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営業が配送までやっていませんか?卸企業が“物流アウトソーシング”に切り替えるべき理由

営業が配送まで担う体制、もう限界かもしれません

「うちの営業は納品もやって当たり前」——そう思っていませんか?

かつてはそれが信頼づくりの一環だったかもしれません。しかし、今や人手不足と物流業務の複雑化が進み、営業担当が配送まで抱えることがビジネス全体の足を引っ張り始めています。

営業が午前中を配送で潰し、午後に商談へ——このサイクル、非効率すぎませんか?

本来「商品を届けること」と「売上を作ること」は別の専門領域であるべきです。

特に卸企業では、顧客との関係性を深め、リピートや追加提案の機会を創出するためには、営業担当が十分な時間とエネルギーを確保しておく必要があります。

それにも関わらず、「納品で疲弊したまま午後に商談」「配送に時間を取られて資料作成が後回し」といった現象が常態化していませんか?

配送業務が営業にもたらす“3つの損失”

  1. 人件費の無駄遣い
    1. 営業職は本来、商談・提案・クロージングといった高付加価値業務が主戦場。
      そこに物流業務を乗せるのは、月給30万円の人材に時給1,200円の仕事をさせるようなものです。
      さらに、配送中は連絡がつきにくくなり、急な対応や顧客連絡が滞るなどのリスクも。人件費という「見えるコスト」に加え、信用損失という「見えないコスト」も膨らんでいます。
  2. 商談チャンスの喪失
    1. 訪問件数の上限、移動距離、時間的余裕——これらが制約されることで、商談の質も量も低下します。
      「午前中は配送、午後に1件だけ訪問してそのまま帰社」という1日の稼働パターンが常態化すれば、営業部門の生産性は著しく落ち込みます。
      また、新規開拓よりも“物理的に回れる範囲の既存顧客対応”に偏る傾向も。
  3. トラブルリスクの増加
    1. 営業が配送に不慣れな場合、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
      これらは取引先からの信頼を損なうだけでなく、再配達などの業務ロスを生みます。
      1. 時間指定ミス
      2. 商品破損・積み違い
      3. 誤納品・納品書忘れ
      4. 駐車トラブルや搬入経路の把握不足

実際に物流をアウトソーシングした卸企業の声

📦 販促品卸A社(従業員15名・東京都)

  • 主に都内の小売店舗やイベント業者へ販促物を卸す企業。

  • 以前は営業4名が交代で週40件以上の納品業務を担当しており、営業稼働の20〜30%を配送が占めていた。

  • 納品後は疲労で営業パフォーマンスが落ちる、午前中が潰れてアポが入れづらいといった声が社内で頻発。

  • そこで、定期的な納品ルートを「ピックゴー定期配送」に切り替えた。

  • 導入後、月あたり約20時間の営業稼働が確保され、商談件数が増加。

  • 結果、売上は半年で18%増加、残業時間は25%削減を達成。

  • 配送トラブルも大幅に減少し、納品の品質も向上。

このように、物流を任せることで営業の本来業務に集中でき、企業全体の生産性と顧客満足度を向上させることができます。

「物流アウトソーシング=高コスト」は誤解です

「でも、配送を外注すると高くなるのでは?」という声は少なくありません。しかし実際には、外注によって“見えないコスト”を削減できるケースが多数存在します。

内製配送にかかる“見えないコスト”

  • 営業担当の人件費(時給換算で3,000円〜5,000円)
  • ガソリン代・車両メンテ・車検・保険・駐車場代などの諸経費
  • 納品に時間を取られることによる「営業機会損失」
  • トラブル・再配達・顧客対応によるストレスや生産性低下

一方で、配送業務を専門業者に任せることで、

  • 固定コストの変動費化
  • 配送品質の安定化
  • 営業1人あたりの生産性向上

といった経営上の合理化が実現します。

アウトソーシング検討時のチェックリスト

物流パートナーを選ぶ際は、以下を必ず確認しましょう。

✅ 自社商品の性質に対応できるか(精密機器、紙製品、壊れやすい販促品など)

✅ 配送ルート・時間帯・曜日などのカスタマイズが可能か

✅ 少ロット配送・月1回〜でも対応できる柔軟性があるか

✅ 顧客先での対応マナー(挨拶、納品書対応など)は信頼できるか

✅ 依頼〜配車〜進捗確認のプロセスがIT化されており、工数がかからないか

これらを満たすパートナーであれば、営業と現場の両面から信頼できる存在となります。

卸企業こそ“営業に集中できる体制”を

中小の卸企業にとって、「営業が納品もする」は昔からの慣習として根付いているかもしれません。

しかし、商談力・提案力が企業の成長エンジンである以上、営業リソースの分散は長期的な損失です。

物流アウトソーシングは単なる「業務委託」ではなく、「リソースの最適配分」です。

まずは、自社が“配送にどれだけ時間を使っているか”を可視化し、改善可能性を探ることから始めてみましょう。

営業が営業に専念できる会社へ。「ピックゴー定期配送」で始める物流アウトソーシング

営業活動の時間が足りない。納品作業に追われ、売上チャンスを逃している。そんな悩みを抱える企業のために生まれたのが、ピックゴー定期配送です。

このサービスは、定期的な配送ニーズに応えるだけでなく、「誰が」「いつ」「どこに」届けるかを、企業の事情に合わせて柔軟に設計できます。

たとえば

  • 月1回のルート納品だけ外注したい

  • 営業所間の移動だけを委託したい

  • 納品先が百貨店やオフィスビルで、マナーや対応品質を重視したい

といった細かなニーズにも対応。

さらに、導入のしやすさも特長です

  • 専用サイトで見積もり→配車→進捗確認までを簡単に操作

  • 登録ドライバーの顔や評価を事前にチェックでき、安心して依頼可能

  • 短距離・小口配送にも対応しており、「一部だけ外注」がしやすい

 

実際に導入した企業からは、

「営業が“届ける人”から“売る人”に戻った」 「商談が増えて売り上げが上がった」 という声が多数上がっています。

どんなお悩みでもお答えさせていただきますので、まずは無料でご相談ください👇

相談する前にもう少し「定期配送」について情報が欲しい!という方は以下からご確認ください👇

最後に

営業力を最大化したいなら、物流は“任せる”時代です。

営業が“売ること”に集中できる体制を整えることが、卸企業の成長を加速させる鍵です。

配送をアウトソーシングすることで、営業1人あたりの生産性が向上し、顧客満足度の高い提案や対応が可能になります。

「今のやり方が本当に最適なのか?」という視点を持ち、まずは一部のルートからでも業務を切り出してみることが、改善の第一歩です。

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