
「ピックゴー」実際に使ってみた!「修理のための配送」編
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
お気に入りのバイクが故障してしまった。ベッドが壊れてしまった。テレビが突然動かなくなった…。
そのように大型の製品が故障してしまい、今すぐ修理を依頼したいときは、24時間365日配送が可能なピックゴーの利用が便利です。ここでは、配送にかかる時間や費用の詳細についてご紹介します。
目次[非表示]
- 1.修理のために配送サービスを利用する主なシチュエーション
- 1.1.修理したい製品が大きく持ち運びが容易でない場合
- 1.2.修理を受け付ける店が近隣にない場合
- 1.3.自ら運ぶ暇がない場合
- 2.実際にピックゴーを使って運んでみた
- 2.1.運びたいアイテム
- 2.2.ピックゴー を実際に利用する流れ(※ピックゴーエクスプレス アプリ版)
- 2.3.かかった費用と時間
- 3.利用してみてわかったピックゴーのメリット【大型荷物の引き渡し編】
- 3.1.自分で運ぶよりも安心できる
- 3.2.急ぎで店舗に持ち込める
- 4.【目的別】サービスの選び方
- 4.1.ピックゴー「アプリ版」「ウェブ版」どちらを選べば良い?
- 4.2.【目的別】向いているサービス
- 4.3.よくある質問
修理のために配送サービスを利用する主なシチュエーション
修理したい製品が大きく持ち運びが容易でない場合
自転車やバイク、大型家具・家電など、修理したいものが大きい場合、店によっては自宅まで修理に出向いてくれる出張修理サービスに対応している場合があります。しかし、別途費用がかかったり、出張可能なエリアに制限があったりすることも。そのような場合、店に持ち込む際に配送サービスを利用するのが良いでしょう。
修理を受け付ける店が近隣にない場合
住んでいる地域によっては、修理を受け付けてくれる店が自宅の近隣にない場合もあります。また、自宅から離れた店舗で購入していた場合、家の近くに別の専門店があったとしても、購入店のほうが修理費用は安いというケースもあり、その際には配送サービスを利用することが考えられます。
自ら運ぶ暇がない場合
購入店が近くにあっても、店に持ち込むための時間が取れないこともあります。仕事が忙しかったり、子どもの世話で手が離せなかったりする人は配送サービスの利用を考えてみても良いでしょう。
実際にピックゴーを使って運んでみた
運びたいアイテム
今回、運んでみるアイテムの内訳は以下の通りです。
- 自転車 1台
今回配送する自転車は主にブレーキ部分が故障しています。修理を機に新たにパーツを取り付けたいと考えています。
ピックゴー を実際に利用する流れ(※ピックゴーエクスプレス アプリ版)
STEP1:ピックゴーエクスプレスの利用
まずはスマホで「ピックゴーエクスプレス」のアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリを起動したら、今回の集荷先、配送先、高速使用の有無などの条件を入力します。入力すると配送可能時間や金額が表示されます。事前にかかる費用を確認し、問題がなければ依頼をかけます。
STEP2:配送パートナーの確定
依頼をかけると、ピックゴーに登録している全国の配送パートナーに情報が共有され、依頼内容を受けられる配送パートナーが見つかります。登録している配送パートナー数は100,000(4輪・2輪)一般貨物7000台以上と業界トップクラスの規模を誇ります。
今回のアプリ版の場合は、依頼をかけてから自動的にマッチングしますが、ウェブ版の場合は条件に合う配送パートナーを選択することもできます。
今回は配送パートナーが決まるまでの時間が、約2分半でした。マッチングに関する時間は最短56秒と1分を切っているため、より速く配送パートナーが決定することもあります。
STEP3:集荷
配送パートナーが決定すると、集荷に来るまでの時間の目安も表示されます。今回はマッチングから集荷にかかった時間は約30分で、目安通りの時刻で安心できました。
なお、梱包無しの状態でも配送してもらうことは可能ですが、安全に運ぶためには梱包しておくことが望ましいので、到着までの間に梱包作業を進めておくと効率的です。
STEP4:配送
配送パートナーに荷物を渡した後、気になるのが荷物の現在位置。ピックゴーはGPSで配送パートナーの現在位置をリアルタイムで表示できるため、荷物が想定時刻までに届くか確認しないと不安な人にも便利。
また、画面では配達予想時刻も確認できるため、届け先に伝えておくことができます。なお、ウェブ版の場合はGPSの確認画面のURLを届け先など関係者で共有することもできるので、電話確認の余計なやり取りも減らせます。
STEP5:お届け
配達予想時刻とほぼ変わらず、届け先に荷物が無事届きました(約39分)。ちなみに、ウェブ版の場合は作業が完了するとメールで連絡が来るため、届くまで別の作業に集中できるのもメリットです。
なお、荷物は基本的に「軒下渡し」となるため、配達予想時刻になったら、荷物を受け取れる場所まで来てもらうよう届け先の人に伝えておくようにしましょう。
※軒下渡し:届け先となる施設の入口や搬入口で荷物を引き渡す納品方法のこと。ご自宅であれば玄関先での受け渡しとなります。
STEP6:領収書・請求書の発行
ピックゴーは荷物を届けた後の事務処理手続きも簡単。領収書の発行はアプリ上で簡単に行えます。また、過去の注文履歴もアプリ上でペーパーレスに確認できるので経費精算時などに便利です。
