
楽器の配送サービスはどれがいい?梱包方法や配送の注意点も紹介
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
デリケートで取り扱いに注意が必要な楽器を配送する方法が気になる方も多いのではないでしょうか。「遠方で演奏する予定があるため楽器を配送してもらいたい場合」「離れている友人や家族に楽器を渡したい場合」など気になる内容はさまざまです。
今回は、ギターの場合を参考にして、楽器の配送サービスと料金、楽器の梱包方法、楽器配送時の注意点を紹介します。
目次[非表示]
- 1.楽器の配送サービスと料金
- 1.1.郵便局
- 1.2.宅配業者
- 1.3.配送プラットフォーム
- 2.楽器の梱包方法
- 2.1.ハードケースに入っている場合
- 2.2.ソフトケースに入っている場合
- 2.3.ケースがない場合
- 2.4.ギターの弦は緩めておく
- 2.5.部品は個別に梱包する
- 2.6.開封時の寒暖差に気をつける
- 3.楽器の配送サービスの選び方
- 4.日本最大級の配送プラットフォーム「ピックゴー」
- 5.まとめ
楽器の配送サービスと料金
家電や家具とは異なり、精密機器のように壊れやすく、慣れるまで取り扱いが難しい楽器ですが、通常の配送方法で対応可能です。各配送サービスの特徴と料金について下記の3つのパターンを紹介します。
- 郵便局に依頼する
- 宅配業者に依頼する
- 配送プラットフォームで依頼する
郵便局
楽器を配送してくれる配送サービスとして「郵便局」に依頼する方法があります。郵便局はハガキや手紙のイメージが強いですが、楽器のような箱に入れて梱包した荷物にも対応しています。ここでは楽器の参考としてギターの場合を紹介しますが、アコースティックギターケースの平均サイズは、3辺の合計が160cm程度です。郵便局では3辺の合計が170cmまでの荷物を配送できるので、東京から大阪までなら2600円程度で配送が可能です。
ギターは高価な物もたくさんあるので補償も気になるところですが、郵便局では400円程度の追加料金で損害補償額を30万円から50万円に繰り上げることができるので、知っておくとよいでしょう。
宅配業者
楽器を配送してくれる配送サービスとして「宅配業者」に依頼する方法もあります。郵便局と大きく異なる点は、ギターを配送する場合にハードケースを梱包材として認識してくれる宅配業者があるという点です。宅配業者に配送を依頼しようと考えている場合は、事前に確認してみるとよいでしょう。
配送できる規定サイズに関しては、3辺の合計が200cmの宅配業者もあれば、260cmまで対応している宅配業者もあります。ギターを送るには170cmまで対応していれば配送できるので問題ありません。東京から大阪まで3000円〜4000円程度で配送が可能です。
配送プラットフォーム
既存の配送方法とは別に、楽器の配送でおすすめしたいのが配送プラットフォームの「ピックゴー」です。条件次第では、郵便局や宅配業者に配送依頼するよりも安く済ませることができ、ストレスフリーで完結できます。
「ピックゴー」とは、荷物を届けてほしい人とドライバーをつなぐ配送サービスで、PCやアプリから集荷先・配送先・時間を指定し、見積もりを確認して依頼をするだけという便利な仕組みです。
配送可能エリアは全国なので、配送先を気にする必要もありません。使用する車両に載せられる限り、どれだけ荷物を載せても同一料金なので、複数の楽器や他の荷物を一緒に配送することも可能です。
楽器の梱包方法
楽器の配送を依頼したあとは、配送ドライバーに預けるまでの間に配送中の破損を防ぐための梱包をしっかりと施しておく必要があります。ここでは、楽器の梱包を下記の3つのパターン別に紹介します。
- ハードケースに入っている場合
- ソフトケースに入っている場合
- ケースがない場合
ハードケースに入っている場合
ギターの配送を依頼する配送サービスにも左右されますが、ギターがハードケースに入っている場合は、それ以上の梱包が必要ないこともあります。一部の宅配業者ではギターのハードケースを梱包材として認識してくれるので、事前に確認して問題なければそれ以上の梱包は必要ありません。
ケース内部のギターを保護する梱包は必要なので注意してください。ホームセンターや100円ショップで販売されている気泡緩衝材で本体を巻いてからハードケースに入れておけば大丈夫です。また、配送中の衝撃や摩擦によってハードケースが破損する場合もあるので、想定外のキズを増やさないためにも、気になる方はケースの方も簡単に保護しておくとよいでしょう。
ソフトケースに入っている場合
