
大型荷物配送とは?サイズの目安から配送の依頼方法まで詳しく解説
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
近年、ショッピングサイトやネットオークション、フリマアプリなどの個人向けEC市場が活性化し、企業から個人へ、また個人から個人への商品発送を行う機会が増えています。
荷主・受取人両者にとって、配送はできるだけ安く、早く済ませたいもの。しかし、大型荷物配送の際は、総重量が50Kg以上あったり、長尺が200cm以上あったりすると、宅配便の配送料が上がってしまうことがあります。
そこで今回は、「大型荷物配送にはどのような送り方があるのか」「少しでも早く、安く大型荷物配送する方法はあるのか」といった、大型荷物配送についての基礎知識を詳しく解説していきます。
目次[非表示]
- 1.配送に伴う大型荷物の基礎知識
- 2.大型荷物配送を行う方法
- 2.1.配送会社を利用する
- 2.2.軽貨物運送業者に依頼する
- 2.3.自力で運搬する
- 2.4.料金について
- 3.大型荷物配送の注意点
- 4.大型荷物配送の保険について
- 4.1.大型荷物配送の保険が必要な理由
- 5.大型荷物配送時におすすめの配送プラットフォーム
- 5.1.配送プラットフォームとは?
- 5.2.ピックゴーの特徴
- 6.大型荷物配送も気軽に配送依頼ができる
配送に伴う大型荷物の基礎知識
大型荷物とは?
大型荷物とは、通常の小型荷物用の宅配便サービスでは送れないサイズ・重量の荷物のことをいい、「一般貨物(特積み)」として配送されます。
大型荷物に分類される物には、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電、ソファや食器棚といった大型家具、自転車などが挙げられます。
大型荷物の目安
大型荷物に分類される、一般的な規格は以下の通りです。
サイズ
荷物の3辺(縦・横・高さ)の合計が160cm以上
※上限が200cm~260cm以内と定められている場合もある
重量
25㎏以上
※上限が30kg~50kgと定められている場合もある
正確な基準は配送会社によって異なります。依頼したい配送会社の営業所に、長さ・重さによるサイズ区分、それに対する運賃や送料などを事前に確認しておくと良いでしょう。ちなみに、作業員が1名で対応できない場合、断られるケースもあります。
また、高額な大型商品を発送する際は、運送保険に関する取り決めについて運送約款を見て確認しておきましょう。その際、具体的な補償内容も確認することが大切です。
大型荷物配送を行う方法
大型荷物配送を行う手段には、通常の宅配便を利用する以外にも複数の選択肢があります。どのような手段があるのか、それぞれの特徴と併せてご説明します。
配送会社を利用する
配送会社には、大型荷物用の宅配サービスが用意されていることがあります。大量の荷物を遠方に送る場合などは、通常の宅配便で送るよりも料金を抑えられることもあります。
サイズの上限は配送会社ごとに定められているので、依頼前に確認しておきましょう。サイズの上限を超える場合は、トラックを貸し切って配送するチャーター便、引っ越し用の配送サービスなど、別の方法を検討してください。
また、配送会社へ依頼する場合は、一般的に荷主側で荷物の梱包が必要です。
軽貨物運送業者に依頼する
軽貨物運送業者は個人事業主のため、柔軟な対応が期待できます。荷台が空の場合、最大積載量や荷台のサイズを超えない範囲での配送が可能です。また、スケジュールが空いていれば、緊急でも配送の依頼ができる可能性があります。
一般的に荷主による梱包は不要で、運送業者が梱包を行います。
自力で運搬する
条件に合う業者が見つからない、費用をできる限り抑えたい場合は、自家用車やレンタカーを自分で運転して運搬する方法もあります。ただし、荷物のサイズによっては車内に入りきらない可能性があるので注意しましょう。
プロではないため、荷物を傷つけたり事故を起こしたりするリスクもあります。事前に荷物のサイズや車内のスペース、周囲の環境を念入りにチェックしてから行ってください。また、大型荷物を1人で積んだり降ろしたりすることは困難なので、誰かに手伝いを頼むことをおすすめします。
料金について
料金についても考慮が必要です。自力で運搬する場合、燃料費や高速道路料金、レンタカーの利用料などが発生します。これらのコストを計算し、配送会社に依頼する場合と比較してみてください。配送会社に依頼する場合は、荷物の重量やサイズ、配送距離、梱包の有無などが料金に影響します。複数の業者から見積もりを取ることで、最適な料金プランを見つけることができます。
