
「ピックゴー」実際に使ってみた!「個人の引っ越し」編
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
荷物の少ない単身引っ越しの場合、通常の引っ越し業者だけでなく、軽貨物運送業者に依頼することもよくあります。なぜなら一般的に引っ越し業者よりも軽貨物運送業者のほうが引っ越し費用の総額を抑えやすいと言われているからです。
24時間365日配送を依頼できるピックゴーで手配できる軽貨物は、個人の引っ越しに利用することも可能です。どれくらいのスピードで依頼できるのか、いくらかかるのかなど詳細についてご紹介します。
個人の引っ越しで軽貨物を利用する主なシチュエーション
実家から出て一人暮らしを始める場合
軽貨物で引っ越しする場合、荷室が広くないため、荷物の量を抑えることが重要です。特に運搬する荷物一つひとつのサイズがさほど大きくなくダンボールなどに収まる場合、軽貨物での引っ越しに向いています。ダンボールに入らない大型の家具や家電などは、転居先で新たに購入するようにしておけば、荷物量を節約できます。また、わざわざ転居先まで運ばなくても良い荷物はそのまま実家に置いておくようにしておけば、運ぶ荷物量をより少なく抑えることができます。
引っ越し作業時に荷物が入りきらなかった場合
引っ越しで起こるトラブルの一つとして、当初の予定よりも運ぶ荷物量が多く、トラックに荷物が入りきらないことが挙げられます。この入りきらなかった荷物を後で運ぶ際に、別途軽貨物などを利用することが考えられます。
ちなみに荷物が入りきらない原因としては大きく2つあります。1つは訪問見積もりを行わず、電話やウェブのみで見積もりした場合。引っ越し業者は直接荷物の量を確認できないため、引っ越しする人の自己申告した荷物量に誤りがあれば起こりえます。2つ目は引っ越し作業時までに一部の荷物の梱包が間に合わなかった場合。引っ越し作業自体をスケジュール通り行えば、梱包できていなかったものを後日送付する必要が生じます。
アドレスホッパーの場合
アドレスホッパーとは定住する家を持たず転々と引っ越しを繰り返す人のことを指します。引っ越しを頻繁に繰り返しているため、そもそも荷物が少ないことが多く、大型の家具や家電を持っていないこともあるため、軽貨物での引っ越しに向いています。また、荷物がそもそも少ないミニマリストにも軽貨物での引っ越しはおすすめできます。
実際にピックゴーを使って運んでみた
運びたいアイテム

今回、運んでみるアイテムの内訳は以下の通りです。
ダンボール(小:140サイズx6個)
段ボールの主な中身は衣類と書籍、CD、電子レンジ、小型冷蔵庫などがメインです。
ピックゴーを実際に利用する流れ (アプリ版: ピックゴーエクスプレス )
STEP1:ピックゴーエクスプレスの利用
まずはスマホで「ピックゴーエクスプレス」のアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリを起動したら、今回の集荷先、配送先、高速使用の有無などの条件を入力します。入力すると配送可能時間や金額が表示されます。事前にかかる費用を確認し、問題がなければ依頼をかけます。
STEP2:ドライバー=配送パートナーの確定
依頼をかけると、ピックゴーに登録している全国の配送パートナーに情報が共有され、依頼内容を受けられる配送パートナーが見つかります。登録している配送パートナー数は軽貨物5万台以上、一般貨物で4000社以上、二輪車は1万5000台以上と業界トップクラスの規模を誇ります。
今回使用するアプリ版の場合は依頼をかけてから自動的にドライバーが選択されますが、法人向けピックゴー:ウェブ版の場合は条件に合うお好みの配送パートナーを選択することもできます。
今回は配送パートナーが決まるまでの時間が、約3分でした。マッチングに関する時間は最短56秒と1分を切っているため、もっと速く配送パートナーが決定することもあります。
STEP3:集荷

配送パートナーが決定すると、集荷に来るまでの時間の目安も表示されます。今回はドライバーの決定から集荷にかかった時間は約25分で、目安通りの時刻で安心できました。
なお、梱包無しの状態でも配送してもらうことは可能ですが、安全に運ぶためには梱包しておくことが望ましいので、到着までの間に梱包作業を進めておくと効率的です。
STEP4:配送
配送パートナーに荷物を渡した後、気になるのが荷物の現在位置。ピックゴーはGPSで配送パートナーの現在位置をリアルタイムで表示できるため、荷物が想定時刻までに届くか確認しないと不安な人にも便利です。
またアプリ上で配達予想時刻も確認できるため、届け先に伝えておくことができます。なお、ウェブ版の場合はGPSの確認画面のURLを届け先など関係者で共有することもできるので、電話での確認など余計なやり取りも減らせます。
STEP5:お届け