かかった費用と時間
- 総額:7090円(総移動距離:12km・急ぎの為高速道路利用)
- 総時間:1時間11分半(アプリ利用開始から荷物が届くまで)
今回のピックゴー利用の結果は上記の通りです。
同じ内容でレンタカーを借りて運搬しようとすると、費用はおよそ5000円程度(6時間レンタル+ガソリン代)で済みますが、レンタカーを借りる時間や返却する時間、ガソリンスタンドに寄る時間などを考えると、合計2時間~2時間半ほどかかる場合も想定されます。
しかも自ら運転しなければならずプレッシャーもかかります。その手間を考えたら、さほど変わらない金額で、プロの運転で迅速に荷物を配送でき、その間は別の作業に取り組めるところも便利です。
利用してみてわかったピックゴーのメリット【大型荷物の引き渡し編】
今回、依頼してみて分かったメリットは大きく2つ挙げられます。
自分で運ぶよりも安心できる
自ら自転車を運ぶには、自転車を乗せられる車両を用意して運転しなければなりません。当然慣れていなければ事故を起こしてしまうリスクもあります。ピックゴーに登録している配送パートナーはプロのドライバーばかりなので、自分で運ぶよりは破損リスクも低いと考えられます。また、運営会社が包括して貨物保険に加入しているため、万が一破損が起きても安心です。
急ぎで店舗に持ち込める
ピックゴーは日本全国24時間365日いつでもどこでも依頼可能なのが大きな特徴。そのため、急ぎで修理したい場合などに特に便利です。
なお、今回は「PickGoエクスプレス アプリ版」を使用しましたが、「PickGoエクスプレス ウェブ版」では、配送パートナーを選ぶことができるのもポイント。例えば発注依頼時に、自転車の配送に慣れている人などの条件を細かく指定することができます。慣れている配送パートナーに依頼できれば、かかる時間も少なく、用意しておくべき梱包方法についても相談しやすいと言えます。ただし、「PickGoエクスプレス ウェブ版」は法人向けサービスのため、個人としての利用はできませんのでご注意ください(「アプリ版」は個人でも利用できます)。
【目的別】サービスの選び方
ピックゴー「アプリ版」「ウェブ版」どちらを選べば良い?
ピックゴーで緊急配送を依頼する際のサービス「ピックゴー」は、スマホで依頼する「アプリ版:エクスプレス」とPCを利用する「ウェブ版」との2種類に分かれています。
それぞれ特徴が異なるので、依頼内容や利用目的に応じてふさわしいサービスを選ぶようにしてください。大まかな違いは下表の通りです。次の見出しからシチュエーションごとに「アプリ版」「ウェブ版」どちらにすべきかを解説していきます。
【目的別】向いているサービス
ピックゴーエクスプレス アプリ版
- 今すぐ利用したい
とにかく今すぐ利用したい、すぐに荷物を運びたい人にとってはアプリ版のほうが便利。アプリ版はウェブ版よりも手軽に登録でき、目的地などを入力するだけで発注まで行えます。発注時には金額と時間の目安が表示されるのも便利です。なお、ウェブ 版は法人登録が必要で登録までに10~15分ほどかかります。
- スマホだけで作業を完結させたい
出先でスマホしか持っておらずPCを持ち合わせていない。そんな場合はアプリ版がおすすめです。配送パートナーの手配・発注から決済処理まですべてスマホ1台で完結できます。
ピックゴーエクスプレス ウェブ版
- 荷物を大量に運びたい
ウェブ版はアプリ版と異なり、軽貨物だけでなく、2t ~10t トラックを手配することができるのがポイント。軽貨物に収まりきらない量の荷物がある場合はウェブ版のほうが便利です。また、ウェブ版では車両を複数台呼ぶことができます(アプリ版は1台まで)。
なお、軽貨物1台で運べる荷物の量は以下の通りですので、手配時の参考にしてください。ピックゴーで手配する軽貨物に詰め込める荷物の量は、縦180cm×横130㎝×高さ120mの荷室に入る量です。ダンボール(小)で換算すると約46個、トランクケースでは約35個、自転車で約3台の計算になります。
- 請求書払いで決済したい
経費の立て替えではなく、請求書払いで利用したい人にとってはウェブ版がおすすめ。ウェブ版は法人向けのサービスのため、請求書払いに対応しています。なお、アプリ版でも経費精算用に領収書を発行することは可能です。
- 社内で複数ユーザーでも利用したい
社内でピックゴーのサービスアカウントを共有したい場合はウェブ版のほうが便利です。部署内で共有するアカウントを作成して複数人で利用することができます。一方、アプリ版はスマホで利用するため、1人・1アカウントでの使用が想定されたシステムとなっています。
- 継続的に利用したい
ピックゴーのサービスを利用して、今後も継続的に利用したい場合はウェブ版のほうが使いやすいと言えます。過去の発注履歴を参照できるため、似たような発注を依頼することが多い場合は、履歴のコピペを利用できるので発注時の手間が省けます。
また、依頼に応募してきた配送パートナーを選択できるため、以前仕事を頼んで印象の良かった人、自社の作業に慣れた人などを再び指名して依頼することも可能。
アプリ版で緊急配送を単発で利用した際、サービスのメリットや使いやすさを少しでも感じたら、後日ウェブ版の登録を行うことをおすすめします。ウェブ版の登録作業を済ませておけば、利用目的に合わせて使い分けできるためとても便利です。
よくある質問
よくある質問への回答については、以下のリンク先からご確認ください。
法人利用をご検討の場合は
今すぐスマホで呼びたい場合は
⇒ピックゴーエクスプレス アプリ版をダウンロード