さらに、大型荷物配送の際には、配送先の受け取り条件も確認しておくことが重要です。配達先がビルの高層階や、エレベーターがない建物の場合、追加料金がかかることがあります。配送業者に事前に詳しい情報を提供し、見積もりに含まれるサービス内容を確認しましょう。
大型荷物配送の注意点
大型荷物を配送する際には、まず配送サービスを選定することが重要です。大型荷物を扱う配送業者は、通常の宅配便とは異なる特別な取り扱いが必要なため、専門の業者を選ぶことが推奨されます。選定後は、オンラインでの申し込みや電話での予約を行い、荷物のサイズや重量、配送先などの詳細情報を提供します。次に、配送業者が指定する日時に荷物を引き渡します。事前に適切な梱包を行い、業者の指示に従って準備することが重要です。配送が完了したら、確認の連絡が入る場合があるので、受け取り確認を行いましょう。
梱包方法: 大型荷物の適切な梱包方法と必要な資材
大型荷物の配送にはいくつかの注意点があります。まず、荷物のサイズや重量を正確に測定し、配送業者に事前に伝えることが重要です。誤った情報を提供すると追加料金が発生する可能性があります。また、荷物が破損しないように適切に梱包し、特に角や脆弱な部分には保護材を使用することが推奨されます。
大型荷物の梱包には、強度と保護を兼ね備えた梱包材が必要です。まず、ダンボール箱は厚手のものを選び、荷物の重量に耐えられるか確認してください。次に、荷物が動かないように内部に緩衝材を詰め込みます。バブルラップや発泡スチロールが効果的です。
外側には、荷物の内容や取り扱い注意を明記したラベルを貼り、配送業者が適切に扱えるようにします。最後に、梱包がしっかりと固定されていることを確認し、必要に応じて追加のテープで補強します。
サービスの制約: 配送エリアや時間の制限
配送エリアや時間の制限大型荷物の配送には、サービスエリアや時間に制約がある場合があります。配送業者によっては、特定の地域にしか配送できない場合や、都市部以外の地域への配送に追加料金がかかることがあります。また、配送可能な時間帯も業者ごとに異なり、深夜や早朝の配送には対応していないことが多いです。
さらに、繁忙期には予約が取りにくくなったり、通常よりも配送に時間がかかることがあります。事前に配送業者のサービスエリアや時間帯を確認し、スケジュールに余裕を持って予約することが重要です。
トラブルシューティング: 配送遅延や紛失への対処法
大型荷物の配送中にトラブルが発生することもあります。特に、遅延や紛失が発生した場合、迅速に対応することが求められます。まず、配送業者の追跡システムを活用して荷物の現在地を確認します。遅延が発生した場合、配送業者に連絡し、遅延の原因や新しい配送予定日を確認します。紛失が疑われる場合は、配送業者に調査を依頼し、必要に応じて補償手続きを開始します。事前に保険に加入していれば、補償を受けることができるため、保険の内容を確認し、適切な手続きを行うことが重要です。
大型荷物配送の保険について
大型荷物の配送には、保険の加入が推奨されます。配送中に荷物が破損したり紛失した場合、保険に加入していれば補償を受けることができます。保険には、基本的な補償が含まれる場合もありますが、特に高価な荷物や壊れやすい荷物を送る際には、追加保険の検討が必要です。保険の内容や適用範囲は業者によって異なるため、事前に確認し、適切な保険プランを選ぶことが重要です。保険の詳細や手続きについては、業者のウェブサイトやカスタマーサポートで確認することができます。
大型荷物配送の保険が必要な理由
大型荷物の配送には、多くのリスクが伴います。配送中に荷物が破損したり、最悪の場合には紛失することもあります。特に高価な物品や壊れやすい物品を送る場合、保険に加入しておくことで、万が一のトラブルに対する経済的な保障を得ることができます。また、保険に加入していると、紛失や破損が発生した際の調査や補償手続きがスムーズに進むことが多いです。配送業者によっては保険の加入が必須となっている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
大型荷物配送時におすすめの配送プラットフォーム
大型荷物配送時におすすめなのが、「配送プラットフォーム」の利用です。特に、急な配送依頼や、早朝・夜間の配送依頼などに適しています。配送プラットフォームとはどのようなサービスなのか、詳しくご説明します。
配送プラットフォームとは?