配送を依頼するギターがソフトケースに入っている場合は、ソフトケースをダンボールに入れて梱包する必要があります。まずは、ギター本体を気泡緩衝材などでしっかり保護してください。保護したギターをソフトケースに入れて、ソフトケース全体を同じように緩衝材で保護しましょう。さらに、ソフトケースのサイズに合ったダンボールに入れ、隙間を余った緩衝材などで埋めれば完成です。
ソフトケースはハードケースとは違い、ダンボールに入れる必要があるので、事前に理解しておくことが重要です。ダンボールの選定に困った場合は、ネットでギター用ダンボールも販売されているので、購入を検討してみるのもよいでしょう。
ケースがない場合
楽器の配送方法や料金、梱包方法などを理解できたのではないでしょうか。ここでは、配送の際の注意点を紹介します。下記の3つの点に気をつけるようにしてください。
- ギターの弦は緩めておく
- 部品は1つずつ個別に梱包する
- 開封する際の寒暖差に注意する
ギターの弦は緩めておく
ギターを配送する際には、外れない程度に弦を緩めておくほうがよいでしょう。理由は、弦を張ったまま配送してしまうと、配送中の何らかの衝撃などが影響して弦が切れてしまったり、痛んでしまったりすることがあるからです。
弦だけでなくフレットにもキズがつけないように、弦とフレットの間にフレットガードを取り付けるか、代わりに緩衝材のシートやクロスを挟んでおきましょう。フレットには簡単にキズが入るので、弦と同様に注意が必要です。
部品は個別に梱包する
ギターのパーツは大変デリケートなので、1つずつ個別にしっかりと保護しておくことをおすすめします。ボルトオンの比較的硬めのメイプルネックだとしても、衝撃が加わってしまうと曲がる危険があります。その他のネックも形状次第では大変折れやすい場合があるので、緩衝材を入れすぎず程よい量に調整するように気をつけましょう。
スイッチなどの突起物があるギターや、尖った形状のギターの先端部分なども個別に保護してください。デリケートな塗装などもあるので、梱包の際は細心の注意が必要です。
開封時の寒暖差に気をつける
到着したギターのダンボールやケースを開封する際には寒暖差に気をつけてください。室内外で温度差がある場合は、急激な温度変化で木部や塗装部分にひび割れが発生することもあります。
結露も楽器に良くないので、受け取りがご自身ではない場合や、楽器に詳しくない方の場合には、室温に馴染んでからダンボールやケースを開封するように、事前に連絡しておきましょう。伝え忘れを防止するために、見えるところに注意書きを書いておくのもよいかもしれません。
楽器の配送サービスの選び方
楽器の配送サービスを選ぶ際は、配送料金だけでなく、実際に楽器が手元に届くまでの日数も大切です。遠方での演奏のために配送を依頼する場合であれば、演奏のリハーサル日に届いていないと大問題ですし、友人などに譲る場合には、不在の日は避けたいものです。指定日時での到着以外にも、早く届いてほしい状況もあると思います。「配送料金は安いが日時の融通がきかない」「配送料金は高いけれども日時指定ができる」など、配送サービスによって条件はさまざまなので、ご自身の希望に沿う条件の配送サービスを選ぶようにしましょう。
基本的に、郵便局や配送業者は繁忙期だと配送完了までに予想以上の日数がかかってしまうことがあります。配送プラットフォームの場合、最短数分で依頼が完了し、条件次第で当日中に到着することもあります。
日本最大級の配送プラットフォーム「ピックゴー」
楽器の配送方法に困った時は、日本最大級の配送プラットフォーム「ピックゴー」を利用するのもよいでしょう。ピックゴーは、国内の配送プラットフォームの中で、登録している軽貨物の配送パートナー数がNo.1です。そのため楽器を配送依頼したい場合に、軽貨物の配送ドライバーが見つかりやすく、スムーズな依頼完了を期待できます。
24時間対応、配車時間は最短56秒というかなりの早さで荷主と配送ドライバーをつなげます。それだけでなく、配車率が99.2%という実績もあり、荷物を運んでくれる配送ドライバーが見つかりやすいので安心して利用できます。
楽器の場合は、自分で梱包してピックゴーで配送してくれるドライバーを探せば、指定した場所と時間に集荷してもらえるので非常に楽です。
まとめ
楽器の配送にはいろいろな方法がありますが、満足度の高い配送を期待するためには、ご自身の希望する条件を満たしている必要があります。配送料金はもちろん、指定した日時に届けてくれるかどうかなど、事前の確認が必須です。
配送プラットフォーム「ピックゴー」であれば、配送料金の見積もり、集荷・配送の日時指定までスマホですべて簡単に完結します。アプリのダウンロードは無料ですので、楽器の配送でお困りの際には、すぐに「ピックゴー」にご依頼ください。