
物流資材とは?オリコン・クレート・パレットの用途を解説
物流現場では、商品を「運べる状態」に整えるだけでも多くの判断が必要です。
どの資材に入れるのか。どの単位で保管するのか。
どのように積み込み、納品先ではどう荷下ろしするのか。
こうした一つひとつの選択が、作業時間や保管効率、輸送時の破損リスクに関わってきます。
その中で重要になるのが、オリコン・クレート・パレットなどの「物流資材」です。
物流資材を適切に使い分けられると、倉庫内の整理や荷役作業がスムーズになり、配送時の荷崩れや破損も防ぎやすくなります。
一方で、荷物や納品先に合わない資材を選んでしまうと、保管スペースを圧迫したり、積み替え作業が増えたり、現場の負担がかえって大きくなることもあります。
この記事では、物流資材の基本的な意味から、オリコン・クレート・パレットの違い、選び方、導入時の注意点まで整理します。物流資材を見直したい方や、自社の荷物に合う資材を判断したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.物流資材とは?物流現場で使われる代表的な資材を解説
- 1.1.物流資材の意味
- 1.2.物流資材が必要とされる理由
- 1.3.物流資材は配送・保管・荷役の効率を左右する
- 2.物流でよく使われる代表的な資材
- 2.1.オリコンとは
- 2.2.クレートとは
- 2.3.パレットとは
- 2.4.それぞれの役割の違い
- 3.オリコン・クレート・パレットの違い
- 3.1.オリコンが向いている荷物
- 3.2.クレートが向いている荷物
- 3.3.パレットが向いている荷物
- 3.4.物流資材はどう使い分けるべきか
- 4.物流資材を選ぶときのポイント
- 4.1.荷物のサイズ・重量で選ぶ
- 4.2.保管方法で選ぶ
- 4.3.積み重ね・搬送方法で選ぶ
- 4.4.繰り返し利用かワンウェイ利用かで選ぶ
- 5.物流資材を導入するメリット
- 5.1.保管効率を高めやすい
- 5.2.荷役作業を効率化しやすい
- 5.3.輸送時の破損リスクを減らしやすい
- 5.4.在庫管理や作業標準化に役立つ
- 6.物流資材を使うときの注意点
- 6.1.資材サイズを標準化する
- 6.2.保管スペースを確保する
- 6.3.回収・再利用の運用を決める
- 6.4.納品先の設備条件を確認する
- 7.物流資材ごとの詳しい使い方
- 8.物流資材に関するよくある質問
- 8.1.物流資材とは何ですか?
- 8.2.オリコンとクレートの違いは何ですか?
- 8.3.パレットはどんな場面で使いますか?
- 8.4.物流資材はどう選べばよいですか?
- 9.まとめ|物流資材は用途に合わせて選び、配送・保管・荷役を効率化しよう
物流資材とは?物流現場で使われる代表的な資材を解説
まずは、物流資材の基本的な意味と役割を整理します。
物流資材は、商品を入れるためだけでなく、配送・保管・荷役をスムーズに進めるために欠かせない要素です。
物流資材の意味
物流資材とは、商品の保管・荷役・輸送・納品を効率よく行うために使われる資材のことです。
代表的なものには、オリコン、クレート、パレット、段ボール、緩衝材、ストレッチフィルム、コンテナ、台車などがあります。
物流資材は、商品を入れるためだけのものではありません。
荷物をまとめる、積み重ねる、移動しやすくする、破損を防ぐ、数量を管理しやすくするなど、物流業務全体を支える役割があります。
たとえば、同じ商品でも段ボールで出荷するのか、オリコンに入れて回収するのか、パレット単位でまとめて輸送するのかによって、倉庫作業や配送方法は大きく変わります。
物流資材が必要とされる理由
物流資材が必要とされる理由は、商品を安全かつ効率的に動かすためです。
物流現場では、入荷、保管、ピッキング、検品、梱包、出荷、配送、納品といった多くの工程があります。
そのなかで荷物の形やサイズがバラバラだと、作業時間が増えたり、積載効率が下がったり、破損や誤出荷のリスクが高まったりします。
