
大型荷物の安い配送方法|運送業者をネットで選ぶ便利なサービス登場
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
引っ越しや自社商品を配送する際など、ビジネスシーンには大型荷物を別の場所へ輸送する場面が多くあります。そんなときに気になるのが、大型荷物の配送料金です。通常の宅配便よりも費用が高いイメージがあるため、できるだけ配送料の安い業者を選びたいと考える荷主の方も多いでしょう。
今回は、大型荷物の分類基準やアイテムの種類などの基礎知識に加えて、料金を抑えて荷物を配送する方法などを解説します。最後には、運送業者をネットで選び、料金比較まで行える便利なサービスをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.そもそも大型荷物とは?
- 1.1.大型荷物の基礎知識
- 1.2.大型荷物に分類されるサイズと重量の目安
- 2.大型荷物配送のコスト要素
- 3.安くするためのコツ
- 4.料金の安い大型荷物の配送方法
- 4.1.自分で運ぶ
- 4.2.運送会社の専用プランを利用する
- 4.3.定期便を活用する
- 4.4.配送プラットフォームを利用する
- 5.実際の利用手順
- 6.大型荷物の配送料金を確認して選べる配送プラットフォーム「ピックゴー」
- 7.大型荷物の配送は依頼先を慎重に比較して決定しよう
そもそも大型荷物とは?
大型荷物の基礎知識
大型荷物とは、小型荷物用の運送サービスでは配送されないサイズや重量の荷物のことです。タンスや洗濯機、冷蔵庫などの家電だけでなく、デスクやソファ、自転車など一定の規格内であれば、あらゆるアイテムが含まれます。
大型荷物は一般貨物(特積み)として配送されるのが一般的です。特積みは特別積合せ貨物運送のことで、複数の荷主の荷物を一般貨物車に混載して、全国へ配送されます。
大型荷物に分類されるサイズと重量の目安
大型荷物に分類されるかどうかは、サイズと重量の2つの要素で決まります。荷物の3辺(縦・横・高さ)の合計が160cm以上あり、重量が25kg以上のものを大型荷物として扱うのが一般的です。160サイズと呼ぶことが多いでしょう。
大型荷物の基準は一律ではなく、運送会社やプランによって異なる可能性があります。事前に荷物のサイズや重量を測定しておき、依頼する予定の会社のホームページなどでチェックしましょう。
また、大型荷物については、最大サイズや重量の上限が設定されていることがあります。上限を超える荷物の場合は、運送会社に相談したり、別の会社を調べたりすると良いでしょう。
さらに、大型荷物は通常の宅配便では配送できない可能性があります。コンビニではなく営業所への持ち込みが必要になったり、着払いではなく元払いのみに対応していたりするため、サイズや重量に加えて配送方法についても検討する必要があります。
大型荷物配送のコスト要素
大型荷物の配送にはさまざまなコスト要素が関与します。これらの要素を理解することで、配送費用を最適化するための重要な手がかりとなります。以下では、主要なコスト要素について詳しく説明します。
距離と地域: 距離に応じた料金の変動
配送距離は、料金に大きく影響します。一般的に、配送距離が長くなるほどコストが上昇します。また、地域によっても料金が変動することがあります。都市部や主要な配送ルートに近い地域では比較的コストが抑えられる一方、離島や山間部などアクセスが難しい地域では追加料金が発生することが多いです。したがって、配送ルートの計画を立てる際には、目的地の距離と地域の特性を考慮することが重要です。
荷物の重量とサイズ: サイズと重量による料金の違い
サイズと重量による料金の違い荷物の重量とサイズも、配送コストに直接影響を与える大きな要因です。多くの配送業者は、重量だけでなく、荷物の体積(縦・横・高さの三辺の合計)も考慮して料金を設定します。特に大型荷物の場合、単純に重量だけでなくサイズも重要な要素となります。したがって、配送前に正確な重量とサイズを測定し、それに基づいて料金を予測することが求められます。
配送の緊急度: 緊急配送の場合の追加料金
緊急配送や即日配送を依頼する場合、通常の配送に比べて高額な料金が発生することが一般的です。これは、緊急対応のために追加のリソースや特別な手配が必要となるからです。もし時間に余裕がある場合は、標準の配送オプションを選択することでコストを抑えることができます。また、配送業者によっては、特定の時間帯や曜日に依頼することで割引を受けられることもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
このように、大型荷物の配送にはさまざまなコスト要素が絡んでいます。これらの要素を理解し、適切に対応することで、コストを効率的に管理することが可能となります。次に、これらのコストを抑えるための具体的な方法について見ていきましょう。
