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メッセンジャーの仕事内容とは?給料・メリット・デメリットを紹介!

こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。

自転車便ともいわれるメッセンジャーは、近年ではフードデリバリーの一形態として認知されていますが、本来は自動車で運ぶよりも早く、小回りの利く自転車で急ぎの荷物を配送する仕事です。

メッセンジャーの仕事に興味はあるけれど、始め方がわからないという方は少なくありません。そこでこの記事では、メッセンジャーの仕事に関する情報をご紹介します。

これからメッセンジャーの仕事を始めてみたいと検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.メッセンジャーとは?
  2. 2.メッセンジャーの仕事内容
  3. 3.メッセンジャーの給料
  4. 4.メッセンジャーの仕事のメリット
  5. 5.メッセンジャーの仕事のデメリット
  6. 6.メッセンジャーの仕事のやりがい
    1. 6.1.1人の時間が取れる
    2. 6.2.感謝の言葉をかけられる
  7. 7.メッセンジャーの仕事で使う自転車の選び方
  8. 8.まとめ

メッセンジャーとは?

メッセンジャーとは、主に自転車を使った配送業のことであり、1950年代頃のアメリカが発祥と言われています。

小回りが利く自転車を使うことで、渋滞や一方通行などでバイクや車が走りにくい都市部でもすばやく荷物を配送できます。自転車で運べる荷物であれば、集荷をしてそのまま配送できるので、一般の宅配便よりも早く届けることができるのがメリットです。

自転車で運べる荷物であることが前提ですが、急ぎの荷物に対応できるため、ビジネスで利用する例がたくさんあります。

メッセンジャーの仕事内容

メッセンジャーの主な仕事は、預かった荷物を指定された配送先に届けることです。通常の宅配便の配送と異なるのは、自動車ではなく自転車を使用していること。

そのため、大きな荷物や重たい荷物ではなく、封筒・小さい箱状の荷物・筒状の荷物などを運ぶことが一般的です。宅配便や郵便は、集荷した荷物を一旦物流センターなどに運び、仕分けをしてから配送という流れが一般的ですが、メッセンジャーの場合は、荷主から荷物を集荷し、そのまま配送先に届けます。

集荷後の仕分けの行程を省けるため、宅配便や郵便よりも急ぎの荷物を扱う場合が多く、ビジネス関係の書類などを扱うケースがメインです。配送時に自転車を使用することで、自動車の渋滞や一方通行などに時間をとられることなく、迅速に荷物を届けることができる特徴があります。

メッセンジャーの給料

メッセンジャーは働き方によって給料形態が異なりますが、歩合制もしくは時給制がほとんどです。

  • 歩合制:一定の販売量や成果を達成した場合に報酬や給与が支払われる仕組みや制度

  • 時給制:労働者に対して1時間あたりの労働に対する報酬を支払う仕組み

メッセンジャーの仕事における歩合率は、依頼料の40%~60%が一般的ですが、所属する会社によって異なるため、注意が必要です。

また、会社によっては「1時間プラン」など、あらかじめ仕事に携わる時間が決められていて、従事した仕事分の時給が支払われるというシステムを導入しているケースもあります。

