
配送料の比較:主要配送サービスの料金を徹底分析
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
今回のテーマは「配送料の比較:主要配送サービスの料金を徹底分析」です。さまざまな運送会社ごとの料金に関して、比較検討いただける内容になっております。ぜひ配送を依頼する前に参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.配送サービス別の料金体系
- 1.1.佐川急便の料金プラン
- 1.2.ヤマト運輸の料金プラン
- 1.3.日本郵便の料金プラン
- 1.4.配送プラットフォーム「ピックゴー」の料金プラン
- 2.割引制度を活用してお得に配送
- 2.1.佐川急便の割引制度
- 2.2.ヤマト運輸の割引制度
- 2.3.日本郵便の割引制度
- 3.配送速度の違いと選び方
- 3.1.最も迅速な配送サービスとは?
- 3.2.佐川急便の「飛脚即日配達便」
- 3.3.日本郵便の「当日配達ゆうパック」
- 3.4.当日配送に便利な「ピックゴー」の配送
- 3.5.配送速度と料金のバランス
- 4.送る物による最適な配送方法
- 5.初心者向けの配送料節約ガイド
- 6.よくある質問とその回答
- 7.まとめ
配送サービス別の料金体系
佐川急便の料金プラン
佐川急便の料金プランは、荷物の重量やサイズ、配送先によって異なるため、利用者のニーズに合った選択が求められます。基本的に、佐川急便の料金は全国一律ではなく、地域や配送距離によって変動します。例えば、関東から関西への配送と、関東から北海道への配送では当然ながら料金に違いが出ます。
また、佐川急便では、時間帯指定配達や、大型荷物の取り扱いなど、多様なオプションサービスが提供されており、これらを利用するとさらに費用が加算されることがあります。
佐川急便はヤマト運輸(クロネコヤマト)や日本郵便(ゆうパック)と比較しても、料金設定に競争力があります。特に法人契約や定期利用、特定のキャンペーンを活用することで、より安い料金で利用することが可能です。具体的な料金については、佐川急便の公式サイトや料金シミュレーターを利用して、詳細な見積もりを確認することをおすすめします。
参考:【佐川急便】輸送料金
ヤマト運輸の料金プラン
ヤマト運輸の料金プランは、荷物のサイズ、重量、および配送先の地域によって異なります。基本的には「60サイズ」から「200サイズ」までの8つのサイズ区分があり、それぞれに基本料金が設定されています。例えば、60サイズの荷物(縦・横・高さの合計が60cm以下、重量が2kg以下)の場合、東京都内での配送であれば700円から900円程度です。他地域への配送や、サイズ・重量が大きくなると料金も上がります。
さらに、ヤマト運輸では「宅急便コンパクト」や「クール宅急便」など、特定のニーズに対応したサービスも提供しています。宅急便コンパクトは小さな荷物に最適で、専用ボックスを使用することでお得な料金で配送が可能です。また、クール宅急便は冷蔵・冷凍が必要な荷物に対応しており、こちらもサイズと重量によって料金が異なります。
日本郵便の料金プラン
日本郵便の料金プランは、サービスの種類や荷物のサイズ、重量によって異なります。主なサービスには定形郵便、定形外郵便、ゆうパック、レターパック、クリックポストなどがあります。定形郵便は主に書類や手紙の配送に使用され、料金は重量に応じて決まります。定形外郵便は、定形郵便では収まらないサイズの荷物に適しており、こちらも重量に応じて料金が設定されます。
ゆうパックは、日本郵便の主要な宅配サービスで、サイズと重量に基づいて料金が計算されます。発送地域と配送先地域によっても料金が異なるため、事前に料金表を確認することが重要です。スマホを使って料金の確認やラベルの作成が可能なため、非常に便利です。
「60サイズ」から「170サイズ」までの7つのサイズ区分があり、重さは25㎏以下となります。
レターパックは、全国一律料金で利用できるため、コストを気にする方におすすめです。クリックポストは、インターネットで簡単にラベルを作成でき、ポスト投函が可能なため、小型の荷物や書類の配送に便利です。
ヤマト運輸の「ネコポス」や「宅急便」と比較すると、日本郵便のゆうパックやクリックポストは料金設定が安いことが多く、コストパフォーマンスがいちばん良いとされています。特に、スマホを活用したサービスが充実しているため、簡単に利用できる点が魅力です。
配送プラットフォーム「ピックゴー」の料金プラン
ピックゴーは、配送パートナーは軽貨物で50,000台以上(バイク・自転車含む)、一般貨物(2トン~10トン車)で2,000社以上と、日本最大の配送パートナーの登録台数を誇る配送プラットフォームです(2023年3月時点)。
ピックゴーの主要サービス「チャーター配送」の料金は車種・温度帯・料金プラン(距離制・時間制)に応じて決定されるもので、二輪チャーターであれば990円~利用可能です。最短即日での配送が可能です。
参考:【初心者必見】チャーター便って何?メリットと使い方を徹底仮説!