安くするためのコツ
大型荷物を安く配送するためには、いくつかの有効なコツがあります。以下にその具体的な方法を紹介します。
事前計画: 早めの予約でコストを抑える
まず、事前計画が非常に重要です。配送業者は予約が早いほどコストを抑えることができる場合が多いです。特に引越しや大きな家具の配送など、事前に日程がわかっている場合は、早めに予約を行うことで割引を受けられることがあるため、コストを大幅に削減することができます。
柔軟な配送日程: 非繁忙期や時間帯を利用する
次に、柔軟な配送日程を設定することも有効です。配送業界には繁忙期と非繁忙期があり、繁忙期には料金が高くなる傾向があります。例えば、年末年始や引越しシーズンなどの繁忙期を避けることで、料金を抑えることが可能です。また、平日や夜間の配送を選ぶことで、さらにお得な料金プランが適用されることがあります。配送日程に柔軟性を持たせることで、コスト削減のチャンスが広がります。
比較サイトの利用: 複数業者の見積もり比較
さらに、比較サイトを利用して複数の配送業者の見積もりを比較することも重要です。現代では、インターネットを利用して簡単に複数の業者から見積もりを取得することができます。比較サイトを利用することで、一目で各業者の料金やサービス内容を確認できるため、最適な選択が可能となります。特に、大型荷物の配送は料金が高額になることが多いため、少しの差でも大きな節約になります。
これらのコツを活用することで、大型荷物の配送コストを効果的に抑えることができます。事前計画、配送日程の柔軟性、そして比較サイトの利用を組み合わせることで、最も経済的で効率的な配送方法を見つけることができるでしょう。
料金の安い大型荷物の配送方法
自分で運ぶ
大型荷物は、自分で運べば運送会社を利用するよりも安く抑えられます。ただし、ガソリン代や高速道路代、レンタカー台、手伝ってくれた方への謝礼などは必要です。業者に依頼する場合と料金比較をする際は、単純な配送料だけでなく、こういった費用も含めて計算しましょう。
また、大型荷物を自分で運ぶ場合は、破損・紛失リスクにも注意しなければなりません。大型荷物の運搬作業に慣れたプロではないため、リスクが高くなる傾向にあります。業者を利用している場合は、トラブルが生じたときも補償が適用されますが、自分で運ぶ場合は受けられません。
運送会社の専用プランを利用する
運送会社各社は、大型荷物を安く配送するためのプランを提供しています。大型家具だけを配送するプランや、単身用の引っ越しプランなどが代表的です。大型荷物が複数個ある場合でも、まとめて送ることができます。時間指定や梱包などの基本的なサービスも受けられ、営業所への持ち込みも必要ありません。大手運送会社だけに絞っても数多くのサービスがあります。複数の会社の料金表を比較することが大切です。
また、運ぶことのできる荷物の種類にも、会社によって違いがあります。最安値の会社にこだわるあまり、運んで欲しい荷物を依頼できないケースもあるため、注意して比較しましょう。
さらに、選択した運送会社やタイミングによっては、帰り便など料金の安い配送サービスを活用できることもあります。帰り便とは、届け先に到着したトラックが、出発地に戻るまでの時間を活用して荷物を配達するサービスです。配送先から出発地への道のりは、トラックを空にしているケースが多く、有効活用するために安価に配送を請け負っていることがあります。
定期便を活用する
大型荷物を安く運ぶには、定期的な配送を依頼することで、運送料金を割り引いてもらえるよう交渉する方法もあります。定期便は、ドライバーや運送会社にとって定期的な収入を得る機会となるため、値下げ交渉に応じてもらえることがあります。
配送プラットフォームを利用する
配送プラットフォームを利用して、大型荷物を安く配送する方法もおすすめです。配送プラットフォームとは、荷物を送りたい荷主と荷物を届けたいドライバーや運送会社をオンラインで直接結びつけるサービスです。依頼時の手続きをすべてオンライン化することで、発注と受注のタイムラグを少なくし、緊急の依頼でも配送可能な車両をすぐに手配できます。配送を依頼する荷主は、マッチングした中から条件に合うドライバーを選ぶことができるため、大型荷物や精密機器を運んでもらう場合でも安心して任せられます。
実際の利用手順
料金の安い大型荷物の配送方法を選ぶには、まず複数の配送業者を比較検討することが重要です。各業者の料金体系やサービス内容を詳細に確認し、自分のニーズに最も適したものを選びましょう。また、定期的に実施されるキャンペーンや割引情報も見逃せません。これにより、通常よりも安く配送サービスを利用できる可能性が高まります。さらに、配送日時を柔軟に設定できる場合、オフピーク時の配送を選ぶことでコストを抑えることも可能です。
オンライン注文: 簡単な注文手順とポイント