物流資材を使うことで、荷物を一定の単位にまとめやすくなり、作業の標準化にもつながります。
特に、複数の商品をまとめて運ぶ場合や、店舗・工場・倉庫間で繰り返し配送する場合は、適切な物流資材を使うことで現場の負担を減らしやすくなります。
物流資材は配送・保管・荷役の効率を左右する
物流資材は、配送・保管・荷役の効率を大きく左右します。
保管では、積み重ねやすい資材を使うことで倉庫スペースを有効活用できます。
荷役では、フォークリフトや台車で扱いやすい資材を選ぶことで、積み込みや積み下ろしの時間を短縮しやすくなります。
配送では、荷姿が整っているほど車両への積載効率が高まり、破損リスクも抑えやすくなります。
つまり物流資材は、単なる「入れ物」ではなく、物流業務の品質やコストに関わる重要な要素です。
自社の荷物や配送頻度に合った資材を選ぶことが、物流改善の第一歩になります。
物流でよく使われる代表的な資材
物流現場で使われる資材には多くの種類があります。
ここでは、特に利用されることの多いオリコン・クレート・パレットの特徴を整理します。
オリコンとは
オリコンとは、「折りたたみコンテナ」の略称です。
使用しないときは折りたためるため、空箱の保管スペースを抑えやすい点が特徴です。
物流現場では、店舗への納品、倉庫内の商品移動、部品や備品の保管、定期配送などで使われます。
繰り返し利用しやすく、段ボールの使用量を減らしたい現場にも向いています。
軽量の商品や小物類、日用品、アパレル商品、部品などをまとめて運ぶ場面では、オリコンが使いやすい選択肢になります。
中身を保護しながら、一定の単位で管理しやすくなるためです。
クレートとは
クレートとは、樹脂製や金属製などの箱型容器のことです。
オリコンと似ていますが、折りたためないタイプも多く、強度や通気性を重視する場面で選ばれます。
食品、飲料、農産物、工業部品など、繰り返し運搬する荷物に使われることが多い資材です。
メッシュ状のクレートであれば通気性を確保しやすく、洗浄しやすいタイプであれば衛生管理が必要な現場にも向いています。
オリコンが「折りたたみやすさ」を重視する場面で使われやすいのに対し、クレートは「強度」「通気性」「洗浄性」などを重視する場面で選ばれやすい資材です。
パレットとは
パレットとは、荷物をまとめて載せ、フォークリフトやハンドリフトで運びやすくするための台状の物流資材です。
木製、樹脂製、金属製、紙製など、用途に応じてさまざまな種類があります。
大量の商品をまとめて保管・輸送する場面で使われることが多く、倉庫や工場、物流センターなどで広く利用されています。
荷物をパレット単位で管理できるため、積み込みや積み下ろしの効率化にも役立ちます。
重量物や大量の商品を扱う場合、人の手で一つひとつ運ぶには負担が大きくなります。パレットを使えば、荷物をまとめた状態で搬送しやすくなり、荷役作業の効率化につながります。
それぞれの役割の違い
オリコン・クレート・パレットはいずれも物流現場で使われる代表的な資材ですが、役割は異なります。
オリコンは、小物や軽量の商品をまとめて入れ、使わないときは折りたたんで保管したい場合に向いています。
クレートは、強度や通気性、洗浄性が必要な荷物に向いています。
パレットは、複数の荷物をまとめて大きな単位で保管・輸送したい場合に使いやすい資材です。
わかりやすく言えば、オリコンやクレートは「荷物を入れる容器」、パレットは「荷物をまとめて載せる台」です。
この違いを押さえると、使い分けの考え方も整理しやすくなります。
オリコン・クレート・パレットの違い

オリコン・クレート・パレットは、いずれも物流現場で使われる代表的な資材ですが、向いている荷物や運用方法は異なります。
自社の荷物に合う資材を選ぶために、それぞれの違いを整理しておきましょう。
オリコンが向いている荷物
オリコンは、軽量で比較的小さな荷物をまとめて運ぶ場合に向いています。たとえば、日用品、アパレル、雑貨、部品、書類、店舗備品などです。
