています。
今回は、女性が軽貨物運送業で働くメリットと、女性ドライバーが求められる理由を詳しくご紹介しましょう。
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女性ドライバーが軽貨物運送業で働くメリット
大きな荷物を運ぶ機会は少なめ
「運送業」と聞くと、重い荷物を運ぶのでは?と思う方が多いかもしれませんね。しかし、軽貨物運送の場合、大きく重い荷物を運ぶ機会は少なく、日用品といった小さく軽い荷物の配送が多くなります。女性でも十分に運べる荷物が多いため、軽貨物ドライバーは女性に適した職業といえます。
なお、万が一大きく重い荷物の積み下ろしをしなければならないときは、フォークリフトを使います。腕力が必要になるケースはほとんどないため、安心して女性ドライバーの仕事に取り組めます。
未経験でも働くことができる
軽貨物運送業の場合、普通自動車運転免許があればOKとする企業があります。そのため、大型免許を取得していない未経験者でも働くことができます。
また、普通自動車免許と軽貨物車があれば、個人事業者として開業することも可能です。
さらにスキルアップを目指す方は、大型免許やけん引免許などを取得して大型トラックドライバーになり、仕事の幅を増やすこともできます。
働いた分だけ収入を上げられる
個人事業主として開業する場合、自分の働きに応じて報酬を得ることができます。働き方を変え、会社員から個人事業主になった女性ドライバーもいます。会社員の頃よりも年収が増えた女性ドライバーもいるようです。
次に、運送業界で女性ドライバーが求められている理由を見ていきましょう。
女性ドライバーが運送業界で求められている理由
細やかな配慮ができる
細やかな配慮が得意でものの扱いが丁寧な方は、「荷物を丁寧に扱う」と評価されやすくなります。傷をつけずにダンボールを運ぶ、取り扱いに注意すべき荷物に気を配るといったことは、ドライバーにおいて大切な技術です。
また、身だしなみに気を使える方も、病院、飲食店など衛生面に気をつける場所への配送時に重宝されます。
男性ドライバーからの配送を避けたい顧客もいる
1人暮らしの女性や学生などには、男性ドライバーからの配送を避けたい顧客もいます。「異性から自宅を特定されたくない」という方や、女性用の下着や生理用品といった商品の場合、「できれば同性から受け取りたい」と考える方もいるからです。
ドライバーの人手不足の状態が続いている
昨今、Amazonやメルカリなどのネットショッピングの普及が進んでいます。それに伴い増加しているのが、小口の配送です。
しかし、増える需要に対し、ドライバーの人手不足が続いているのが現状です。現在、男性ドライバーの高齢化が進行しており、日本の労働人口も減少していくと予測されています。そのため、性別に関係なく、新たなドライバーの参入が強く求められているのです。実際、ドライバーの求人は全国的に増加しています。
女性ドライバーの増加について国も後押ししている
国土交通省はドライバー不足を解消する方策として、2020年度までに女性ドライバー人口4万人を目指しています。その推進のため、2014年に「トラガール促進プロジェクト」を発足しました。
女性ドライバー増加を目指すこのプロジェクトを受けて、2019年には国土交通省と全日本トラック協会が、「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方検討会」を設置。国と全日本トラック協会が意見を取りまとめたことによって、女性ドライバーにとって働きやすい環境の整備が進められています。
女性ドライバーが自分のペースで働きやすい配送プラットフォーム
「子育てと両立したい」「ワークライフバランスを充実させたい」といった理由から、「ドライバーとして働くならフリーランスで」と考えている方もいるのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、「配送プラットフォーム」です。
配送プラットフォームとは?
配送プラットフォームとは、荷物を送りたい荷主と、荷物を届けたい軽貨物ドライバーを直接結びつけるサービスのことです。
個人で開業する場合、気になるのが仕事の取り方ですよね。配送プラットフォームを使えば、手軽に仕事を得ることができます。
配送プラットフォームは受注・発注をデジタル化しているので、荷主が緊急の配送を依頼したいときに、短時間でドライバーを探すことが可能です。
一方ドライバーには、荷物を配送し終えて、空の状態で走っているときにも仕事を得られるというメリットがあります。
配送プラットフォームの中でもおすすめなのが、「ピックゴー」です。配送パートナーの登録台数は、軽貨物で50,000台以上(バイク・自転車含む)、一般貨物(2トン~10トン車)で2,000社以上で、業界最大級の規模を誇ります。
ピックゴーでは、荷主はWebを利用して配送依頼が可能で、ドライバーは依頼があった瞬間から応募できます。候補者のエントリーにかかる時間は、最短56秒です。
このように、スピーディーにドライバーが見つかる荷主にとって使いやすいシステムのため、マッチングしやすいのが大きな特徴です。現在の成約率は、平均99.2%。ドライバーにとっても仕事が得やすいサービスであるといえるでしょう。
※記事内の数値はすべて2023年3月時点のものです。
女性ドライバーがピックゴーを活用しやすい理由
- ワークライフバランスの充実が図れる
ピックゴーを活用すれば、自分のペースで働くことが可能です。仕事の内容を見て受けるかどうか判断することができるので、仕事量を調整しやすい仕組みとなっています。
出産や育児などのライフイベントが発生したときにも、ワークライフバランスを保ちながら働けますよ。
- 努力が反映されやすい評価制度
ピックゴーでは、荷物の受取人からの評価制度が導入されています。自分の対応や配送技術が向上すれば、評価として反映され、指名の獲得につながります。
努力が仕事に直結するため、やりがいを持って働きやすい環境です。
- 適正な報酬が即日入金
従来の運送業界では、入金は数カ月後ということが一般的でしたが、ピックゴーの場合、ドライバーへの報酬は即日入金です。
さらに、依頼主は直接ドライバーとつながるため、運送会社による中抜きが排除されています。そのため、適正な報酬を手にすることができます。
- 「ピックゴー カーリース」で車両を安価で用意可能
車両を持っていない人には、お得なリース制度「ピックゴー カーリース」を用意しています。カーリースは、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)限定です。
新車を1カ月3万1800円(税別)からリースできるので、初期費用を大幅に抑えることができます。上記の価格は車検と法定整備費用を含みます。
開業の際には軽貨物車用の黒ナンバーが必要ですが、「ピックゴー カーリース」が代理取得してくれるため、面倒な手続きが不要になります。
さらに、リース車両はピックゴー以外の他社で受けた配送作業にも使用可能です。受けられる仕事の幅が広がります。
好きな時間に働きたい女性を応援
近年高まっている女性ドライバーの需要。中でも軽貨物運送業は、「車の運転が好きで、自分の好きな時間に働きたい」という方にぴったりの仕事です。
ピックゴーを始めとする配送プラットフォームをうまく活用すれば、仕事もプライベートも充実した生活を送ることができますよ。現役ドライバーの方はもちろん、これから参入する方も、ぜひ利用を検討してみてくださいね。
■配送パートナーの方向けのページ
参考:主婦が起業するには何が必要?成功例や良い仕事の見つけ方|カケハシ