
独自開発のシステムにも対応!特殊な運用にもカスタマイズで応じる柔軟さ
企業名 |
株式会社INFORICH 様 |
主な事業内容 |
モバイルバッテリーシェアサービス |
配送物 |
機械器具 |
課題 |
・モバイルバッテリーの偏在状況の解消に工数がかかっていた |
効果 |
・モバイルバッテリーの偏在の解消をピックゴーにアウトソーシングして工数を削減 |
同社ChargeSPOT Business DivisionでGeneral Managerを務める滝川 佳延様にお話を伺いました。
モバイルバッテリーレンタル事業特有の悩みを解消!
弊社はスマホのモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を展開しており、駅やコンビニ、カフェなど人の往来が多い場所を中心に、専用のバッテリースタンドを全国47都道府県の約30,000カ所に設置しています。
ChargeSPOTは専用のバッテリースタンドが設置された場所であれば、モバイルバッテリーを借りた場所でなくても返却できるという仕組みです。そのため、都心の繁華街のバッテリースタンドでレンタルされて、返却されるのは郊外の駅や住宅街のコンビニというケースが多く、どうしてもモバイルバッテリーが偏在するようになります。
その偏りを解消するため、モバイルバッテリーが集まりやすい場所から足りない場所へ移動させることが必要になります。これまでは社員やアルバイトで移動させていましたが、今はその業務にピックゴーを利用しています。ルーティングからモバイルバッテリーの回収・配送、また、偏在解消だけでなく不具合の生じたモバイルバッテリーの回収業務も依頼しており、社員やアルバイトが配送・回収に向かう機会は大きく減りました。
これまでは、名古屋でキャンペーンを行った時の偏在解消時にピックゴーを利用するなど、エリア限定でスポット的に利用していましたが、2022年6月ごろから全国的に依頼するようになりました。バッテリースタンド1件当たりの単価などの価格体系も新たに設定してもらいました。
▲ChargeSPOTのバッテリースタンド。各スロットにレンタル可能なモバイルバッテリーが設置されており、利用時に抜き出し、返却時に差し込む仕組み。
独自開発のシステムにも対応できるピックゴー
我々の事業では、全国各所で偏在が起こったタイミングに合わせて随時解消していくことが重要です。
その都度我々から配送を依頼することは非効率で現実的ではない状況で、ピックゴーに提案していただいたのは、偏在状況を管理している我々のシステムをピックゴーに共有し、ピックゴー側が直接偏在状況を確認しながら、ルーティング含め配送・回収業務をしていくという運用でした。全国規模でそうした特殊な運用に対応していただける業者さんはなかなかいないので非常に助かっています。ピックゴーの管理画面から我々が都度配送依頼をかける必要がないため、配送業務に関わる人員が抑えられるのもメリットです。
さらに、我々とピックゴーで同一のシステムを共有することで、週次で何点モバイルバッテリーを回収する、不具合の起きたモバイルバッテリーを何日以内に回収するなど、共通のKPIに則って運用できます。
▲ピックゴーであれば独自開発したツール内でのカスタマイズ利用も可能(写真はイメージ)。
ピックゴーなら問い合わせ先や請求管理も一本化できる!
また、便利な点は問い合わせ先をピックゴーに集約できることです。もし、全国の運送会社さんやドライバーさんと直接やりとりすることになると、請求管理システムを整える必要も出てきます。何らかのトラブルが起きた場合や改善要望などもピックゴーとのやり取りのみのため安心です。
ピックゴーとはサービスの親和性が高いのも良い点です。我々の事業とは別でピックゴーはネットコンビニの集荷・配送もされているので、将来的にはそちらとChargeSPOTの回収作業を同じ配送パートナーさんが同時に行うなど、より効率的で、CO2削減など環境へも配慮した持続可能性の高い物流が実現できると思っています。
まだ取り組みを始めたばかりで、今はモバイルバッテリーの偏在解消をメインに依頼していますが、両社ともまだ新しい会社なので、今後も今までにない新たな取り組みができればと思っています。
▲請求管理も簡単なピックゴー(写真はイメージ)