折りたたみができるため、納品後に空のオリコンを回収し、次回以降も繰り返し使う運用に適しています。
店舗配送や拠点間配送など、同じ納品先へ定期的に荷物を届ける場合にも使いやすい資材です。
一方で、重量物や形が大きく不安定な荷物には向かない場合があります。オリコンの耐荷重やサイズを確認し、荷物に合ったものを選ぶことが重要です。
クレートが向いている荷物
クレートは、強度や通気性、洗浄性が求められる荷物に向いています。
食品、農産物、飲料、部品、工場内で使う材料など、繰り返し運ぶ荷物で使われることが多い資材です。
メッシュ状のクレートは通気性があり、青果物などを扱う場面で使われることがあります。
また、樹脂製のクレートは水洗いしやすいため、衛生面を重視したい現場にも適しています。
ただし、折りたためないタイプの場合、空の状態でも保管スペースが必要です。回収後の置き場所や返却ルートも含めて運用を考える必要があります。
パレットが向いている荷物
パレットは、大量の商品や重量のある荷物をまとめて扱う場合に向いています。
段ボールを複数積み上げるケースや、工場から倉庫、倉庫から店舗・拠点へまとめて輸送するケースで活用されます。
フォークリフトやハンドリフトで荷役できるため、人の手で一つひとつ運ぶよりも作業負担を減らしやすい点がメリットです。
大量出荷や定期的な納品がある現場では、パレット単位で管理することで、出荷作業や在庫管理も整理しやすくなります。
一方で、納品先にフォークリフトやパレット置き場がない場合は、荷下ろし方法に注意が必要です。
物流資材はどう使い分けるべきか
物流資材は、荷物の種類、サイズ、重量、配送頻度、納品先の条件に合わせて使い分けることが大切です。
小物を繰り返し運ぶならオリコン、通気性や洗浄性を重視するならクレート、大量の商品をまとめて運ぶならパレットが選択肢になります。
ただし、実際の現場では複数の資材を組み合わせることもあります。
たとえば、商品をオリコンに入れたうえで、複数のオリコンをパレットに積んで輸送するケースもあります。資材単体で考えるのではなく、保管から配送、納品、回収までの流れ全体で使い分けることが重要です。
オリコン・クレート・パレットなど、荷姿に合わせた配送手配を相談したい方はピックゴーへお問い合わせください。
物流資材を選ぶときのポイント
物流資材は、何となく選ぶのではなく、荷物の特徴や現場の運用に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、資材選定で確認しておきたい主なポイントを解説します。
荷物のサイズ・重量で選ぶ
物流資材を選ぶときは、まず荷物のサイズと重量を確認します。資材に対して荷物が大きすぎると、破損や転倒のリスクが高まります。
反対に、資材が大きすぎると空間が余り、積載効率が悪くなります。
重量物を扱う場合は、資材の耐荷重も確認が必要です。オリコンやクレートには耐荷重の目安があり、パレットにも積載可能な重量があります。
資材の強度を超えて使用すると、輸送中の破損や荷崩れにつながる可能性があります。
荷物の実寸、重量、梱包後の状態を把握したうえで、無理なく扱える資材を選びましょう。
保管方法で選ぶ
資材は、輸送時だけでなく保管時の使いやすさも重要です。倉庫内で積み重ねるのか、棚に保管するのか、床置きするのかによって、適した資材は変わります。
オリコンは、使わないときに折りたためるため、空箱の保管スペースを抑えたい場合に向いています。
クレートは、折りたためないものもありますが、積み重ねやすい形状であれば保管効率を高めやすくなります。
パレットは、パレットラックや平置き保管との相性を確認する必要があります。
保管スペースに余裕がない場合は、資材そのものの置き場所も含めて検討することが大切です。
積み重ね・搬送方法で選ぶ
物流資材を選ぶ際は、積み重ねや搬送方法も確認しましょう。
手作業で運ぶのか、台車を使うのか、フォークリフトを使うのかによって、適した資材は異なります。
手作業が中心の現場では、持ちやすさや重さが重要です。台車で運ぶ場合は、資材の底面や積み重ねたときの安定性を確認する必要があります。
