
路線便とチャーター便の違いと選び方|混載便との関係・料金相場も解説
こんにちは。物流に関する知識をまとめたメディア「ピックゴー物流コラム」編集部です。
荷物を運ぶ際の輸送サービスとして主に「路線便」と「チャーター便」の2種類が挙げられます。
それぞれメリット・デメリットが異なるため、目的に合わせて使い分けることが重要です。
この記事では路線便とチャーター便、それぞれの輸送方法の違いや、料金設定の仕組み、それぞれの特徴の違いからどういう用途に向いているのかについてご紹介します。
先に結論をお伝えすると、日数に余裕があり費用を抑えたいなら路線便、今日中・時間指定・積み替えを避けたい荷物ならチャーター便が向いています。次のどれかに当てはまるなら、チャーター便を検討しましょう。
今日中、または決まった時刻までに届けたい
精密機器や大きな荷物など、積み替えで傷つけたくない
冷蔵・冷凍など、温度管理が必要
1か所の届け先へ、まとまった量を運びたい
急ぎの荷物をチャーター便で送りたい方へ
今日中に届けたい荷物や、積み替えを避けたい荷物には、車両を貸し切るチャーター便が向いています。
ピックゴーの緊急配送サービスで、対応車種や依頼方法をご確認ください。
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路線便とチャーター便、どちらを選ぶべき?

どちらを選ぶかは「いつまでに届けたいか」「どんな荷物か」「量と届け先」の3点でほぼ決まります。
まずは次の表で、自社の荷物がどちらに近いか確認しましょう。
判断軸 | 路線便が向いているケース | チャーター便が向いているケース |
|---|---|---|
料金重視 | 荷物が小~中サイズ、混載で問題ない | 時間指定・直行便でもコストを抑えたいときは時間チャーターが有利な場合も |
納期(スピード) | 翌日~数日以内 | 当日配送・時間厳守・急ぎの案件 |
積み替えリスク | 混載のため一定リスクあり | 積み替えなし(直行)で破損リスクを最小化 |
配送エリア | 長距離・全国一律の体系向き | 都市部〜地方の“点と点”を最短で結びたい場合 |
配送時間の指定 | 細かい指定が難しい | 深夜・早朝・ピンポイント時間指定が可能 |
お荷物の性質 | 量がまとまった日用品・一般貨物 | 医療品・精密機器・食品(水物)などシビアな荷扱い |
依頼のタイミング | 事前計画に向く | 今日中・数時間後などの緊急依頼 |
チャーター便を選んだほうがいいケース
チャーター便が急ぎに強いのは、荷物を積んだ車両がそのまま届け先へ向かい、拠点での仕分けや積み替えを待たないためです。
集荷や到着の時刻も相談しやすい一方、車両の空き状況や距離によっては希望の時刻に間に合わないこともあるため、急ぎのときほど早めに相談しましょう。
チャーター便は、次のような荷物に向いています。
今日中・数時間以内など、到着時刻が決まっている荷物(部品の緊急補充や欠品への対応など)
積み替えによる破損を避けたい荷物(精密機器、撮影機材、美術品など)
大きい・長い・重いなど、路線便では取り扱いが難しい場合がある荷物
冷蔵・冷凍などの温度管理が必要な荷物(対応する車両の手配が必要)
1台分に近い量を、1か所の届け先へまとめて運ぶ荷物
路線便で十分なケース
反対に、小さな荷物を全国の複数の届け先へ送る場合や、到着まで数日の余裕がある場合は、路線便や宅配便のほうが費用を抑えやすい傾向があります。
路線便の締切や到着までの日数は、事業者や地域によって異なります。急ぐかどうか迷うときは、届けたい日時から逆算して確認しましょう。路線便とチャーター便のメリットや料金の違いは、このあとの章で詳しく解説します。
時間指定や荷物の条件に合わせて車両を手配したい法人の方へ
チャーター便なら、必着時刻や荷物の大きさ・扱い方に合わせて車両を手配できます。
急な配送が必要になったときは、ピックゴーの緊急配送で対応内容や依頼の流れをご確認ください。
路線便とチャーター便の違い