配達予想時刻とほぼ変わらず、届け先に荷物が無事届きました(約1時間51分)。
なお荷物は基本的に「軒下渡し」となるため、配達予想時刻になったら荷物を受け取る場所まで来てもらうよう届け先の人に伝えておく必要があります。
※軒下渡し:届け先となる施設の入口や搬入口で荷物を引き渡す納品方法のこと。ご自宅であれば玄関先での受け渡しとなります。
軒下渡しとは?車上渡しや置場渡しとの内容の違い、よくある特徴|ピックゴー物流コラム
STEP6:領収書・請求書の発行
ピックゴーは荷物を届けた後の事務処理手続きも簡単。領収書の発行はアプリ上で簡単に行えます。また、過去の注文履歴もアプリ上でペーパーレスに確認できるので経費精算時などに便利です。
かかった費用と時間
総額:7700円(総移動距離:26km・高速道路の利用なし)
配送までの時間:2時間19分(アプリでの依頼から荷物が届くまで)
今回、実際にピックゴー エクスプレスを利用した結果は上記の通りです。軽バンをレンタルして同じ荷物を運搬する場合、費用はおよそ6,000円程度(6時間レンタル+ガソリン代)で済みますが、レンタカーを借りる時間や返却する時間、ガソリンスタンドに寄る時間などを考えると、合計4時間~4時間半ほどかかる場合も想定されます。
そして自ら運転する必要があるため、運転が苦手な方にはプレッシャーもかかります。その手間を考えると、さほど変わらない金額でプロのドライバーに配送を任せて迅速に荷物を運べるのは便利と言えるでしょう。また、引っ越しの際は何かとやるべきことが多いですから、配送を任せている間は別の荷物を梱包したり掃除などに取り組めるところもお得なポイントです。
利用してみてわかったピックゴーのメリット【個人の引っ越し編】
今回、依頼してみて分かったメリットは大きく3つ挙げられます。
1.ダンボールがメインの場合お得になりやすい
大型トラックが必要になるサイズの家具や家電がなく、ほぼダンボールに梱包できる荷物しかない場合は、軽貨物1台で引っ越しを済ませられます。そうなると、一般的な引っ越し業者に依頼するよりも引っ越し費用を抑えやすい傾向にあります。
なぜなら通常の引っ越し業者が複数人スタッフを用意するのに対し、ピックゴーで依頼した場合、スタッフは配送ドライバー1名だけなので人件費が抑えられるからです。また、引っ越し業者と異なり梱包などのサービスは行わず、ドライバー1人で運べない荷物に関しては依頼者に搬入・搬出を手伝っていただくため、オプション料金も不要です。
2.いつでも引っ越しできる
引っ越し業者は多くの人が新生活を迎える3月~4月が繁忙期であり、予約が集中するこの時期は希望の日時で引っ越しできないこともあります。しかし、ピックゴーであれば今空いている軽貨物業者に配送を依頼できるため、365日いつでも好きなタイミングで引っ越しを依頼できます。
3.料金体系が明朗
ピックゴーは発注前に費用の総額を知ることができ、明朗会計です。一方、引っ越し業者は繁忙期など需要が高い時期は合わせて値上げされる傾向にあります。ピックゴーは時期による料金の違いがないため、その点でもピックゴーでの引っ越しはお得と言えます。
まとめ
アプリ「ピックゴー エクスプレス」を使えば、引っ越しも「即・スマホで手配」が当たり前。時間や手間をかけず、スムーズに荷物を運びたいあなたにぴったりのサービスです。アプリをダウンロードして会員登録すれば、たった30秒ほどで準備完了。配送依頼は画面で集荷場所・配達先・時間を入力するだけ、見積もりもその場で確認できます。最短1分でドライバーが決まり、最短30分以内の集荷・配送が可能です。
さらに、24時間365日のサポート体制を完備しているため、夜間や休日でも安心して利用できます。 引っ越し用の家具や家電など大きな荷物も車両に載る範囲であれば対応可。急な配達ニーズにも柔軟に応えてくれます。
「重い荷物の運搬が不安」「レンタカーを借りに行く時間がない」そんな悩みを抱えているなら、今すぐアプリをインストールして、ピックゴー エクスプレスで手軽で安心な引っ越し体験を始めましょう。