フォークリフトやハンドリフトを使う場合は、パレットとの相性が重要になります。
資材を選ぶときは、荷物を入れた状態で誰が、どのように、どこまで運ぶのかを具体的に想定しましょう。
繰り返し利用かワンウェイ利用かで選ぶ
物流資材には、繰り返し利用するものと、一度の配送で使い切るものがあります。
オリコンやクレート、パレットは繰り返し利用されることが多く、段ボールや一部の緩衝材はワンウェイ利用されることが多い資材です。繰り返し利用する資材は、長期的に見ると資材コストや廃棄物の削減につながる場合があります。一方で、回収・保管・管理の手間が発生します。
ワンウェイ利用は、回収の手間が少ない反面、配送のたびに資材費がかかります。配送頻度や納品先との関係、回収ルートの有無を踏まえて選びましょう。
物流資材を導入するメリット
物流資材を適切に導入すると、現場作業の効率化や品質向上につながります。ここでは、物流資材を活用することで得られる主なメリットを整理します。
保管効率を高めやすい
物流資材を適切に導入すると、倉庫内の保管効率を高めやすくなります。
荷物を一定のサイズや単位にまとめることで、棚やパレットラックに収めやすくなり、スペースを有効活用できます。
特に、商品サイズがバラバラな現場では、資材を標準化することで保管場所を決めやすくなります。
どこに何を置くかが整理されると、ピッキングや棚卸しの作業も進めやすくなります。
保管効率を高めるには、単に資材を導入するだけでなく、倉庫レイアウトや作業動線と合わせて考えることが重要です。
荷役作業を効率化しやすい
物流資材は、荷役作業の効率化にも役立ちます。
荷物をオリコンやクレートにまとめることで、複数の商品を一度に移動しやすくなります。
パレットを使えば、フォークリフトやハンドリフトでまとめて搬送できます。
荷役作業が効率化されると、積み込みや積み下ろしにかかる時間を短縮しやすくなります。作業者の負担軽減や、待機時間の削減にもつながります。
特に、出荷量が多い現場や、同じ納品先へ定期的に配送する現場では、物流資材の使い方によって作業効率が大きく変わります。
定期配送の仕組みやメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
輸送時の破損リスクを減らしやすい
物流資材を適切に使うことで、輸送時の破損リスクを減らしやすくなります。
荷物をそのまま積み込むよりも、資材に入れて形を整えたほうが、衝撃や荷崩れを防ぎやすくなるためです。
たとえば、小物をオリコンにまとめれば、車両内で荷物が散らばるリスクを抑えられます。
パレットに荷物を積み、ストレッチフィルムで固定すれば、まとめて安定した状態で輸送しやすくなります。
ただし、資材を使っていても、積み方や固定方法が不十分だと破損は起こります。荷物の性質に合わせた梱包・固定も合わせて考えましょう。
在庫管理や作業標準化に役立つ
物流資材は、在庫管理や作業標準化にも役立ちます。資材ごとに入れる数量や商品カテゴリを決めておくと、現場での確認作業がしやすくなります。
たとえば、「このオリコンには何個入れる」「このクレートはこの商品カテゴリで使う」「このパレット単位で出荷する」といったルールを決めることで、作業者ごとの差を減らしやすくなります。
資材の運用ルールが整うと、新人教育や委託先との連携もしやすくなります。
物流資材は、現場作業を属人化させないための仕組みづくりにも関わる要素です。
定期的な納品や拠点間配送を効率化したい場合は、ピックゴーの定期配送もご検討ください。
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物流資材を使うときの注意点
物流資材は便利な一方、運用ルールを決めずに導入すると、保管スペースの圧迫や回収漏れなどの問題が起こります。
導入前に確認しておきたい注意点を見ていきましょう。
資材サイズを標準化する