割引制度を活用してお得に配送
佐川急便の割引制度
佐川急便は、企業や個人向けに多彩な割引制度を設定しています。まず法人契約を結ぶことで、定期的な利用に対して安い料金が提供されます。さらに、月間の利用金額や発送件数に応じたボリュームディスカウントもあります。
個人向けには、営業所に荷物を持ち込むことで割引される持ち込み割引、また特定のキャンペーン期間中に利用することで受けられる割引などがあります。また、佐川急便の公式アプリを利用することで、アプリ限定のクーポンや特典が得られることもあります。
このほか、学生割引やシニア割引といった特定の対象者向けの割引も用意されています。これらの割引制度を上手に活用することで、配送料を大幅に節約することが可能です。
ヤマト運輸の割引制度
ヤマト運輸の割引制度には、個人と法人の双方に向けた多様なプランが用意されています。個人ユーザー向けには、クロネコメンバーズというポイントプログラムがあり、配送を利用するたびにポイントが貯まり、次回の依頼時に使うことができます。また、荷物を営業所やコンビニに直接持ち込むことで適用される「持ち込み割引」や、オンラインで配送ラベルを作成することで100円程度の割引が適用される「デジタル割引」があります。
法人向けには、契約に基づく割引制度があり、定期的に大量の荷物を発送する企業には特別な料金プランが提供され、コストを大幅に削減することが可能です。さらに、ヤマト運輸は季節ごとのキャンペーンや特定の条件を満たすことで適用される追加割引も実施しており、ユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
日本郵便の割引制度
日本郵便では、個人から法人まで利用可能な多彩な割引制度が設定されています。まず、ゆうパックを大量に発送する場合には、「大量発送割引」が適用され、一定の条件を満たすことで、1個あたりの料金が安くなります。また、年間を通じて一定数以上のゆうパックを利用する場合には、「年間契約割引」が適用され、さらに安い料金で利用できます。これに加えて、特定の期間にまとめて荷物を発送することで適用される「季節割引」や、法人向けの「契約割引」もあります。
法人顧客は、これらの割引制度を組み合わせることで、配送コストを大幅に削減することが可能です。さらに、特定の地域や条件に応じた「地域限定割引」も提供されており、地域密着型のビジネスにも対応しています。日本郵便の割引制度をうまく活用することで、個人・法人問わず、コストパフォーマンスの高い配送が実現します。
配送速度の違いと選び方
最も迅速な配送サービスとは?
「最も迅速な配送サービスとは?」という疑問にお答えします。現在、日本国内で最も迅速な配送サービスの一つとして知られているのは、ヤマト運輸の「宅急便タイムサービス」です。こちらは夕方までに預けた荷物を翌朝10時までに配達するサービスで、航空機等あらゆる輸送手段で時間内配達することを強みとしています。
参考:翌朝10時までにお届け 宅急便タイムサービス | ヤマト運輸
宅急便タイムサービスは、指定時間内に確実に届けることを保証しており、ビジネスシーンや個人的な急ぎの用事に最適です。他の配送サービスと比較しても、この迅速さは群を抜いています。ただし、サービスの利用にはエリアや時間帯によって制約があるため、事前に確認が必要です。
佐川急便の「飛脚即日配達便」
また佐川急便でも「飛脚即日配達便」とよばれる当日配送サービスを展開しております。こちらは午前中に預けた荷物を佐川急便の輸送ネットワークを駆使し、都市部を中心とした特定エリアへ当日中にお届けするサービスです。
参考:【佐川急便】飛脚即日配達便(荷物・宅配便の当日宅配・配送サービス)
こちらのサービス対応エリアに関しては、営業所まで直接問合せる必要があります。
日本郵便の「当日配達ゆうパック」
日本郵便でも午前中の差し出しで、当日中にお届けできるサービス「当日配達ゆうパック」を展開しています。ゆうパックの基本運賃のみでご利用可能です。
参考:当日配達ゆうパック - 日本郵便
こちらに関しても当日配達の対象となるエリアが決まっておりますので、日本郵便のページから確認のうえご利用ください。
当日配送に便利な「ピックゴー」の配送
日本最大級の配送プラットフォーム「ピックゴー」においても即日配送サービスを行っております。緊急の依頼でも配送可能なドライバーをリアルタイムですぐに手配できるシステムとなっており、便利なポイントをご紹介していきます。
参考:当日配達サービスの選び方と利便性を徹底解説
- 24時間年中無休で対応している
依頼はPCやスマホから24時間いつでもOK。全国への配送にも対応しています。専用コールセンターが24時間年中無休で対応しているため、緊急時や万が一のトラブルがあっても安心ですよ。