路線便とチャーター便がどう違うのか、それぞれの定義と運び方の面からご紹介します。
路線便とチャーター便の定義
路線便とは、1台の車両に複数の依頼主の荷物を載せ、決まった拠点と配送ルートを経由して目的地まで運ぶ輸送方法のことです。
正式名称は「特別積合せ貨物運送」ですが、一般的には「混載便」とも呼ばれています。
配送拠点ごとに荷物の仕分けと積み替えが行われて、リレー方式で配達先へと荷物を届けるのが特徴です。
なお、物流企業同士が連携して、納品先が共通する複数の依頼主の荷物を1台の車両で運ぶ場合は「共同配送」と呼ぶこともあります。
一方、チャーター便は1台の車両に依頼主のみの荷物を積み込み、目的地まで運搬する輸送手段のことを指しており、貸し切り便とも呼ばれます。
依頼主が単独のため、経由地で荷物を積み替える作業は発生せず、出荷された場所から配達地へと直接荷物を届けます。そのため、路線便よりも早く荷物を届けることができます。
混載便とは?路線便・チャーター便との違い
混載便とは、複数の荷主の荷物を1台の車両に積み合わせて運ぶ輸送の呼び方です。
「混載便」という言葉自体に法律上の定義はなく、事業者によって指す範囲が少し異なります。
路線便は、この混載便の代表的な形です。貨物自動車運送事業法では「特別積合せ貨物運送」として、営業所などで集めた貨物を仕分けて積み合わせ、ほかの事業場へ定期的に運び、配達に必要な仕分けを行う運送と定められています。
決まった拠点と路線を使って運ぶ点が、路線便の特徴です。
一方で、数パレット程度の中ロットの荷物を方面ごとにまとめて運ぶサービスや、複数の企業が共同で行う配送を「混載便」と呼ぶ事業者もあります。依頼するときは、拠点での積み替えがあるか、到着までに何日かかるかを確認しておくと安心です。
3つの輸送方法の違いを整理すると、次のとおりです。
混載便:複数の荷主の荷物を1台に積み合わせて運ぶ輸送の総称。料金は荷物の量に応じて決まりやすい
路線便:混載便のうち、決まった拠点と路線を使って定期的に運ぶもの(特別積合せ貨物運送)。拠点で仕分け・積み替えを行う
チャーター便:1台の車両を1社(1人)の荷主が貸し切って運ぶ輸送。ほかの荷物と積み合わせず、集荷先から届け先へ直接運ぶ
つまり「路線便と混載便の違い」は言葉が指す範囲の違いで、「混載便とチャーター便の違い」は車両をほかの荷主とシェアするか、1台を貸し切るかの違いです。
関連記事:チャーター便とは?意味・貸切便との関係、混載便との違いと使い分けを解説
路線便やチャーター便を利用するメリットの違い

路線便とチャーター便、それぞれには異なるメリットがあります。
メリットの違いを踏まえた上で、用途に合わせて使い分けましょう。
路線便を利用するメリット
- 配送コストを抑えやすい
小口配送の場合、チャーター便と比較して、路線便のほうが荷物1個あたりの配送コストの価格を抑えやすい傾向にあります。
なぜかというと、路線便では複数の荷主から依頼された荷物を、車両をシェアして運送するためです。
1台まるまる貸し切りにするチャーター便と異なり、運んでもらう荷物の量に見合った配送料金で済むのです。
- 全国へ配送できる
一般的に路線便は全国の地域に荷物の配送が可能です。
全国に拠点がある大手の運送会社であればそのまま各地に配送できますし、対応していない地域があったとしても、別の運送会社と連携してリレー方式で運ぶため、配送してもらえるケースがあります。
一方、チャーター便の場合は長距離輸送を実施している運送会社もありますが、基本的に事前予約が必要だったり、繁忙期には車両を確保しにくかったりすることが多いため、全国に配送する場合は路線便のほうが向いています。
チャーター便を利用するメリット
- スピーディーな輸送を期待できる
路線便は複数の拠点を回りながら荷物を目的地に届けるため、集荷から配送までに時間がかかりやすいというデメリットがあります。
これに対してチャーター便は、単独の荷主の荷物のみ運ぶため、中継地点で荷物の積み替えや仕分けなど配送時間のロスがないのが大きなメリット。大口の荷物であっても最短ルートで配達できます。リードタイムを短縮できるため、届け先の顧客満足度の向上などが見込めます。
- 輸送事故のリスクを軽減できる
チャーター便は、荷物の破損・汚損・取り違い・口割れなどのリスクがある積み下ろし作業について、基本的に1回のみで済みます。
路線便は他の荷主の荷物も運び貯め、積み下ろし作業が複数回発生するため、チャーター便のほうが輸送事故のリスクは少なくなると言えます。
- 臨機応変に対応してもらいやすい
チャーター便は貸し切りであるため、路線便では積み込みにくい荷物を積むなど臨機応変に対応してもらいやすくなります。
サイズの大きい荷物や尺が長い荷物、壊れやすい荷物、梱包できない荷物、冷蔵・冷凍状態で運送しなければならない荷物、高級品など、通常の路線便では対応しにくい荷物の発送を依頼できる場合があります。
料金の決まり方の違いとチャーター便の相場