物流資材を使うときは、できるだけサイズを標準化することが大切です。サイズがバラバラだと、保管場所の確保や積み重ね、車両への積載が難しくなります。
標準化されていない資材が増えると、現場で「どの資材を使えばよいか」がわかりにくくなり、作業ミスや無駄な確認が増えることもあります。資材の種類を増やしすぎず、用途ごとに使うサイズを決めておくと管理しやすくなります。
資材サイズを決める際は、商品のサイズだけでなく、棚、台車、パレット、車両荷室、納品先の保管場所との相性も確認しましょう。
保管スペースを確保する
物流資材は、使用中だけでなく未使用時や回収後の保管スペースも必要です。
特に、クレートやパレットのようにかさばりやすい資材は、空の状態でも一定の置き場所を確保しなければなりません。
オリコンは折りたためるため省スペース化しやすいですが、それでも大量に使う場合は保管場所の設計が必要です。
資材の置き場が曖昧だと、作業動線をふさいだり、必要なときに見つからなかったりする原因になります。
物流資材を導入する前に、使用前、使用中、回収後の保管場所を決めておきましょう。
回収・再利用の運用を決める
繰り返し使う物流資材は、回収と再利用の運用を決めておく必要があります。
納品先に置いてきた資材をいつ回収するのか、誰が管理するのか、破損した場合はどうするのかを明確にしておかないと、資材の紛失や不足が起こりやすくなります。
特に、オリコンやクレートを店舗や拠点間で循環させる場合は、返却ルールの整備が重要です。
回収タイミングが合わないと、次回出荷に必要な資材が足りなくなることもあります。
資材を繰り返し使う場合は、配送ルートや納品頻度と合わせて回収計画を立てましょう。
納品先の設備条件を確認する
物流資材を使うときは、納品先の設備条件も確認が必要です。たとえば、パレットで納品したくても、納品先にフォークリフトやパレット置き場がなければ、荷下ろしが難しくなる場合があります。
また、ビルや商業施設、店舗への納品では、搬入口の高さ、エレベーターのサイズ、台車利用の可否、納品時間の制限なども関係します。資材のサイズが現場条件に合っていないと、納品時に積み替えや手作業が発生することがあります。
物流資材は、自社倉庫だけでなく、配送先まで含めて使いやすいかを確認することが大切です。
納品先の条件や荷姿に合わせた車両手配に迷う場合は、ピックゴーにご相談ください。
物流資材ごとの詳しい使い方
ここまで物流資材の全体像を解説してきましたが、実際の使い方は資材ごとに異なります。
より詳しい使い方を確認したい場合は、関連する詳細記事もあわせて確認すると理解しやすくなります。
オリコン・クレートの使い方は別記事で詳しく解説
オリコンやクレートは、物流現場でよく使われる資材ですが、用途や運用方法には違いがあります。
オリコンは折りたたみやすさ、クレートは強度や通気性、洗浄性などが選定のポイントになります。
また、サイズ、耐荷重、返却ルール、納品先での扱いやすさも確認が必要です。
クレートを使う場合は、保管スペースや洗浄方法、商品特性との相性を考える必要があります。
オリコンの意味や使い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
パレット便・パレット輸送は別記事で詳しく解説
パレットは、大量の商品や重量物をまとめて運ぶ際に便利な物流資材です。
ただし、実際にパレット輸送を行う場合は、パレットサイズ、積み付け方法、荷崩れ防止、納品先の荷下ろし環境などを確認する必要があります。
パレット便やパレット輸送では、車両の種類や積載可能枚数、フォークリフトの有無によって手配方法が変わります。
そのため、資材選定だけでなく配送条件まで含めて考えることが大切です。
パレット輸送の仕組みや注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。
物流資材に関するよくある質問

最後に、物流資材についてよくある疑問を簡潔に整理します。基本的な意味や使い分けを確認したい方は、ここで要点を押さえておきましょう。
物流資材とは何ですか?