- 空陸一貫輸送サービスを導入している
ピックゴーはANACargoやJALと連携しており、航空便をスムーズに利用できる体制が整っています。「荷受け先から空港」「航空便」「空港から荷届け先」までの3つの運送経路の予約がまとめて1回で済むため、遠方へ急ぎの荷物がある場合にも活用できます。
例:羽田-福岡の配送の場合…陸送だと138,000円かかるところ、航空便の利用で12,335円での配送が可能です。
- 配送ドライバーが最速で見つかる
配送ドライバー検索の実績は業界最速クラスの最短56秒で、マッチング成約率も99.2%と高く、急ぎの配送におすすめです(2021年8月時点)。配送を依頼するとすぐに運び手が見つかるため、スピーディーな配送が可能となっております。
- オンラインで完結できる
ピックゴーなら、Web上で必要な情報を入力するだけで依頼が完了します。面倒な電話での問い合わせは必要ありません。また、ドライバーの現在地や到着時刻などの配送状況もWeb上に表示されます。すべてがオンラインで完結するため、依頼から支払いまでスムーズに行えます。
配送速度と料金のバランス
配送速度と料金のバランスは、配送サービスを選ぶ際に非常に重要な要素です。速さを求めると料金が高くなる一方、コストを抑えようとすると配送に時間がかかることが多いです。このバランスを取るためには、自分のニーズに合った配送方法を選ぶことが不可欠です。例えば、急ぎの荷物であれば、多少高くても速いサービスを選ぶ価値があります。
一方、時間に余裕がある場合や、コストを重視したい場合は、少し時間がかかっても料金が安いサービスを選ぶのが賢明です。ゆうパックやクール宅急便など、各配送サービスの特徴を理解し、どのサービスが自分の状況に最適かを判断することが大切です。特に、壊れやすい荷物やクール便が必要な場合、それぞれのサービスの料金算定方法や特性を把握しておくことが重要です。
送る物による最適な配送方法
小型軽量の荷物
小型軽量の荷物を送る際には、コストと利便性を最大限に活用するためのポイントがあります。まず、配送サービスの選択が重要です。小型軽量の荷物には、特に定形外郵便やクリックポスト、レターパックなどの日本郵便が提供するサービスが適しています。これらのサービスは、料金が比較的安く、ポスト投函が可能で、手軽に利用できる点が魅力です。また、ヤマト運輸のネコポスやゆうパックも選択肢に入りますが、料金や配送日数などを比較して、自分のニーズに最も合ったものを選ぶことが大切です。
さらに、荷物を適切に梱包することで、送料を節約することができます。過剰な梱包は避け、できるだけコンパクトにまとめることがポイントです。梱包材も軽量なものを選ぶと良いでしょう。最後に、各配送サービスが提供する割引制度やポイントプログラムを活用することで、さらにお得に配送することが可能です。スマホを使って簡単に料金を比較し、最も安いオプションを見つけることもおすすめです。これらのポイントを押さえて、小型軽量の荷物を効率的に配送しましょう。
大型荷物
大型荷物を送る際には、いくつかの注意点があります。まず、配送業者ごとに取り扱う最大サイズや重量が異なるため、事前に確認が必要です。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の主要3社では、それぞれ異なる料金設定とサービスが提供されています。
例えば、ヤマト運輸の「宅急便」では、最大の荷物サイズが縦・横・高さの合計が200cm以内、1辺の長さは170cmまで対応しています。佐川急便の「飛脚宅配便」では3辺の合計が160cmまで、ただし160cm以上のものは「飛脚ラージサイズ宅配便」という別サービスで対応しています。
日本郵便の「ゆうパック」は170cmまで対応可能ですが、ゴルフ・スキー・空港ゆうパックであれば170cmを超えての引き受けも可能です。重量に関しても、各社の制限が異なるため、特に重い物を送る場合は注意が必要です。
また大型荷物の場合、梱包が難しくなることが多いため、適切な梱包材を用意し、しっかりと固定することが求められます。さらに、配送時間や追加料金にも注意が必要で、特に大型荷物は通常の荷物よりも時間がかかることがあるため、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
冷蔵・冷凍品
冷蔵・冷凍品を配送する際には、適切な温度管理が欠かせません。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便など各社は、それぞれ独自の冷蔵・冷凍配送サービスを提供しています。
ヤマト運輸の「クール宅急便」は、冷蔵・冷凍の両方に対応し、細かな温度設定が可能です。特に、生鮮食品の取り扱いに優れています。佐川急便の「飛脚クール便」も冷蔵・冷凍配送が可能で、荷物を新鮮な状態で届けることができます。