メッセンジャーの仕事は「やればやった分だけ稼げる」というイメージが先行しますが、所属する会社や働き方によってもらえる給料も異なることを覚えておきましょう。

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メッセンジャーの仕事のメリット

自転車を使用したメッセンジャーの仕事には、以下のようなメリットがあります。

  1. 健康的である

    メッセンジャーの仕事では、自転車に乗ることで体力を向上させ、健康的な生活を送るために必要な運動を取り入れることができます。

  2. 柔軟な労働時間を選択できる

    一部のメッセンジャーの仕事はシフト制であるため、労働時間を柔軟に選択することが可能です。

  3. 環境への貢献度が高い

    自転車を使うメッセンジャーの仕事は、二酸化炭素の排出が少ないことや都市部の交通渋滞に対する負荷も低く、環境に優しい選択肢といえます。

  4. スキルを習得できる

    メッセンジャーの仕事では、ナビゲーションや交通法規の知識、荷物の効率的な配送方法など、さまざまなスキルを習得できます。

  5. 好きなことを仕事にできる

    自転車に乗ることが好き、身体を動かすことが好きという人にとっては、好きなことを仕事にできるというメリットを得られます。

メッセンジャーの仕事のデメリット

自転車を使用するメッセンジャーの仕事には、注意しなければいけないデメリットも存在します。

  1. 交通事故の危険がある

    メッセンジャーの仕事には、交通事故に巻き込まれる危険性が高いというデメリットがあり、特に交通量の多い都市部では、リスクが高まります。

  2. 天候の影響を受けやすい

    メッセンジャーの仕事は、雨や雪などの悪天候でも行わなければいけないため、天候によっては非常に過酷な状況になることがあります。

  3. 自転車や装備の維持費用がかかる

    メッセンジャーは、仕事に使用する自転車や装備、部品などの維持費用が自己負担であることがほとんどです。

  4. 収入が一定ではない

    メッセンジャーは需要に応じて収入が変動することが多く、特に歩合制のメッセンジャーは、休んでしまえば収入が減るというデメリットがあります。

メッセンジャーの仕事のやりがい

メッセンジャーの仕事は、近年需要が高まっており、働く人にとっても人気の高い職業の1つです。

メッセンジャーの仕事にはどのようなやりがいがあるのでしょうか。特にやりがいを感じることができるシチュエーションを2つご紹介しましょう。

1人の時間が取れる

メッセンジャーの仕事のやりがいとしては、1人の時間が取れることが挙げられます。メッセンジャーは、所属する会社への報告などは必須ですが、基本的に仕事中は1人で行動することがほとんどです。

同じエリアで動いている他のメンバーと協力することもありますが、常に誰かと一緒に行動しなければいけない仕事ではないので、自分のペースで働くことができます。

職場でありがちな人間関係に悩まされることが少なく、1人の時間が取れることでプライベートとの両立なども可能になり、仕事にやりがいを感じることができるでしょう。

メッセンジャーの仕事は身体を使う仕事のため、オフィスワークは向いていない人や身体を動かすことが好きな人にとっては、大きなやりがいを感じることができる仕事といえます。

 

感謝の言葉をかけられる

メッセンジャーの仕事は、基本的に緊急性が高いことが特徴です。

  • 送るはずの書類を忘れていた

  • 必要な書類をどうしても時間までに届けなければいけない

  • 当日必着の書類を確実に届けてほしい

など「困っている人を助ける」「急いでいる人の力になる」という要素が含まれています。

 

「宅配便や郵便では間に合わない……」という人が依頼することが多いため、配送が時間までに完了すれば「助かった!」「ありがとう!」など、感謝の言葉をかけられることが多いでしょう。

 

自分の仕事が誰かの感謝に値するものだという意識は、確実にやりがいにつながります。体力的に厳しくても、感謝の言葉をかけてもらえたことで疲れを忘れるというメッセンジャーも少なくありません。

 

メッセンジャーの仕事で使う自転車の選び方

メッセンジャーの仕事に欠かせないのが自転車です。メッセンジャーが使用するタイプは、ロードバイクと呼ばれ、通常の自転車とは少々仕様が異なります。

ロードバイクを初めて購入する人が注意したいポイントは、身体に合ったフレームサイズを選ぶことです。ロードバイクは2cm単位でサイズが展開されているので、乗りやすい適切なサイズを選ぶようにしましょう。

フレームサイズが決まったら、次はフィッティングです。サドルやハンドルの高さなどが自分の身体に合っているかどうかを見極めなければいけません。

初めてロードバイクを購入する際は、見た目で選ぶのもおすすめです。好きな自転車であれば「乗りたい」という気持ちが高まる効果もあります。

 

まとめ

メッセンジャーの仕事にはメリットが多い反面、注意しなければいけないデメリットも存在します。メッセンジャーの仕事を始める場合は、まず自分の働き方を決め、どんな雇用形態・給与形態なのかをしっかりとチェックしましょう。

特に歩合制で働く場合は、歩合率を確認し、相場より低い報酬にならないかをシミュレーションしてみてください。

メッセンジャーの仕事を始める際は、基本的に使用するロードバイクなどを準備しておかなければいけません。やりがいのある魅力的な仕事ですが、身体が資本であることを理解して、自己管理を行うことも必要です。

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