オンラインで大型荷物の配送を注文する際、まず配送業者のウェブサイトにアクセスします。次に、配送元と配送先の住所、荷物の大きさや重量などの必要情報を入力します。この際、正確な情報を入力することで、後々のトラブルを防ぐことができます。続いて、配送日時やオプションサービスを選択し、料金を確認します。最後に、支払い方法を選び、注文を確定します。オンライン注文の際には、事前に会員登録をしておくとスムーズに手続きが進むことが多いです。
料金体系の確認: 詳細な料金説明と追加費用の確認
詳細な料金説明と追加費用の確認大型荷物の配送料金は、基本料金に加え、距離や荷物の大きさ、重量によって変動します。まず、基本料金がどのように設定されているかを確認しましょう。そして、距離料金や追加サービス(例:梱包サービス、保険など)の料金も詳細に確認します。特に、追加料金が発生する条件を理解しておくことが重要です。これにより、予期せぬ費用が発生するのを防ぐことができます。最後に、見積もりを比較し、最もコストパフォーマンスの良いプランを選びましょう。
配送当日の流れ: スムーズな配送手続きと注意点
配送当日は、配送業者が指定した時間に荷物の引き取りが行われます。このため、事前に荷物の梱包を完了させ、引き取りやすい場所に準備しておくことが重要です。また、梱包が不十分だと追加費用が発生する場合があるため、しっかりと梱包しておきましょう。配送業者が到着したら、荷物の確認と必要な書類の署名を行います。その後、荷物が無事に目的地に届くまでの進捗状況をオンラインで追跡することができます。配送中に問題が発生した場合は、速やかに配送業者に連絡を取り、対応を依頼しましょう。
大型荷物の配送料金を確認して選べる配送プラットフォーム「ピックゴー」
大型荷物の配送を依頼する場合は、配送プラットフォーム「ピックゴー」をおすすめします。こちらのサービスは、仕事の依頼時に配送料金の目安がわかるのが特徴です。Web上で積地や目的地の住所、荷物の情報を入力すると、配送にかかる時間に加えて基本料金が表示されます。配送後に不当に高額な料金を請求される心配もないため、安心して依頼できるでしょう。
ピックゴーでは、軽トラックで運ぶことのできる荷物の場合は荷主がドライバーと直接やり取りし、一般貨物が対象となる場合は、運営会社であるCBcloud株式会社を介して運送業者を紹介されます。どちらの場合も、相手の情報を確認したうえで依頼できるため、大型荷物の配送でも心配ありません。
配送料金の総額は、選択したドライバーや運送会社によって変わってきます。ピックゴーでは、オンライン上で配送料金の相見積もりを取ることができるため、より安い配送料金のドライバーや運送会社に依頼できます。配送の品質はもちろん、価格にもこだわりたい場合に最適なサービスです。
大型荷物の配送にピックゴーが便利な理由
ピックゴーでは、大型荷物の配送を24時間いつでも依頼できます。発送依頼から集荷までの時間は最短56秒と、業界最速クラスを実現しました。業界でもトップクラスのマッチング速度を支えているのが、配送パートナーの登録台数です。軽貨物で50,000台(バイク・自転車含む)、一般貨物(2トン~10トン車)で2,000社を突破し、日本最大級の規模を誇ります。そのため、24時間365日いつでも荷物の種類に応じた車両を手配できるのです。
※記事内の数値はすべて2023年3月時点のものです。
また、こちらのサービスではANA CargoやJALと提携し、空陸一貫輸送でどこよりも速い長距離配送を実現しています。遠方に大型荷物を輸送する際は、トラックと航空便を活用することで、よりスピーディーな配送が可能です。
さらに、ピックゴーではさまざまな車両を手配できるため、大型荷物や特殊な荷物も配送できます。精密機器など取り扱いが難しい荷物の配送、冷蔵車・冷凍車での配送、定期便、買い物代行など、あらゆる用途で利用できるのが魅力です。
配送マッチングサービスを利用する際、不安視されるのがトラブル時の対応。配送パートナーとのやり取りだけでは解決できないケースもあります。ピックゴーは、専用コールセンターにオペレーターを配置し、24時間対応を行っています。緊急時や万が一のトラブル時にも安心です。
大型荷物の配送は依頼先を慎重に比較して決定しよう
大型荷物の配送方法にはさまざまな選択肢があり、料金も依頼先によって変わります。できるだけ安い配送方法を選ぶには、それぞれを比較することが大切です。しかし、価格だけを優先してしまうと、トラブル時に満足な対応を受けられない可能性があります。
配送プラットフォーム「ピックゴー」は、料金面とサポート面の充実度を両立したサービスです。料金を比較したうえで依頼先を決定できます。また、専用のカスタマーサポートが24時間365日稼働しているため、深夜や早朝にアクシデントが発生した場合でも、電話で迅速に対応してもらえます。配送料金の安さはもちろん、サポートの質も重視したい場合は、ぜひこちらのサービスをご利用ください。
⇒ピックゴー エクスプレス(アプリ版:個人のお客様向け緊急配送・即日配送)