日本郵便の「チルドゆうパック」は、冷蔵の温度帯でのみ全国各地への配送が可能です。各社のサービスは、配送エリアや荷物のサイズ・重量によって料金が異なります。特に、安い料金でサービスを利用したい場合は、事前に各社の料金を比較することが重要です。
特殊な荷物
特殊な荷物の配送には特別な配慮が必要です。以下に、主な特殊な荷物タイプと、それぞれに最適な配送方法について説明します。
- 貴重品
- 高価な宝石や美術品など。これらは保険付きの配送サービスを利用することが推奨されます。ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便では、貴重品専用の保険付き配送サービスを提供しています。スマホから簡単に手続きができるので便利です。
- 危険物
化学薬品やガスボンベなど。これらは法律に基づく厳格な規制があり、専用の危険物輸送サービスを利用する必要があります。佐川急便や日本郵便が対応しています
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生体
ペットや植物など。これらは特別なケアを必要とし、専門の輸送サービスを利用することが重要です。ペット輸送・植物輸送共にヤマト運輸が対応しています。
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繊細な機器
コンピュータや精密機器など。これらは衝撃に弱いため、専用の梱包材と配送方法が必要です。各社の精密機器専用配送サービスを利用すると安全です。安い料金を探す場合、各社のサービスを比較してみると良いでしょう。
初心者向けの配送料節約ガイド
配送サービスを利用する際、初心者が直面しやすい課題の一つが配送料です。配送料を節約するためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。まず、各配送サービスの基本料金と割引制度を把握しましょう。特に、ヤマト運輸、ゆうパックなどの割引制度は利用価値が高いです。
また、配送する荷物のサイズや重量によって適切な配送方法を選ぶことも節約に繋がります。例えば、小型軽量の荷物は定形外郵便やメール便が適しています。また、冷蔵・冷凍品を送る際にはチルドゆうパックなど専用の配送サービスを利用することで、品質を保ちながら配送料を抑えることができます。
さらに、地域別の配送料金を比較し、近距離配送と遠距離配送で最もコストパフォーマンスの良いサービスを選ぶことも大切です。最後に、定期的に配送サービスを利用する場合は、会員登録やポイント制度を利用して、さらにお得に配送することが可能です。これらのポイントを押さえて、配送料を節約しましょう。
よくある質問とその回答
- 配送料金はどのように計算されますか?
- 配送料金は、荷物の重量、サイズ、配送距離、そして選んだ配送方法によって決まります。ヤマト運輸、ゆうパックなどの各配送サービスごとに異なる計算方法があり、詳細は各社の公式ウェブサイトで確認できます。
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配送中に荷物が破損した場合の対処法は?
荷物が破損した場合は、まず配送業者に連絡し、保険や補償制度を利用することができます。ヤマト運輸やゆうパックなど、それぞれ異なる補償制度があり、詳しくは各社の規約を確認してください。
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配送日を指定することは可能ですか?
ほとんどの配送業者では、配送日や時間帯の指定が可能です。ただし、追加料金が発生することがあるため、事前に確認することをお勧めします。
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配送料が高くなりすぎないようにするためには?
配送料を抑えるためには、割引制度を活用したり、複数の配送業者を比較検討することが重要です。特に、定期的に荷物を送る場合は、契約を検討するのも一つの方法です。最も安い料金を見つけるには、スマホを使って各社の料金を調べると便利です。
まとめ
このページでは、主要配送サービスの料金を比較し、各社の料金プランや割引制度、配送速度、送る物による最適な配送方法、地域別の配送料金、そして初心者向けの節約ガイドなど、幅広い情報を提供しました。
最後に、最適な配送サービスを選ぶためには、料金だけでなく、サービスの質や信頼性も考慮することが重要です。安い料金設定を賢く利用し、コストを抑えつつ、効率的に荷物を送る方法を見つけてください。
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