物流資材とは、商品の保管・荷役・輸送・納品を効率よく行うために使われる資材のことです。
代表的なものには、オリコン、クレート、パレット、段ボール、緩衝材、ストレッチフィルムなどがあります。
商品を保護するだけでなく、荷物をまとめる、積み重ねる、移動しやすくする、在庫管理をしやすくするなど、物流業務全体を支える役割があります。
オリコンとクレートの違いは何ですか?
オリコンは「折りたたみコンテナ」のことで、使わないときに折りたたんで保管できる点が特徴です。
店舗配送や拠点間配送など、繰り返し使う運用に向いています。
クレートは箱型の容器で、強度や通気性、洗浄性を重視する場面で使われます。
食品、農産物、飲料、部品などの運搬に使われることが多い資材です。
パレットはどんな場面で使いますか?
パレットは、大量の商品や重量物をまとめて保管・輸送する場面で使います。段ボールを複数積み上げたり、工場や倉庫からまとめて出荷したりする場合に便利です。
フォークリフトやハンドリフトで搬送できるため、荷役作業の効率化に役立ちます。ただし、納品先に荷下ろし設備があるか、パレットを置くスペースがあるかを事前に確認する必要があります。
物流資材はどう選べばよいですか?
物流資材は、荷物のサイズ、重量、形状、配送頻度、保管方法、納品先の設備条件に合わせて選ぶことが大切です。
小物を繰り返し運ぶならオリコン
通気性や洗浄性を重視するならクレート
大量の商品をまとめて運ぶならパレットが候補になります。
資材だけで判断せず、保管から配送、納品、回収までの流れ全体で考えると選びやすくなります。
まとめ|物流資材は用途に合わせて選び、配送・保管・荷役を効率化しよう
物流資材は、商品を安全に運ぶだけでなく、保管効率や荷役作業、配送品質にも関わる重要な要素です。最後に、この記事で解説したポイントを振り返ります。
物流資材とは、配送・保管・荷役を効率よく行うために使われる資材のことです。
オリコン、クレート、パレットなどは、物流現場でよく使われる代表的な資材です。
オリコンは、小物や軽量の商品をまとめて繰り返し運ぶ場面に向いています。
クレートは、強度や通気性、洗浄性が必要な荷物に向いています。
パレットは、大量の商品や重量物をまとめて保管・輸送する場面に適しています。
物流資材を適切に使えば、保管効率の向上、荷役作業の効率化、破損リスクの軽減、在庫管理や作業標準化につながります。
一方で、資材サイズの標準化、保管スペース、回収・再利用の運用、納品先の設備条件には注意が必要です。
また、物流資材を整えるだけでなく、荷姿や納品条件に合った配送手段を選ぶことも重要です。
資材に合わない車両や配送方法を選んでしまうと、積み込み・荷下ろし・納品時に余計な手間が発生することがあります。
ピックゴーでは、緊急配送や定期配送など、荷物や配送条件に応じた配送手配に対応しています。
オリコン・クレート・パレットなどを使った荷物の配送や、納品先条件に合わせた手配にお困りの場合は、配送体制の見直しとあわせて相談してみましょう。