荷物を送りたい荷主と、荷物を届けたいドライバーを直接結びつけるサービスです。受注・発注をデジタル化することで、緊急の依頼でも配送可能なドライバーをすぐ手配できる仕組みになっています。
荷物の配送後、荷台が空の状態で走っているドライバーにも仕事を依頼できるため、荷主はドライバーを見つけやすく、ドライバーにとっては、無駄なく仕事を得ることができるというメリットがあります。
特におすすめする配送プラットフォームは「ピックゴー」です。ピックゴーは、配送パートナーは軽貨物で50,000台以上(バイク・自転車含む)、一般貨物(2トン~10トン車)で2,000社以上(2023年3月時点)と業界トップクラス。小さな荷物だけでなく、2トン~10トントラックによる大型荷物配送も可能です。
精密機器といった取り扱いが難しい荷物や、冷蔵車・冷凍車などの配送も行っています。さらに、大型荷物の配送に限らず緊急便から定期便、長距離便など幅広い用途にも気軽にご利用いただけます。
ピックゴーの特徴
ピックゴーは、24時間いつでも即日配送が可能です。全国から依頼できる上、24時間体制のコールセンターが問い合わせに対応。緊急時や万が一トラブルが起こった際も、すぐに相談することができます。さらに、梱包や伝票作成の作業も必要ありません。
また、依頼から集荷まで約30分と、非常にスピーディーな点も大きな特徴です。配送パートナー登録者数が多いため、業界最速クラスでマッチングできます。そして、ピックゴーは配送パートナー評価制度を導入し、個々の配送品質を可視化。良質な配送パートナーが揃っています。荷主は評価や顔写真を確認して、案件にあった配送パートナーを選択ができるため、安心して配送を依頼することができます。
他、ピックゴーは「今日中に届け先まで配達して欲しい」「配達状況を確認したい」など、急な時間指定や細かな要望にも柔軟に対応しています。ネットで簡単に依頼できるので、大型荷物配送を行う際は、ぜひピックゴーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
大型荷物配送も気軽に配送依頼ができる
大型荷物配送を依頼する場合、荷物のサイズと重量、また形状や荷物の種類を踏まえて、配送手段を選択することが大切です。手段が同じであっても、業者によって条件は異なりますので、よく吟味する必要があるでしょう。また、複数の業者の間で迷う際は、運賃や作業員の質などを見て、比較検討するのもおすすめです。
さらに、新しい配送方法を実現した配送マッチングサービスを利用すれば、従来の宅急便と比較すると安価での配達が可能です。費用を抑えて安全に大型荷物配送を行いたい場合は、ぜひ便利な配送マッチングサービスを利用してみてください。
⇒ピックゴー(法人のお客様向け緊急配送・即日配送)
⇒ピックゴー エクスプレス(アプリ版:個人のお客様向け緊急配送・即日配送)