ここまで、路線便とチャーター便の違いやメリットについて紹介してきました。
この章では、料金の仕組みについて見ていきましょう。
路線便とチャーター便の料金の仕組み
路線便の場合には、荷物の重量と移動距離をもとに料金を決めるのが一般的です。
この場合の荷物の重量に関しては、実重量と容積重量のいずれか重いほうで計算することになっています。
実重量とは実際の重量を指し、容積重量とは荷物のサイズ(幅×奥行き×高さ)から換算した重量のことを指します。
一方、チャーター便の場合は、手配する車両の種類と走行距離、また所用時間などによって料金が決まる仕組みです。
荷物の重量によって手配する車両の種類は変わってくるため、荷物のサイズや量も料金に関係してきます。
チャーター便の料金が変わる要素と相場の目安
チャーター便の料金は、主に次の要素で変わります。
車種:軽貨物、2t・4t・10tトラックなど。車両が大きいほど高くなる
走行距離・拘束時間:走る距離や、集荷から配達完了までにかかる時間
時間帯・曜日:深夜・早朝や休日、繁忙期は割増になることがある
作業・待機:積み込み・荷下ろしの作業や、現地での待ち時間
車両の仕様:冷蔵・冷凍車、パワーゲート付きなど
実費:高速道路などの有料道路料金、燃料サーチャージ
国土交通省が告示しているトラック運送(一般貨物自動車運送事業)の「標準的な運賃」でも、貸切運送の運賃は距離制と時間制で示されています。
休日や深夜・早朝(午後10時〜午前5時)の運送、冷蔵・冷凍車には割増が設けられ、待機時間料や積込料・取卸料、有料道路利用料は運賃とは別に扱われます。実際の料金は事業者ごとに異なるため、考え方の目安として参考にしましょう。
相場の一例として、ピックゴーのチャーター(緊急配送)サービスでは、料金の目安を軽貨物車両で4,950円〜、トラックで29,500円〜と案内しています(2026年9月時点)。時間帯や曜日、季節、地域などによって料金が変わる仕組みのため、正確な金額は配送条件を入れて確認しましょう。
関連記事:チャーター便の料金相場|軽貨物・2t・4t・大型の目安と料金の仕組み
チャーター便の料金を事前に確認したい方へ
チャーター便の料金は、車種や走行距離、時間帯などの条件によって変わります。
ピックゴーに無料でアカウント登録しておけば、配送条件を入力して料金を確認したうえで依頼へ進めます。
チャーター便の手配には「ピックゴー」の利用がおすすめ
急ぎの配送に便利なチャーター便。ここではおすすめのサービスである「ピックゴー」について詳しく紹介します。
ピックゴーとは?
ピックゴーとは、物流×ITのプロフェッショナルであるCBcloud株式会社が手がける配送プラットフォームです。
配送プラットフォームとはインターネットを利用して荷主とドライバーを直接結びつけるサービスのことで、荷主にとって効率的に仕事を依頼できるため近年伸びている市場です。
ピックゴーには、軽貨物で100,000台以上(バイク・自転車含む)、一般貨物(2トン~10トン車)で3,000社以上の配送パートナー(ドライバー)が登録しています。この登録数は日本最大級のため、ドライバーを見つけるまでの時間がかかりにくく、1分以内に配車できる場合もあります。緊急配送や即日配送、日時指定配送にも迅速に対応しているため、急ぎのチャーター便を手配したいときに便利です。
(注)掲載している数値は2025年5月時点のものです。
チャーター便の利用時にピックゴーをおすすめできる理由
特にピックゴーの便利なポイントは、荷主の要望に応じて多様な種類の車両を当日チャーターできるところです。
近隣への小型荷物の配送に便利な軽貨物車両だけでなく、小型・大型トラックや、食品の輸送などに便利な冷蔵・冷凍車といった特殊車両も指定できます。
また、24時間365日、全国どこからでも簡単に車両を手配できるのもおすすめポイントのひとつ。
スマホのアプリやWebで簡単に依頼できるため、電話やFAXで依頼するときのように折り返しの連絡を待つなどの面倒な手続きが不要です。
ピックゴーでチャーター便を依頼する流れ
ピックゴーでは、Webから次の流れでチャーター便(緊急配送)を依頼できます。
アカウント登録:必要な情報を入力し、無料でアカウントを登録する
配送の依頼:Webで集荷先・届け先・荷物などの情報を入力して依頼する(本見積もりはアカウント登録後に可能)
ドライバーの決定:エントリーがあったドライバーの中から決める(決定するまで費用はかからない)
配送状況の確認:リアルタイムの運行状況や配送ステータスを確認できる
急ぎの依頼でも、集荷先・届け先・荷物の大きさと量・必着時刻を先にまとめておくと、入力から手配までがスムーズです。
関連記事:トラックチャーターは即日手配できる?料金・流れ・注意点を解説
路線便とチャーター便の使い分けは、メリットの違いを比較した上で検討を!

今回は路線便とチャーター便の違いについてお伝えしました。
それぞれメリットが異なるので、コストを優先するなら路線便、配送スピードを優先するならチャーター便と、目的に応じて使い分けると良いでしょう。
関連記事:路線便とは?宅配便・ルート配送との違いやメリット・デメリットを解説
チャーター便で急ぎの配送を手配したい方へ
今日中に届けたい荷物が出てから依頼先を探すと、手配に使える時間が短くなりがちです。
ピックゴーに無料でアカウント登録しておけば、急ぎのときもすぐに配送料金の見積もりと依頼へ進めます。


